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賞味期限の近くなった防災備蓄米を、農芸高校で育てる豚や牛の飼料として活用!

更新日:2022年8月10日

堺市内で災害用に備蓄している防災備蓄米は、これまで賞味期限の近くなったものを各地域の防災訓練で利用したりフードバンクに譲渡したりしてきましたが、コロナ禍で活用機会が減り、備蓄米の有効活用が課題となっていました。

このような備蓄米を廃棄することなく有効活用するため、さかいSDGsプラットフォーム会員の大阪府立農芸高校にエコフィード(※)として使っていただくことになりました!

※エコフィードとは?
「エコ(eco)」と「飼料」を意味する「フィード(feed)」を併せた造語。食品の副産物や余剰食品を利用して作る家畜用飼料。

農芸高校で豚の飼育を担当する生徒さんにお話を伺いました!

●防災備蓄米のエコフィードはこのように作ります
豚の1日の栄養素を含む完全配合飼料「チェリーポーク」100キログラム に対して、大麦 20キログラム、備蓄米10キログラムの割合で混ぜて作ります。

●エコフィードは、家畜にとっても環境にとっても好影響!

今回のようなお米の他、おからやパン、野菜のヘタなどを餌に混ぜて与えていますが、エコフィードには飼料の栄養価を高めたり、豚の食欲を増進する効果があります。

お米の入った餌はどの豚もよく食べてくれます!

豚肉は出荷する時、脂身の白いお肉が良い商品といわれますが、お米を食べて育った豚は脂身が白くなり、いいお肉に育ちます。

そして、エコフィードには食品廃棄を減らす効果もあるため、環境に優しい飼料なんです。

たくさん食べて大きくなってね

●育った豚肉は「のうげいポーク」として商品化

農芸高校で育った豚肉は「のうげいポーク」というブランド豚として販売しています。

令和4年度は、11月13日(日曜)の農芸祭などで販売予定です!
生徒さんたちは、「のうげいポークの特徴は脂肪が甘くて美味しいこと。健康に育ち、美味しいお肉になってほしいです!」と笑顔でお話ししてくれました。

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