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SMIプロジェクトにかかる意見交換会(令和4年9月3日開催)

更新日:2022年10月7日

開催日時

令和4年9月3日(土曜)10時00分~12時00分

会場

フェニーチェ堺 文化交流室A・B

参加者

5人

意見交換会の流れ

  1. SMIプロジェクトに関する説明、質疑応答
  2. 意見交換(テーマ:都心部の回遊性の向上)

SMIプロジェクトに関する質疑議事録

参加者

 このような大きなプロジェクトにも関わらず、意見交換会の出席者が少ない。また、市長が出席して説明するような内容である。市民への説明は今回限りではなく、理解が得られるまで説明してほしい。

堺市

 何回とはいえないが、できる限りやりたい。

参加者

 ウォーカブルなど横文字が多くて分かりにくい。大阪万博に間に合わせるとあるが、なぜか。なにわ筋線は、関西空港と新大阪を結ぶものだが、堺駅で降りる人がいるのか。

堺市

 海外からもたくさんの人が来るので、堺駅でも多くの方に降りてもらい、堺の先進性もアピールしたいと考えている。

参加者

 オープンカフェの事例を示しているが、常設ではなく、月1回の土日しかやっていないのでは。堺市でも国の制度を使ってオープンカフェを設置できるのか。

堺市

 国の制度はあるが、調整までしているわけではない。今回は方向性を示したもので、意見交換もした上で、進めていきたいと考えている。

参加者

 大小路交差点の改良イメージについて、例えば、阪堺線で北から来た人は、堺東駅方面にはバリアフリーで乗り換え可能であるが、反対の堺駅方面には、阪堺線の軌道を横断して乗り換えることになり、危険である。

堺市

 軌道を横断する必要があり、信号を設置するなどの安全対策も必要。めざすイメージを図にしたもので、警察などの関係機関と協議はこれからである。

参加者

 美原の住民にアンケート調査したのか。SMI美原ラインを望んでいる人はいるのか。

堺市

 アンケート調査をしたわけではないが、直通バスを望む意見は頂いている。

参加者

 SMI美原ラインの終点は美原区役所か。富田林(近鉄の川西駅)や千早赤阪村まで伸ばしていくのであれば、近鉄であったり千早赤阪村であったりに費用負担も求めていくべき。

堺市

 まずは美原区役所と考えている。

参加者

 SMI美原ラインについて、美原の方々は、区役所と自宅の間の移動が大変なのであり、堺東への直通バスなどは望んでいないのではないか。高齢者は身近で便利なものを望んでおり、美原で困っていることを一つでも解決していくべき。中央環状線を走らせるためには用地の確保など、費用がかかると思われ、2030年までに実現することは難しいのではないか。

堺市

 SMI美原ラインについては、まずは直通のバスを走らせるとことから着手するもので、新たな土地の購入や、新たに建設するものがあるわけではない。

参加者

 かつて堺区に住んでおり、堺東の衰退は実感している。壮大なことをやろうとしているようだが、実現可能な計画を立ててほしい。

参加者

 次世代モビリティは、若い人は使わないように思う。対象はどのように考えているのか。

堺市

 対象は、高齢者の方で複数の観光スポットを周遊したい人などを考えている。また、観光で、乗り物での移動自体を楽しんでもらうことも想定している。

参加者

SMI都心ラインを南海バス以外の事業者に担わせるのか。

堺市

 南海バスに運行を担ってもらいたいと思っている。しかしながら、SMIプロジェクトでは、CaaSや次世代モビリティ、自動運転などにも取り組むので、南海バスだけではできないこともあり、その部分は他の事業者に担ってもらう必要がある。

参加者

 CaaSについては、今の民間アプリで十分で、金をかけて構築する必要はない。

堺市

 都心の情報を集約して提供したい。その際、民間のアプリを活用していくこともあると考えている。

参加者

 大小路交差点を改良することで便利になるというが、1日に乗り換えをする人はどれくらいいるのか。現状の阪堺線とシャトルバスとの乗換人数をしっかり把握し、必要性を吟味すべき。

堺市

 昨年の調査では、多い時間帯で1時間に10人弱程度。1日は把握していない。大小路交差点の改良については、あくまでイメージであり、今後、よりよい形を検討していきたい。

参加者

 かつて、大小路筋の歩道を増やして車線を減らすことで賑わいがでるといわれたが、実際には売り上げも減り、店舗も減った。これまで行政の取組で賑わったことはない。また、堺市は、決まったことを上から押しつけてくる印象である。情報をしっかり共有しながら、皆が納得する形で進めて頂きたい。

堺市

 了解した。

参加者

 SMIプロジェクトよりも、魅力を高める取り組みを進めるのが先なのではないか。

堺市

 現在、交通とまちづくりを合わせたビジョンとして都心未来創造ビジョンの策定を進めており、今年度策定をめざしている。

参加者

 地価公示価格について、三大都市圏の地価がかつての水準にもどりつつある一方、堺東の地価水準は低迷しているとのことだが、三大都市圏以外の地方の政令市はどのような状況なのか。三大都市圏と比べて低い水準なのは当然のように思われ、他の政令市と比較するべきではないか。また、SMIプロジェクトとの関係がよくわからない。

堺市

 都心部が停滞していることを示したかったものであり、SMIプロジェクトにより都心部を活性化させたいと考えている。

参加者

 バスの利用が少ないのは定時性がないことなどが原因と考えているが、SMI美原ラインは定時性を確保できるのか。

堺市

 交通量が多く、定時性を確保することが難しい時間帯もあると思う。

参加者

 バスの専用レーンを設けている他都市の事例があるが、SMI美原ラインで同じことはできないのか。

堺市

 専用レーンを設定すると、他の車線を減らすことになる。全体の交通量を減らさないといけない。また、それなりの便数がないと警察の許可もおりないだろう。将来的には、専用レーンの設置もめざしたいが、今すぐは難しいと考えている。

 

都心部の回遊性の向上に関する主な意見

  • 電線類の地中化、沿道の建物や街灯、舗装、看板などを含めて景観に統一感をもたせるなど、綺麗なまちなみにする必要がある。
  • 新しい取組を進めるよりも、道路脇の雑草の除去や公園の樹木の剪定など、市が作ったものの管理をしっかりやってほしい。
  • 大小路橋の歩道橋は車を優先に考えたものであり、これを撤去しなければウォーカブルとは言えない。
  • 無理に都心部に人を集める必要があるのか。もっと堺市全体で困っているところに金や人を充てるべきである。
  • 説明資料にもあった電動車いすタイプのモビリティは、どちらかというと個人で所有するものと思うが、高価でもあり、まちなかではあまりみかけない。また、次世代モビリティの自動運転については、まちなかで人や障害物をよける技術にまだまだ課題があり、2030年時点では難しいのではないかと思う。
  • 自動運転バスは、一般車と混在した状況下では、一般車が急ブレーキをかけた際など、衝突のリスクがあるなど、対応が難しい面もあるのではないか。
  • 市小学校・熊野小学校、殿馬場中学校を小中一貫校として統合し、小学校跡地に人が訪れるような施設を誘致して、人の流れをつくってはどうか。
  • 堺東駅から堺駅まで、動く歩道を作った方がよいのでは。世界一長い、動く歩道があるとなれば、観光の名所になるかもしれない。既存の技術だから実現性も高いのでは。
  • 大阪和泉泉南線を地下化し、許可車以外は地上を走らせないようにするなど、地上を人中心のウォーカブルにするのはどうか。
  • 堺東のまちづくりについては、ヨーロッパの考え方も参考に、まち全体をおしゃれで魅力的にしてほしい。

このページの作成担当

建築都市局 都心未来創造部 SMIプロジェクト推進担当

電話番号:072-340-0417

ファクス:072-228-8034

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