堺市文化芸術活動応援補助金制度を廃止してください

更新日：2021年12月28日

市民の声

　堺市文化芸術活動応援補助金について、堺市財政危機宣言が出されている状況においては、制度の廃止を検討すべきではないでしょうか。
　市民にとって必要な文化や芸術なら、市が補助をせずとも自然と資金が流れ、文化や芸術は成り立っていくはずです。堺市文化芸術活動応援補助金を廃止し、児童福祉や高齢者福祉関係の施策に予算を回すべきだと思います。

市の考え方

　「堺市文化芸術活動応援補助金」は、本市で文化芸術活動を行う個人や団体を支援することにより、本市の文化芸術のすそ野を広げること、文化芸術の力を活用して、子育て、教育、福祉、観光、まちづくり等の幅広い分野における社会的課題を解決し、文化芸術の力で社会を元気にすることを主な目的としています。
　令和3年度は、障害者支援施設での造形のワークショップに子どもたちが参加する事業、障害者・高齢者・学生がユーズド衣料をアップサイクル（単なるリサイクルでなく価値を付加した再循環）し、その衣装でファッションショーを開催する事業等、文化芸術の力を子どもや福祉等の他分野の課題解決に活用することを目的とした社会包摂型の事業を数多く採択しています。
　なお、補助金事業の運営に際しては、ガバメントクラウドファンディング等のふるさと納税制度を活用し寄附金を募ることで、市の歳出の縮減にも取り組んでいます。
　また、補助金採択事業が、今後自立して運営できるよう、堺アーツカウンシルによる勉強会等も併せて実施しております。
　本市における文化芸術活動をより一層充実したものとするため、本制度へのご理解を何卒よろしくお願いいたします。