老朽化した水道管の点検・交換をしてください

更新日：2025年5月30日

市民の声

　水道管の老朽化が、埼玉県八潮市の陥没事故で大きな問題になっています。堺市でも早急に点検していただきありがとうございます。それでも水道管の老朽化は進むものですので、点検頻度の見直しや早めの設備交換をお願いします。堺市でも導入している小水力発電施設の増設やため池での太陽光発電での売電料で費用を賄うなどして、恒久的な対策を実施してください。

市の考え方

　本市の水道管の漏水調査は、過去の漏水実績などから対象管路を絞り込み、約2か年で市内全域を調査しています。また、水道施設の更新は、これまでの点検結果や漏水発生状況等を踏まえて計画的に進めており、現在、市内に布設している約 2,400 kmの水道管のうち、口径 350 mm以上の基幹管路約 200 kmは、腐食進行度評価を実施し腐食が進んでいると評価される管路を対象に年平均 3km、口径 300mm 以下の配水支管約 2,200kmは、布設年度や管の種類・漏水実績などを基にリスクが高い管路を絞り込み年平均 22kmを、耐震管に更新しています。
　現在、水道事業では、小水力発電施設は2基、太陽光発電は屋根貸し事業として1箇所に設置しており、現時点においてこれら設備の増設予定はありませんが、施設の有効活用による収支改善の検討は随時行い、市民の皆様の安全・安心の確保に取り組みます。