イノベーションの観点から自社ビジネスを見つめ直すためのプログラム
更新日:2024年1月27日
【大阪公立大学×堺市】が主催する「イノベーションの観点から自社ビジネスを見つめ直すプログラム」を開催しました。
講師からのメッセージ
イノベーション提案の事例から、自社のビジネスがより大きな社会的インパクトをもたらすよう見 直す考え方を学ぶための演習を行います。 教員、学生が各 5人ずつ 10 件のイノベーションの提案をします。 それを聞いていただき、指導者の立場になって、「何が良かったか」、「何が不足していたのか」、「どう指導すべきか」を議論します。 「事業提案の評価法」の定番はあります。しかし、事業分野はさまざまであり、それを実効的に適 用するには、ある種のスキルが必要です。ベンチャーキャピタリストの視点を参考にしながら、その スキルを学びましょう。事業分野は異なっても、 指導スキルを学ぶことで、皆さんのビジネスに新たな視点を加えることができると思っています。
プログラム内容
1 大阪公立大学ピッチイベント参加
大学発(研究者、学生)が発表するビジネスプランを聴き、取り上げたいプランを選んでいただきます。
【参加いただくイベント】
2024 年1月13日(土曜) 14:40~16:40
大阪公立大学 I-site なんば
大阪市浪速区敷津東2丁目1−41 南海なんば第1ビル
2 作成 ※自主学習
選んだビジネスプランの実現や発展・成⾧のために、どのようにアドバイスやメンタリング、また伴走支援するかを考え、資料を作成いただきます。
【作成について】
1月14日(日曜)~24日(水曜)
アドバイスやメンタリング等のイメージについては、1 月 13 日の発表の際、各ビジネスプランの発表者に対して、専門家等からコメントがありますので参考にしてください。
作成内容について、様式は問いません。
分量について、ワードであれば、A4で1~2枚程度、パワーポイントであれば5枚以内程度を目安としてください。
【提出について】
1月24日(水曜)までに、下記あてメールを送付してください。
gr-idec-fledge@omu.ac.jp
作成された内容について、発表者に対して開示することはありませんが、実際に発表者本人に説明する前提で作成してください。
3 ワークショップ
作成した資料を基に、講師や参加者とディスカッションします。
講師は大阪公立大学の豊富な実務経験に基 づき研究と教育を行う特任教授となります。
ディスカッションから得た気づき・学びとイノベーションの観点から、自身のビジネスへのリフレクション とフィードバック、今後の取組の展望について発表します。
日時
1月27日(土曜) 14:30 ~ 17:30
場所
中百舌鳥 S-Cube多目的会議室
堺市北区長曽根町130-42
内容
1)特任教授と参加者とディスカッション
2)自身のビジネスへのフィードバック発表
終了後、講師を交えて懇親会を開催する予定です(会員制)。
講師のご紹介
大阪公立大学 特任教授 広瀬 正
慶応義塾大学理工学部、慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業。株式会社日立製作所システム開発研究所にて OS/DB の開発及びエキスパートシステム、意思決定支援システム、AI(人口知能)関連研究・開発。1994年よ り、情報・通信事業グループの新事業企画、事業戦略の策定を担当。2000 年より、米国シリコンバレーにてベ ンチャー企業への投資・企業育成を担当。スタンフォード大学ビジネススクール・コーポレートガバナンスコー ス修了。投資先ベンチャー企業の Board メンバーとしてベンチャー育成を推進。2005 年に日本に戻り、日立製 作所研究開発本部 CVC 室(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)室⾧。同社退社後、2014 年より大阪府立 大学(現・大阪公立大学)特認(特任)教授。
案内チラシ
ワークショップ当日の様子
大阪公立大学 松井先生、広瀬先生のイントロダクションのあと、ワークショップに参加した8人は2グループに分かれ、ワークショップを行う前の自己紹介からスタートしました。
「なぜこのプログラムに参加したのか。」動機を話すことで、本音を話す雰囲気作りがワークショップに大切だと思いました。
今回は1月13日の大阪公立大学I-siteなんばで行われたイノベーションアカデミーワークショップのピッチイベントの発表について、事業化・ビジネスに結び付けるにはどうすればよいか、指導者の立場でアドバイスするという手法で実施されました。
参加者は事前の自主学習において、ピッチイベントの中からテーマを決めて、ビジネスプランを考えてきました。
広瀬先生からは指導の方法として、1「問う」質問、2情報を与える、3提案をするの3段階で、特に1を重視し、褒めて共感して気づきを与えることが重要だとお話いただきました。
参加した起業家の皆様にとって、相手に気づきを与えるというお話は、自分自身にも気づきの得る時間になったと思います。
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このページの作成担当
産業振興局 産業戦略部 イノベーション投資促進室
電話番号:072-228-7629
ファクス:072-228-8816
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