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市立学校の授業を録画配信してください1

更新日:2023年6月15日

市民の声

問1 最も低予算で実現可能な録画配信授業が進まない件について
(1)「ライブ配信の限界について」
 現在、不登校児に対してライブ配信を実行している学校もありますが、ライブ配信は接続が切れた場合、どんなベテランの先生でも授業中に接続の問題に対応することは事実上不可能です。teamsの度重なるアップデートや仕様変更によるバグやエラー、ネットワークの不具合による切断は児童も保護者も先生も対応不可能です。過ぎた授業時間を取り戻すことは不可能です。ライブ配信を実行する学校とそうでない学校、実行したとしてもその配信時間に大きな差があり大きな不公平も呼んでいます。このようなことは前からICT推進課やその他の課にもお伝えしています。
(2)「ライブ配信から録画配信へ切り替える必要性と有効性と対応の遅延について」
 児童がトラブルに対応できないライブ配信授業ではなく、録画配信授業に切り替えるべきだという意見は1年以上前からお伝えしておりましたが、一向に前向きな話し合いが行われていない様子で何を質問しても「わからない」「会議内容はお答えできない」「すみません」としか回答をいただいておりません。この問題はICT推進課と生徒指導課の課長が会議していたはずですが、生徒指導課の課長だけは私の電話に一度も出ない、折り返しの電話も必ず代理人をあててくるなどをして話ができない状態です。課長の代理人では私の質問に「わからない」としか答えませんので生徒指導課の課長ご本人からのお電話をお願いしたいです。アップデートの人材をアルバイトして雇ったとしても3000万円を超えることはなく、アップデートの処理も簡単な処理なのでプロフェッショナルを雇う必要はありません。
 録画配信授業の先生については、堺市は堺市のベテランの先生を採用すべき(理由は実際に40人の子どもたちを長年教えてきた先生方の授業のクオリティは非常に高いから)です。これを堺市全土に配信すればすべての児童の学力向上に繋がります。全学年の配信を開始すれば、苦手科目の復習もできますし、得意科目の先取り学習も自主的にできます。病欠で休んだ児童の学力保証、不登校児の学力保証、ヤングケアラーの学力保証にもつながり、また、既に6年間不登校で卒業した児童に対する学力保証にもなります。いじめや体罰などの理由から教室に入りづらくなっている生徒への学力保証にも、繋がります。
 堺市はいじめや体罰などでメディアがよく取り上げる市であることは有名です。いじめ問題についての開示請求の「ほとんど黒塗り」や体罰、いじめでの不登校、自殺など上げればキリがないですがいつになったら「児童たちにとって」意味のある行動に移していただけるのか甚だ疑問です。大人であればパワハラやセクハラがあれば「職を変える」という選択をとることができますが、児童は「学校を変える」という選択がとれません。経済的にも職種的にも時間的にも心情的にも余裕のある保護者である場合でのみ、簡単に引っ越しができますが大部分の児童はそのような環境下には置かれていません。選択肢がないという悲劇が自殺に繋がりやすくなり、また過ぎた時間分の学力を取り戻せないという理由から不登校児は学校に戻りにくいという側面があります。
(3)「民間企業の宿題アプリに巨額を払わないで欲しい件について」
 国語算数理科社会は教育の本筋です。本筋を外部へ委託するなどあってはならないことと考えます。寄せ集めの塾講師しかいない民間企業の宿題アプリに巨額を支出されているお金持ちの県もありますが、堺市は財政難なので同じことはできませんし、宿題アプリでは学力保証にはなりえません。形だけギリギリ授業だと呼べそうなものであれば何でもいいとお考えですか?そのような低品質な授業に巨額を支払う余裕は堺市にはありませんので、まだそのようなことを検討されているのでしたら声を大にして言わせていただきます。
 「それは子どもたちのためにも先生方のためにもなりません!」来年退職されるような方には関係のない話かもしれませんが、これからという若い年代の先生方が沢山います。億単位の巨額が支出されれば教職員の給料減に直行します。私はそのような趣味の悪いイジメのような状況を決して望んでいません。先生方の給料が減れば優秀な人材が流出しやすくなり、募集しても実力のある先生は来づらくなります。それは児童の不利益に直結します。
 イジメ被害児童のサポーターをつけることも難しくなり人材の数そのものが圧迫され良いことなどどこにも見当たりません。
(4)「音声アンケートの件について」
 録画配信をするにあたって子どもたちの音声が入ってもいいかどうかのアンケートが一向に実施されないようなので大変困っております。保護者へアンケートを実施しないことには録画配信ができる学校を選ぶことができません。教職員にとっても児童にとっても予算的にも、録画配信は大変有益なものです。前向きに「実行」してください。実行できない理由などないはずです。
(5)「体制を整えることについて」
 以前の委員会の予算会議では今現在把握している「不登校児だけ」に年間3000万の予算で民間企業のアプリケーション「スタディサプリ」を検討されていました。この予算を打ち出すことは出来たというのに、なぜ「堺市の児童全員に向けた録画配信のアップロード作業のためにアルバイトを3人雇うこと」に長らく渋っているのか全くわかりません。どんなに高いアルバイトでも年間1000万は超えません。3人で3000万です。最も低予算で録画配信は実現可能なはずです。この計算は小学生でもできる計算です。当然ながらアップロードをする人材を確保できなければ録画配信の体制はいつまで経っても整いません。音声アンケート実施後に録画できる学校を選び、人材を雇って録画配信の体制を整えてください。全児童の利益に直結するお仕事をしていただけるよう心から願っております。

市の考え方

 児童生徒の学習保障においてICTの活用は有効であると考えています。活用にあたっては、普段の授業のライブ配信や作成した授業動画の配信、民間のコンテンツの活用など、動画の作成や配信方法において様々な手法が考えられ、それぞれに課題があるため、引き続き検討を進めます。いただいたご意見については参考とさせていただきます。

受付日

令和5年4月20日

担当局部課(お問い合わせ先)

教育委員会事務局学校教育部生徒指導課 教育センター学校ICT化推進室
↑本件にかかるお問い合わせは、上記担当局部課へお願いします。(課名をクリックしてください)

このページの作成担当

市長公室 広報戦略部 市政情報課

電話番号:(市政情報係)072-228-7439 (広聴係)072-228-7475

ファクス:072-228-7444

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