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「日本と世界が出会うまち・堺 2014」プロジェクト(終了しました。)

更新日:2022年12月22日

 堺市博物館、大阪大学歴史教育研究会の共催事業として、堺の国際交流の歴史などにスポットをあてた「日本と世界が出会うまち・堺 2014」プロジェクトを実施します。

 このプロジェクトは、主に高校生を対象にして、公募形式によって堺の国際交流の歴史等を研究発表してもらうとともに、歴史を知ることの意義についての一般市民向けの講演も実施するものです。

 堺は、ユネスコ世界文化遺産登録をめざす百舌鳥古墳群が造営された古代以来、アジアをはじめとする多彩な国際交流の歴史をを持っています。とりわけ、15世紀から17世紀には、日明貿易、琉球貿易、「南蛮貿易」、朱印船貿易などの国際交易で繁栄し、「日本のベニス」と呼ばれました。千利休に代表される茶の湯文化なども、この時代に大きく花開きました。このような堺の国際交流の歴史等を学習・研究することにより、日本や世界の歴史に対する理解を深めるとともに多文化共生の心を育み、アジアをはじめ世界各地域との新たな架け橋となる人材の育成をめざします。

プロジェクトの概要

(1)高校生等による研究発表の公募

主に大阪府内の高校生を対象として、堺の国際交流の歴史等に関する研究を
2014年(平成26年)5月に公募し、(2)で発表してもらいます。

(2)「日本と世界が出会うまち・堺 2014」研究発表・講演会

【日 時】 2014年(平成26年)9月15日(祝日) 13時~17時
【場 所】 堺市内ホール(サンスクエア堺ホール)
【内 容】 1 中学生・高校生のグループによる研究発表
2 桃木 至朗・大阪大学教授による講演

後 援

大阪府教育委員会

協 力

 「日本と世界が出会うまち・堺 2014」プロジェクト研究会
 (プロジェクトの趣旨に賛同していただいた高校教員で構成)

【参考】2013年プロジェクト

昨年、2013年(平成25年)の取り組みは、こちらをご覧ください

「日本と世界が出会うまち・堺 2014」研究発表・講演会を開催しました

日時

2014年(平成26年)9月15日(祝日)13:00~17:00

場所

サンスクエア堺ホール(JR阪和線堺市駅下車すぐ)

中学生・高校生による研究発表

 平成26年(2014年)4月から5月に、高校生などを対象として、堺の国際交流の歴史やユネスコ世界文化遺産などに関する研究発表を公募したところ、大阪府、兵庫県、山口県の5つの中学校・高等学校から下記の7グループの応募があり、研究テーマも中世の歴史から世界遺産までと幅広いものとなりました。
【発表順】
1.山口県立豊浦高等学校 総合文化部 郷土研究班
 ▽題名 萩反射炉と近代化
 ▽発表形式 パワーポイント
2.大阪府立堺東高等学校 堺学講座 堺色苦労婆Z
 ▽題名  世界から堺へ、堺から世界へ ~鉄砲と堺打刃物
 ▽発表形式 パワ―ポイントと劇
3.帝塚山学院高等学校 歴史研究部
 ▽題名 歴史を紡ぐ阪堺電車
 ▽発表形式 パワーポイント
4.帝塚山学院泉ヶ丘高等学校 帝泉GUTS!!
 ▽題名 千 利休の一生
 ▽発表形式 劇とクイズ
5.雲雀丘学園中学校 女子グループ
 ▽題名 インスタントラーメンは世界を結ぶ
 ▽発表形式 パワーポイント
6.雲雀丘学園高等学校 ヒ-girls
 ▽題名 宣教師が見た堺の繁栄
 ▽発表形式 パワーポイント
7.雲雀丘学園中学校 男子グループ
 ▽題名 羽ばたけ! 大阪国際空港
 ▽発表形式 パワーポイント

 研究発表に対する審査は、3人の審査員により行いました。審査基準は「(1)堺や対象地域の歴史の取り上げ方について(2)世界史や国際交流の視点について(3)研究内容の深さについて(4)発表のうまさについて(5)総合的な評価点」の5項目で、それぞれ10点満点、合計50点満点(3人で150点満点)としました。審査結果と講評は添付資料のとおりです。

講演

 研究発表終了後、大阪大学歴史教育研究会代表の桃木至朗・大阪大学大学院教授による「『市民のための世界史』を堺から発信する」と題した講演がありました。
 堺をはじめとする日本の歴史は世界の歴史の中で、いろいろと比較したり繋がりを考えたりすることによって、より深い理解ができ現在の私たちの暮らしや生活にも役立つこものになるということを、具体的な事例(千利休、小西行長、ベトナム・ホイアンにある具足君の墓、南海ホークス、東洋の魔女など)も紹介していただきながら、分かりやすく展開していただきました。

高校生・中学生の皆さん! 堺の国際交流の歴史や世界遺産などの研究発表を公募しています!【公募終了しました】

対 象

3人以上で構成された高校生のグループ(中学生も応募できます)

研究テーマ

(1)堺の国際交流等の歴史に関するもの(時代は問いません)
  【例】
 [古 代]
○巨大古墳の造営に渡来人はどう関わったの?
○百舌鳥古墳群の世界遺産登録についてクイズで考えてみよう!
[中近世]
○利休が愛した茶菓子を再現しよう!
○キリシタン音楽を聴いてみませんか?
○南蛮屏風のファッションを着てみよう!
○黄金の日日・堺の町並みをCGで再現すれば
○南蛮貿易を劇で再現
 [近現代]
○与謝野晶子とパリ~ロダンとの交流を探る~
など

(2)堺やあなたの町の世界遺産、無形文化遺産、記憶遺産に関するもの

※研究に関して助言を必要とされるグループには、共催団体の学芸員・教員などが相談に応じます。また、夏休み期間中の7月下旬または8月上旬に、堺市博物館で研究中間発表会を開催し、事前の打ち合わせも行う予定です。

発表形式

1.形式は自由です。
 【例】
○パワーポイントを使った発表 ○模造紙などでの発表 ○実物模型などを使った発表
○紙芝居 ○劇 ○演奏 ○ファッションショー など

2.9月15日(祝日)に堺市内ホールで開催する「日本と世界が出会うまち・堺 2014」
研究発表会で発表していただきます。発表時間は15分前後とさせていただきます。

顕 彰

1.参加グループには、奨励賞として堺市博物館無料招待券を差し上げます。
また、発表内容は、本プロジェクトのホームページでの配信などで紹介していきます。
2.優秀な研究発表をしたグループには、優秀賞として賞状と記念品を差し上げます。

応募方法

下の応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し、
堺市博物館学芸課まで電子メールへの添付によって提出してください。
メールの件名には「研究発表の応募」と明記してください。

公募締切

2014年6月23日(月曜)【延長しました】

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このページの作成担当

文化観光局 歴史遺産活用部 博物館 学芸課

電話番号:072-245-6201

ファクス:072-245-6263

〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館

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