優先交渉権者の決定及び補助金の採択結果について
更新日:2024年7月12日
SMI都心ライン自動運転実装推進事業コンソーシアム参画事業者選定に係る公募型プロポーザルにおける優先交渉権者を決定しましたので、以下のとおり公表します。今後は、協定締結の手続きを進めていく予定です。
優先交渉権者
代表事業者:先進モビリティ株式会社
参加事業者:関西電力送配電株式会社
株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所
株式会社建設技術研究所
2024年度事業提案金額
124,179,000円
提案概要
【2024年度実証実験に関する提案】
●自動運転バスの死角の補完や安全に走行するための情報を自動運転バスに伝えるシステムを使用
・路側センサ情報の活用
・信号情報の活用
・遠隔監視
●正着精度の向上に向けた自動運転システムの補助施設の導入
・磁気マーカの活用
【自動運転レベル 4 の実現に向けた提案】
●2025 年度以降の大型自動運転バスの導入が可能。一方で、駐車車両回避時には対向車両の動きによっては進路を譲るなどのより高度が制御が求められるため、小型車両を複数台連ねての走行も考えられる。
●他地域で自動運転レベル 4 の認証取得をめざしており、これと同等システムを搭載する。
詳しくは、提案概要書をご覧ください。
選定委員の講評
・停留所への正着性において海外の自動運転バスでは、国土交通省による「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドラインバリアフリー整備ガイドライン 旅客施設編」で望ましいとされている、隙間7センチメートル・段差3センチメートルの水準を満たしている事例があり、本市でも本水準をめざすべき。
・遠隔監視において、自動運転レベル2からレベル4へ移り変わるなかで、遠隔監視の技術やノウハウを提案事業者から運行事業者へ円滑に伝承する必要がある。
・自動運転技術のみでは社会実装は難しく、インフラ整備と自動運転バスを合わせて実装に向けて取り組む必要がある。
今後のスケジュール
令和6年7月 協定書の締結
補助金の採択結果について
本市では今年度、SMI都心ラインの実証実験に向けて国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)に応募していましたが、「採択見送り」の結果となりました。今後、コンソーシアムを設置し、事業者等と協議・調整を進めます。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
建築都市局 交通部 交通政策課
電話番号:072-228-3956、(公共交通担当)072-228-7549、(SMIプロジェクト推進担当)072-340-0417、(おでかけ応援カード担当)072-228-7756
ファクス:072-228-8468
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館16階
このページの作成担当にメールを送る