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南区のポジティブディシプリン事業を見直してください

更新日:2023年5月31日

市民の声

 南区の子育て支援課では養育者向けにポジティブディシプリンプログラムの講座をしているだけではなく、子育て支援関係者などに向けてこのプログラムの普及勉強会を開催しています。
 他にもいろいろなプログラムがある中で、どのような主旨でポジティブディシプリンを開催しているのですか。また、募集定員も少なく、効果は限定的ではないのですか。ポジティブディシプリンプログラム以外のプログラムも実施してはどうですか。

市の考え方

 養育者支援のポジティブ・ディシプリンプログラムは0歳から18歳までの子どもを養育する大人を対象に「罰によらない子育て」を啓発・推進するために国際的なNGO組織であるセーブ・ザ・チルドレンが開発したプログラムです。
 ご意見のとおり、このプログラム以外にも養育者向けの様々なプログラムはありますが、「ポジティブ・ディシプリンプログラム」は0歳から18歳までの幅広い子どもに1つのプログラムで対応可能なところや、何よりも養育者が強威的になることなく、養育者の「子どもの権利」について知識を高めるという原則があることが他のプログラムにはない特徴と考えています。
 また、プログラムの進行役であるファシリテーターの養成も併せて行うことができるプログラムであり、将来的には、南区内で市民によって自立的にプログラムを開催することができることをめざしています。  
 受講者数については、コロナ禍であることから人数を絞って募集していましたが、今後は募集人数やプログラム開催回数も増やして実施する予定です。
 なお、このプログラム以外にも南区子育て支援課では、「子どもの育ち応援講演会」と題して感情的にならない子育て、思春期の子育て、不登校などテーマを決めて複数の講演会を実施しています。さまざまな機会に応じて、南区における子ども虐待の予防、「罰によらない子育て」の土壌の醸成につながると考えています。
 南区は子育て・教育・健康長寿などにおける南区ウェルビーイング総合プロジェクトを令和5年度から始動しました。子どもにも養育者にも、それぞれに寄り添ったウェルビーイング(※)をめざして今後も様々な施策に取り組みます。
※ウェルビーイング(Well-being):「良くあること」「幸福」など。南区では、区民にとって、生活が幸せで満足できる状態、また、自分らしく生きがいを感じて暮らすことができる状態を表現する言葉として使用しています。

受付日

令和5年4月3日

担当局部課(お問い合わせ先)

南区役所南保健福祉総合センター子育て支援課
電話番号:072-290-1744
ファクス:072-296-2822
〒590-0141 堺市南区桃山台1丁1-1

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