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しあわせの丘こども園でSDGsを学ぶ作品展を開催しました!

更新日:2022年12月16日

令和4年11月27日、さかいSDGs推進プラットフォーム会員のしあわせの丘こども園で作品展が開催され、0~5歳児160名と保護者の皆さんが参加しました。
木の端材などを使って親子で木工作品を作るという、園にとっても新しい挑戦です。
この挑戦は、しあわせの丘こども園がプラットフォーム会員交流会で、園のSDGs取組についてお話しされたことをきっかけに、会員同士の関わりが生まれて実現しました。

のこぎりや金づち、電動ドリルを使うのは、どのお子さんも初体験。
初めてでも安全に作品づくりができるよう、DIY工房を運営する株式会社カザールホーム DIYのいえが子どもたちをサポートしました。
作品に使う木材は、建築資材メーカーの株式会社ビスダックジャパンから提供されたものです。木材を作る時に出る端材を、カザールホームが磨いてカットし、今回の工作の素材になりました。
そして、子どもたちが使うのこぎりは、プロ用刃物の開発・製造を行うアルスコーポレーション株式会社さんの製品です。

しあわせの丘こども園では、こうした木の端材の他、各家庭から持ち寄った空き容器や卵パック、布切れなどの廃材も活用して作品作りを行い、製作活動を通じて自然環境について考える機会を持つなどSDGsの学習を進めています。
遠足で拾ってきたドングリや木の皮などの自然の物も、作品の素材として大活躍しました。

連携会員さんの声

しあわせの丘こども園

今年度の作品展は昨年度までとは内容を変え、プラットフォーム会員企業さんの応援のもと、親子での木工製作をメインに開催しました。
大型の共同製作ではなく、ご家庭からお持ちいただいた素材や木の端材、木の実を活用することで、お家の方と相談し、楽しみながらSDGsについて学習することができました。

【作品展を終えて保護者の感想】
●普段工具を使うことがないので、良い経験になりました。一緒に作るという体験もとてもよかったです。
●のこぎりや釘打ち等、丁寧に教えてくださる方がいて、安心して子どもが作業できていました。良い経験をさせてもらいました。何を作ろうかと親子でいろいろ話ができ、楽しかったです。
●昨年は見るだけだったので、今回は一緒に物作りに参加できるということで私もとても楽しむことができました!!子どもも当日作ったものを家族と一緒に飾って完成させるということがとても楽しめているように思いました。

株式会社カザールホーム DIYのいえ

SDGsのゴールやターゲットは多岐にわたりますが、「人への思いやりの気持ち」がすべてのゴールにつながっていると思います。
DIYのいえは、シニア男性の地域コミュニティ参画を目指して立ち上げた工房です。
今回のご縁は、シニアスタッフがたくさんのお子さんたちとふれあう良い機会となりました!

アルスコーポレーション株式会社

人に優しく、モノに優しく、地球にやさしい刃物づくりに取り組んでいます。
切れ味の良い刃物は怖いと感じるかもしれませんが、お子さんたちのこうした体験を通して、「よく切れる刃物を安全に使うと怖くないんだよ。切れない方が怖いんだよ」ということを知ってもらえたらと思います!

株式会社ビスダックジャパン

在来軸組パネル構法やレブユニットといった木質系製品を取り扱う弊社にとって、今回のような形でのご協力は初の試みでした。
建築物の木造化が推進されている今、弊社も農林水産省と木材利用促進協定を締結しましたが、端材に至るまでご活用いただき、喜んでいただけるのは、SDGsへの貢献はもとより、新しい社会貢献の道が見えたような気がします。
こういった流れが広がっていけば、よりよい形で次の世代へバトンを渡せるのではないかと思います。

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ファクス:072-222-9694

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