市長記者会見 令和8年5月19日
更新日:2026年5月27日
市長
よろしくお願いします。
では本日の案件としましては1件、「堺ゆかりのアーティストと連携した魅力発信」といたしまして、コブクロと劇画家さいとう・たかを先生に関する取組をお伝えしたいと思います。
堺ゆかりのアーティストと連携した魅力発信
今年の4月から市政運営の大方針「堺市基本計画2030」の計画期間が始まりました。重点戦略としましては、「堺の特色ある歴史文化」、そして重点戦略の施策に「類いまれな歴史文化資源の継承と観光地としての魅力の向上」を掲げて、これまでの前計画にも増して今力を入れて取り組んでおります。
そして、このたび堺市役所高層館の21階展望ロビー「MI-TEさかい」にて、堺にご縁の深いコブクロに関する展示を行います。場所は「MI-TEさかい」北東側です。
昨年4月にリニューアルいたしまして、その際愛称を募集いたしました。「MI-TEさかい」と公募で決定いたしまして、昨年約34万人の方にご来場いただくなど、堺にお越しになられる多くの方が訪れる人気スポットとなっています。
そして、展示のタイトルとしましては、「THIS IS KOBUKURO’S HOMETOWN SAKAIHIGASHI コブクロが出逢った街、堺東」ということで、お二人の堺とのつながりや活動の軌跡など、5月30日から来年の3月31日までを予定しております。
展示の概要としましては、コブクロのライブステージの再現やツアー関連グッズ、また万博に関連した物品など、ファンの方々をはじめ多くの方々に楽しんでいただける内容を考えています。
主な内容をご紹介させていただきます。まず左側ですが、こちらが天井からつり下げて展示する、大きさ約2メートルと大変大きなバナーを作製しておりまして、コブクロ結成の地であります堺銀座商店街での活動やストリートライブを始めた頃から現在に至る道のりを6枚のバナーでご紹介しています。右側のこのだるまですが、「THIS IS MY HOMETOWN」という全国で開催された昨年のライブツアーでございますが、こちらの成功を祈願しただるまです。コブクロからお借りした実物を展示する予定にしておりまして、ステージを再現した展示の袖に設置したいと考えています。
続いて、「コブクロ×堺東マップ」という取組です。堺銀座商店街のコブクロ黒田さんが発起人となってオープンした、飲食・物販の「九月八日」というお店がございます。私も時々堺銀座商店街を歩きますが、大変多くの方で今も賑わっていらっしゃって。時々取材されていることもあるのですが、商店街の名物といってもいい店舗になっていると思います。こちらのご紹介でありましたり、また店舗前に設置された足型モニュメント、楽曲のプロモーションビデオに登場したお店等をこちらで紹介しています。ぜひこの機会に、コブクロゆかりの地、堺、また堺東エリアを周遊していただいて、コブクロと堺の関わりを通じて堺の魅力に触れていただければと思います。
こちらは、「九月八日」のお店の店舗のシャッターに描かれているコブクロ小渕さんが実際に描かれたイラストです。このたび、コブクロ黒田さんから、堺観光の活性化に役立ててほしいという思いを受けまして、イラストの著作権を株式会社九月八日から堺市が無償で譲り受けることとなりました。譲渡に当たっては、堺市が使用申請の窓口を担うことを前提といたしまして、民間事業者の商用利用も含め、幅広く活用してほしいとご意向がございまして無料で活用いただけます。現在、イラスト使用に関する手続の準備をしておりまして、6月1日の受付開始を予定しています。堺市のホームページで申請様式をダウンロードしてメールで申請する形を考えております。多くの方に堺東エリアをはじめ堺全体にも関心を持っていただける活用につながればと期待しています。
最後に、コブクロの展示と併せて、「MI-TEさかい」の北西側で開始いたします、堺名誉大使を務めていただきました劇画家さいとう・たかを先生に関する展示をご紹介いたします。
堺市では、劇画家さいとう・たかを先生や、さいとう・プロダクションの皆様と連携して、堺の新たな魅力発信に力を注いでいます。令和3年度から7年度まで、「ゴルゴ13×堺市さいとう・たかを劇画の世界」として常設展示や企画展示、謎解きイベントを毎年開催しておりまして、昨年のイベント来場者数は10万人を超えるほどの盛況でした。5月30日から、これまでの展示内容、5か年にわたって行ってきた展示内容のエッセンスを凝縮して実施したいと考えております。
さいとう先生は幼少期から中学3年生までを堺市の西区で過ごされました。恩師との出会いや絵の師匠との交流など、堺での経験がその後の創作活動の原点と仰っておられます。大変残念ながら2021年にお亡くなりになられましたが、その後もさいとう・プロダクションの皆様は毎年堺にも訪れていただきながら現在も交流は続いております。本日こちらが、昨年さいとう・プロダクションで作製していただいた和装姿のゴルゴ13と堺と茶室、国宝の茶室「待庵」を再現した「さかい待庵」の写真を組み合わせたもので、さかい利晶の杜にある茶室で『ゴルゴ13』が正座している様子も展示したいと考えております。
本日、コブクロとさいとう・たかを先生のご縁に関わる取組をご紹介させていただきました。このような取組は一例ではありますが、今後も堺とゆかりのある方々と深く連携いたしまして、堺ならではの魅力を市内外に発信したいと考えております。また、今日ご紹介しました、今回展示を行います「MI-TEさかい」では、世界遺産・百舌鳥古墳群をはじめ堺の街並み、また晴れた日には遠く大阪市内の高層ビル群であったり、もしくは淡路島、関西国際空港の方面などを見渡すこともできます。昨年4月にリニューアルしまして、カーペットも全面張り替えまして、明るく開放感のある場所、また座って飲食も楽しんでいただけるように工夫しております。私もプライベートで実は週末よく21階にいるのですが、多くの皆様が楽しんでいらっしゃって、家族もこどもも、またコブクロファンの方々も結構いらっしゃって、九月八日でサンドイッチを買ってこちらで食べる一つのルートができているのかなと思っております。リニューアルする前のイメージもあるかと思いますが、ぜひ市民の皆様にも、また市外から来られる皆様にも、21階展望ロビーを楽しんで、堺の魅力を感じていただきたいと思います。
私からは以上です。
質疑応答
(司会)
それでは、ただいまから質疑に移ります。挙手の上、社名を告げていただきまして、ご質問のほうをよろしくお願いいたします。
それでは、ご質問のほういかがでしょうか。
それでは、テレビ大阪さん、お願いします。
(テレビ大阪)
テレビ大阪の大倉と申します。
もう一度、今回のこの堺市のゆかりのアーティストの展示について、狙いのところを伺えればと思います。お願いします。
(市長)
特にこのたびコブクロさん、デビューからちょうど今年で25周年を迎えられて、そして昨年万博のアンバサダーということもあり、万博のテーマソングも手がけられて大変注目されておられます。これまでお二人とも、ちょうど私と同世代というか全く同じ年でして、黒田さんは私がこどもの頃住んでいたすぐ近所で暮らしていらっしゃって、小渕さんも私が通っていた府立大学のすぐ近くで仕事もされていらっしゃって、そのお二人が同じ年代に、1998年に堺東で出逢ったという大変ご縁がございます。デビュー25周年ということで改めて地元であり、ゆかりがある堺市にご縁を感じていただいて、また商店街の皆様に大変ご尽力いただいて、この間イベントであったり協力した取組をたくさん行っていらっしゃいます。このような民間の皆様の大変なご尽力もあって、このたび新たな取組ができることとなりました。
そして、さいとう・たかを先生も、これまで堺の名誉大使としてもご活動いただいておりましたが、例えば新型コロナウイルス感染症の時には『ゴルゴ13』のデューク東郷に活躍してもらうポスターを作製いたしまして、そのとき遠隔でしたけどメッセージでやり取りさせていただいて、例えばこういうメッセージが響くのではないかとか、マスクをつけるのはどうするんだとかいうお話もしていただいて、そこから2021年から5年間の計画で企画展を実施するということで行っておりましたが、本当に残念です。その企画展の直前にお亡くなりになられました。ただ生前、堺市に対して大変思い入れを持っておられまして、また西区の地元の皆様からもさいとう・たかを先生のお話をお聞きして、本当によく同窓会もしていらっしゃって、地域でもご縁を感じる思い入れを持つ方が多くいらっしゃいます。お亡くなりになられた後も、さいとう・プロダクションの社長をはじめ、皆様大変堺市にもこの間取組を通じて、よりご縁を深めていらっしゃいまして、このたびこれまでの5年間の取組を凝縮した常設の展示会、展覧会ができることを、またコブクロ展示を来年の3月まで展示を行うことを大変期待しております。
特に今回お二人、コブクロさんとさいとう・たかを先生というご縁がある方々にご活躍いただく取組をご紹介させていただきましたが、これからも堺ゆかりの方々、また堺に思いを持っていらっしゃる方がたくさんおられると思いますので、ぜひご協力いただきながら堺の魅力発信につなげたいと思います。
(司会)
ほかにご質問いかがでしょうか。
それでは、産経新聞さん、お願いします。
(産経新聞社)
産経新聞の前川です。
「九月八日」のイラスト活用の件について、6月1日からの受付ということですけども、もう少しこの要件みたいなものを、例えば堺の事業者であるとか何かそういう要件等も教えていただけたらと思います。
(市長)
今まだその手続の準備中ということですが、一応承認していただく基準というところはありまして、例えば、もちろんですが法令であったり公序良俗に反しないこと、またイラストのイメージを損なわないこと、また、例えばイラストを改変したり、セリフを使えないこと等ありまして、またこの後、今協議中の内容も含めてお出しできるところをお伝えさせていただきたいと思いますが、黒田さんからは堺の観光に広く活用していただきたいというお言葉もいただいておりますので、私たちもご意向を酌みながら、また小渕さんが手がけていただいたイラストということもございますので、ぜひ有効に活用させていただきたいと思います。
(産経新聞社)
では、その細かい仕様は、まだ調整中の部分が一部あるということですか。
(市長)
はい。聞いております。
(産経新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
(司会)
ほかにご質問の方いかがでしょうか。
読売新聞さん、お願いします。
(読売新聞社)
読売新聞の福永です。
同じ質問になるんですけども、これは6月1日からイラストの使用について募集を始めるということですけども、ちなみに明日とかの紙面で、明日ちょっとカラーなのでちょうどいいかなと思ったんですけど、掲載させていただくことは可能ですか。
(市長)
はい。そちらはもう今日報道提供もさせていただいてますので大丈夫ですね。
(読売新聞社)
大丈夫ですかね。
(市長)
はい。
(読売新聞社)
じゃあ詳しい話、また後で伺います。ありがとうございます。
(司会)
ほかご質問いかがでしょうか。
朝日新聞さん、お願いします。
(朝日新聞社)
朝日新聞の小田です。よろしくお願いします。
別件なんですけども、先日市議会で正副議長選挙がありました。結果、なかなか珍しい形になったのかなと思ってるんですが、一つ、維新の市議団の方たちがいろいろポストの取り合いなどがあったと思うのですが、共産党の副議長の名前を書いたということは結構驚きでして、これについては維新の一政治家として、市長がどういうふうにお受け止めになっているのかお聞かせください。
(市長)
正直なところ少し驚きました。そして、その結果も拝聴して政治だなと感じました。この議長、副議長の選任というのは議会での決定事項ですので、この選任はもちろん市長としても尊重いたします。そしてこれまで例えば今年度の5月までは西田議長が務めていらっしゃいましたが、これまでもちろん維新に所属している首長ではありますが、党にかかわらず堺のためということでそれぞれの議員の皆様と真摯に議論も、また意見交換もさせていただいておりましたので、今回長谷川議長、そして森田副議長、政党の所属にかかわらず、堺のために共に二元代表制として取り組んでいければと思っています。
(朝日新聞社)
維新の市議の方たちとは、当然市長も事前にやり取りされていたと考えていますけれども、市長としては、共産党と維新さんは非常に距離のある政党ですから反対してもおかしくないのかなとは思ったんですけれども、実際のところ市長としては仕方ないというようなスタンスで見ていたということでしょうか。
(市長)
予算は毎年反対されるんですよね。実はこの予算の決め方というのも秋に各会派から予算に関する要望を受けております。直接私も各会派の皆様とお会いして意見交換させていただいております。その中にはもちろん共産党の皆様とも意見交換させていただきまして、この間、森田議員だけではなくて共産党所属の皆様とも丁寧にお話をさせていただいて、そして議会での質疑もいい取組というかご提案いただいた内容で堺のために行動したこともございます。議会終了後もきちんとその話をしながら、もちろん市長としては議案に賛成していただきたいという思いがありますから、ぜひ賛成をということでお伝えしていたんですが、そこは政党のお立場もあるのか、結果的には反対ということでした。ただ、やはり堺のためということで行動していただけるものと思いますので、これから副議長という、更に責任のあるお立場に就かれますので、そこは反対だけれどもとかそういうことではなくて、堺のために活躍していただけることを期待しております。
(朝日新聞社)
今回のやり取りを踏まえて、今後は共産党さんにもある程度執行部側の考えを受け入れてもらえるものだろうという期待というのはあるのでしょうか。
(市長)
正直そこはあまり期待していないというか、もちろんこれはもう一貫して変わらないのは、私たちはどの会派、どの議員の皆様であっても理解していただいて、ご納得いただいて議案に賛成していただけるように全力を尽くしていることは間違いございません。その中で各会派であったり議会の議員の皆様のスタンスだったり、もしくは政治的な主張もあることかと思いますので、そこは一定やむを得ない部分もあろうかなと理解しております。ですので今回の副議長に選ばれたことによって、じゃあこれまでのスタンスががらっと変わるということは難しいのかなとは思っておりますが、ただ堺市全体のことを考えながら、ぜひいい取組であればこれまで以上に応援していただけることを期待しています。
(朝日新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
続けてちょっと別件でもう一つお尋ねします。
3月25日付の堺市の報道提供で、市内の認定こども園の虐待事案に係る行政指導についてというのが出ました。当時の発表ですと4月23日までに文書で改善の状況を報告するというお話になっていたと思いますが、これについてはもう既に期日が過ぎていますので、どういう内容で報告があったのかをお聞かせください。
(市長)
まず、当該の状況については法律もしくはガイドライン、堺市の指導に基づいてきちんと対応されるという報告を受けております。実際に報告を受けた日時等、今担当局で把握していれば聞かせてもらいたいと思います。
(司会)
それでは所管局、お願いします。
(幼保支援課)
幼保支援課でございます。
把握させていただいた日ですけれども、ちょうど締切の4月23日に提出がございました。期日どおりこちらに提出いただきまして、ただいま内容を、まず書面を拝見させていただき、現地での確認もしております。中身につきましては、まず真摯にこの指導を受けていただいておりまして、基本的にはそこに準じて、堺市の指導を受けて改善していくということになっておりまして、またそこに対してこれからも改善を進めているところで、時間のかかる部分もございますので、その部分につきましては計画等を出していただいているところでございます。以上でございます。
(朝日新聞社)
すみません。朝日新聞の小田です。
書面ないし現地確認をということですけれども、この指導後、指導前でもいいんですけれども、運営法人の代表者理事長からヒアリングなどは行っているのでしょうか。
(幼保支援課)
法人の代表からも、直接ではございませんが代理の方を通じて報告等をいただいております。以上でございます。
(朝日新聞社)
中身について、言える範囲でお願いします。
(幼保支援課)
中身につきましては、まず私どもが11項目改善をすべきところにつきまして、それぞれの内容に対して、まず例えば虐待防止の研修をするであるとか、あと法人全体でガバナンスといいますか指導をしていき、園にも改善させていくということも書いておりますので、全体的にはそういうトーンで、それぞれの項目がございますけどその項目に対してそのトーンで書いていただいているところでございます。
(朝日新聞社)
この件については5月の初めにAERAの報道で、理事長が馬場衆議院議員であるという報道がありましたけれども、この認識で間違いないでしょうか。
(市長)
本件については、園であったり、理事長については堺市として公表しておりません。そもそもガイドラインの趣旨が、特定の園を糾弾するということではなくて、しっかりとこどもたちのために、園の問題があるのであれば改善を図っていくということですので、私たちは公表をしていないということですから、この場でもお伝えはいたしません。
(朝日新聞社)
市長と同じ所属の政党であるということで、通常のその広報の仕方で個別の名前を出さないことになっているのかもしれないですけれども、維新ということで仮に公表しないことが何かの配慮なんじゃないかと疑わせるような面も一方であると思いますので、その点何かそうではないよというメッセージも込めて、一歩踏み込んであらかじめ公表しておくという選択肢というのは最初からなかったのでしょうか。
(市長)
どうも誤解されているようですが、市内のどの園で発生した事案に対しても個人とのつながりを持って判断をすることはありません。私から当局に対してどの園であったり民間の団体であっても変わりませんが、市の方針としては一貫して行います。今後もそうです。
(朝日新聞社)
分かりました。ありがとうございます。
