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学校給食無償化及び給食開始時期について教えてください

更新日:2025年5月30日

市民の声

 給食についての質問と要望
1. 低学年から無償化が始まる理由について
 令和7年度から給食の無償化が段階的に実施されていますが、低学年(1年生、2年生)から無償化が始まる理由について教えてください。なぜ、卒業を迎える6年生からではなく、低学年からのスタートとなったのでしょうか。6年生のような高学年にも無償化の恩恵を早期に提供することが重要だと考えますので、理由について説明してください。
2. 学期始まりの給食開始時期について
 学期始まりの給食開始が遅れる理由についても教えてください。大阪市や泉佐野市等では始業式の翌日から給食が開始されると聞いていますが、なぜ堺市では給食の開始が遅れるのですか。他市でできていることが堺市ではできない理由についても説明してください。

市の考え方

1. 低学年から無償化が始まる理由について
 小学校給食費の無償化を実施するに当たっては、本市の財政収支見通しに鑑み、持続的な財政運営を考慮し、段階的に実施する予定です。
 小学校1年生及び2年生から開始する理由は、低学年ほど若年層の保護者が多く、特に今般の物価高騰の状況下では、経済的負担感がより重いと認識しており、入学に際して学用品の購入など学習費の負担が大きいことなどに配慮しました。
 また、令和7年度の本市の財政状況は依然として厳しく、また今後の社会情勢が不透明な中、多額の費用を必要とする給食費の無償化を将来にわたって恒久的に実施していくため、小学校1、2年生から開始する場合と小学校5、6年生から開始する場合との影響額の差も考慮しました。
 さらに、本市の20歳未満の社会動態を令和6年で見ると、10~19歳は転入超過であるのに対し、0~9歳は転出超過となっており、ここ数年同様の傾向が続いています。これは、こどもの小学校入学を契機に、長期的に生活する居住地となる住居の購入や転居を考える傾向にあるのではないかと考えており、給食費の無償化の1年生からの実施は、長期的に生活する居住地の選択にも期待できると考えています。
 段階的に実施せざるをえないことで、学年ごとに見たときに差が生じる中で、限られた予算を最大限に活用するため、総合的に判断した結果、小学校1年生及び2年生から開始を判断させていただいたことについてご理解賜りますようお願いします。
2. 学期始まりの給食開始時期について
 現状では、1学期は始業式の日から3日後、2学期及び3学期は始業式の日から2日後を給食開始日とし、各学期とも終業式の日の前日まで実施しています。
 本市では、小学校の給食を安全に提供するため、学期の初めに食物アレルギー対応などの準備・確認する期間を設けています。ご理解賜りますようお願いします。

受付日

令和7年4月8日

担当局部課(問合せ先)

教育委員会事務局学校管理部学校給食課
電話番号:072-228-7489
ファクス:072-228-7256
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館9階

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