市長記者会見 令和8年4月21日
更新日:2026年5月1日
市長
よろしくお願いします。
本日は、「世界遺産・大仙公園エリア等の魅力発信」をテーマとしまして、現在の取組、今後のイベント、そして大仙公園等に関わる今後の動き・方向性についてお伝えをしたいと思います。
世界遺産・大仙公園エリア等の魅力発信
新年度に入って20日余りが経過しましたが、4月から堺市では市政運営の大方針「堺市基本計画2030」の計画期間がスタートしています。その中で重点戦略、堺の特色ある歴史文化としまして、「類いまれな歴史文化資源の継承と観光地としての魅力の向上」を重点戦略の施策に掲げて取組を進めています。
まずは、堺市博物館についてお伝えします。昨年11月から空調工事のために休館しておりまして、この4月から堺の歴史や文化をより身近に体感できるようにリニューアルをしまして、再開しております。
館内にある百舌鳥古墳群シアターにつきましては、新作映像を作成しまして、昨年10月に運行を開始しましたガス気球「おおさか堺バルーン」からの眺めをVRでご覧いただきながら、古墳築造当時の風景と現在の姿を比べることができます。
また、真ん中、ふとん太鼓の新作映像としましては、百舌鳥八幡宮の月見祭や堺市博物館が所蔵するふとん太鼓を紹介いたしまして、堺のお祭り文化の魅力を伝えたいと考えております。
また、近世コーナーの展示は、こちらは大幅にリニューアルをしておりまして、17世紀の大規模な新田開発、新たに田んぼを開発したり、大坂夏の陣で戦災により大きな被害を受けた市街地の復興の歩みを紹介しています。
併せて、復興を記念して奉納された顕本寺の「鰐口」。顕本寺というお寺が堺市内の旧市街地にございますが、そちらの「鰐口」を展示するなど堺の近世の歴史をお伝えします。
堺市博物館の企画展「昭和の展示」のご紹介です。6月14日まで開催している企画展です。堺市有形文化財に指定された資料などを通して、太平洋戦争の空襲による火災の延焼拡大を防ぐために、密集地域の家屋を撤去した建物疎開や、当時の様子を伝える記録活動を紹介しています。
こちらの絵ですが、昨年12月に堺市有形文化財に指定された「堺市第一次疎開地区記録」です。現在の堺区・宿院付近を中心としまして約2キロメートルにわたる街並みを全長約25メートルの貼り継いだ紙に描いた作品です。昭和19年に堺市が進めた疎開地区記録事業の一環として、画家の岸谷勢蔵氏によって作成されました。当時、宿院の繁華街にあった映画館「卯之日座」の様子を示しています。戦時下の状況を伝える資料が限られている中で、計画的な記録活動は全国的にも少なく貴重な資料となっております。
また、企画展では、併せて、戦災から立ち上がって復興・発展する堺の姿を不死鳥(フェニックス)になぞらえて紹介しながら歩みをたどります。昭和100年の節目の年に、昭和の堺やその背景にある当時の市民の暮らしを感じていただきたいと思います。
続きまして、「世界遺産・気球シャトルバス」です。大仙公園の気球の運行が始まってから多くの方にご利用いただいておりまして、世界遺産・百舌鳥古墳群の価値や魅力が堺市民の方はもちろんですが、堺以外の方にも広がっていると手応えを感じております。
そして、先月の3月20日からは、世界遺産・気球シャトルバスが運行を開始しました。こちらは、大仙公園近くの百舌鳥古墳群ビジターセンターと中世の歴史ある環濠エリアにあるさかい利晶の杜、そして、近年海辺の魅力が高まる堺旧港を結ぶ「世界遺産・気球シャトルバス」と命名し、土日祝運行しておりまして、料金は何と無料ということで、多くの方に堺市内をぜひ周遊していただきたいと思います。古墳時代、中世、そして現代と、それぞれの魅力を感じていただくことができます。
「世界遺産・気球シャトルバス」の運行エリアでゴールデンウイーク期間中に開催されるイベントを2つご紹介したいと思います。
まず、1つめは、さかい利晶の杜で行う「SAKAIマルシェ~利晶de茶・チャ・cha~」というイベントです。お茶をテーマにしておりまして、お茶摘み体験など、新茶の季節ならではの企画をお楽しみいただきながらお茶の魅力を体感することができます。
そして、大仙公園では、「おおさか堺バルーン」を夜間運行いたします。運行時間を18時から20時までとしておりまして、当日は予約なしで搭乗することができます。昼間とは趣が違った夜の古墳群や、また堺だけではなくて大阪全体の美しい夜景も見渡すことができると思いますので、ぜひ特別なひととき、この機会にご搭乗いただければと考えております。
そして、もう一度、堺市博物館に戻りますが、先ほどお伝えしました堺市博物館は開館から45年が経過しております。年数が経っておりまして、施設の老朽化や、企画展示をする専用の展示室がないことなど課題もあります。
また、堺市には、アールヌーボーの代表的な画家でありますアルフォンス・ミュシャの世界的なコレクションを有しており、また、BMWを中心としたヒストリックカーのコレクションもありますが、それぞれ収蔵施設が分かれておりまして、展示環境としては十分ではないという課題もございます。
これらの課題を踏まえまして、堺市が保有する貴重な歴史文化資源を一体的に活用するため、仮称ですが堺ミュージアム整備に向けた基本構想(案)を今年3月に策定いたしました。基本構想(案)では、博物館が直面する課題や社会環境の変化を見据えて、新しい堺ミュージアムの在り方と運営に関する基本理念をお示ししています。4月18日までパブリックコメントを実施いたしまして、お寄せいただいたご意見を踏まえて、今年6月に「(仮称)堺ミュージアム基本構想」を策定いたします。堺が誇る類いまれな歴史文化を継承、そして発信、また連携ができるような拠点となるように取組を進めたいと考えております。
私からは以上です。
質疑応答
(司会)
それでは、ただいまから質疑に移ります。挙手の上、社名を告げていただき、ご質問をよろしくお願いいたします。
それでは、ご質問いかがでしょうか。
それでは、毎日新聞さん、お願いいたします。
(毎日新聞社)
毎日新聞の中村です。
基本計画の中で、世界遺産の大仙公園等で現状848万人が、2030年1200万人ということなんですけれども。大仙公園に限った場合の現状値と、2030年度にどれぐらい、何万人ぐらいにしたいという目標はあるのでしょうか。
(市長)
それぞれ今詳しいデータ、担当局からご説明させていただきます。
(司会)
それでは、担当局、お願いいたします。
(文化観光企画課)
後ほど、詳しいデータをお答えさせていただきます。
(毎日新聞社)
あと、気球の現状、夜間飛行も行われますけども、どのように評価されていますでしょうか。
(市長)
昨年10月に運行を開始しまして半年が経過いたしました。この間、多くの方にご利用いただいて、概ねほぼ目標人数どおりの推移を見せています。ただ、難しいのは、冬の期間は風が強い日が多かったもので、6割強ぐらいの運行になっています。これから気球が運行しやすい季節になります。夏は今度、雷が発生しやすくなったりと天候の関係もあります。これは、やはり安全第一ということが前提ですので、その安全を確保した中でお楽しみいただきたいと思っております。
また、気球にご搭乗いただいた方々にアンケートも取っておりますが、大変好評でして、ほぼすべての方からよかったと、古墳群にもともと関心があった方はもちろんですが、乗ったときはそれほど関心を持っていなかった方に関しても、関心が深まった、よかったというお声をたくさんいただいております。
今は日中の運行ですが、イベントと併せてこのような夜間運行も試しております。今後、また昼の顔とは違う大阪の魅力、また古墳群の魅力を知っていただくことになるかと思いますので、ぜひ気球の更なる活用であったり、堺魅力発信に努めたいと思っています。
そして、万博期間中でも大仙公園のエリアは多くの方がご来場いただきました。ただ、先ほどご質問いただいたように、まだ当初掲げていた目標には達していないという状況もありますし、一方で環濠エリアの中世の歴史ある環濠エリアへの周遊というところも課題としてございます。
ですので、気球にぜひご搭乗いただきたい。大仙公園をはじめ、百舌鳥古墳群の広がるエリアへの魅力を感じていただきながら、一方で、堺市内を広く周遊していただきたいという思いがございます。
(毎日新聞社)
気球は、我々が見てても好調だなと思うんですけど。気球に乗った、あるいは乗る前に大仙公園全体への波及効果、広がりとかというのはどのような現象とか、単に気球に乗って帰るだけではなかなか難しいと思います。シャトルバスで環濠エリアとかに行けるようになったと思うんですけど、大仙公園そのものへのプラス効果というのがどのようなものが現れているか、教えていただけますか。
(市長)
大変効果的だと思っています。今回、気球が運行することによって、これまで行っていたイベントもございますが、気球とコラボレーションしたようなイベントも多く行われておりまして。私も夜間のイベントにも行きましたが、気球が借景というか、そのイベントの背景に満月が昇っているような様子でありました。また、大仙公園の中のカフェであったり施設も大変多くの方で賑わっています。そして、百舌鳥古墳群ビジターセンターが仁徳天皇陵古墳の隣にございますが、こちらも多くの方にご来場いただいておりまして、気球を間近で見たいと。搭乗いただけない日もございますが、一方で、気球が上がっている様子を近くから眺める。もしくは、大仙公園を散歩しながら運行できないときでも、地面に止まっている気球をご覧いただくことによって、この大仙公園の魅力というのが大きく向上していると思っています。
また、併せて貴重な日本庭園も大仙公園の中にございまして、こちらも気球と併せて多くの方が周遊していただいていますので、気球の運行までに紆余曲折がございまして苦労したこともございますが、一方で気球が上がってからは、大仙公園そのものの魅力であったり、堺の発信にも大きく貢献していただいていると思っています。
(司会)
ほかにご質問いかがでしょうか。
読売新聞さん、お願いします。
(読売新聞社)
読売新聞の福永といいます。
今流れの続きなんですけれども、ガス気球、非常に好調だと思います。一方で、4割程度運休する日があるということで、その対策というのは必要だということで、博物館のほうに新しい設備を設けたりとかっていうことは非常にいいと思うんですけれども。
同じガス気球で沖縄にジャングリアという施設があります。そこでは、開園当初3割弱しか運行できなかったのが、気象の専門家の知見を取り入れることで風の強弱とかその辺、詳しく伺ってはないんですけれども、そういった気象の専門家の意見を取り入れて運行率を今4割強まで高めた、更にこれから高める可能性があるというふうに施設側は見込んでいるようです。
そういう専門家の意見を取り入れながらより運行率を上げていくという取組も非常に有効と思うんですけれども、ご見解があれば伺えたらと思います。
(市長)
ご指摘のとおりだと思います。ジャングリアの気球、同じガス気球ですね。同じ仕組みのガス気球が運行しているということを存じ上げております。4割ぐらいまでということですが、今堺市の場合は6割ですので、更にそこから高めるためにどうできるか。運行開始までに私もその状況もお聞きしていましたが、やはり地表面、私たちの目線で感じる風と、また気球の上で感じる風の強さというのも異なりまして。この間、慎重に安全運行をしていただいていると思っています。
そして、半年経過しまして、あと半年経ちますと1年ですので、そうすると四季の中でその時期に応じたデータも取れると思っております。沖縄のジャングリア、中北部ですかね。それと大仙公園、また地理的な条件が違うと思いますが、ぜひ専門的な知見も取り入れながら、極力可能な日は運行すると。一方で、安全を徹底しながら多くの方に楽しんでいただきたいと思います。
(司会)
ほかにご質問いかがでしょうか。
日本経済新聞さん。
(日本経済新聞社)
日経の高橋です。
2点お願いします。1つは、気球の話があったんですけど、夜間飛行なんですが、継続的な夜間というのがやっぱり難しいのか。周辺の住民の方の意見とか、あるいはあまり需要が見込めないのか。夜間のポテンシャルについて伺いたいというのが1点。
それから、もう1点は、全然話が変わるんですけど、(仮称)堺ミュージアム基本構想(案)、拝見すると課題として、資料の保管場所がないとか、今後新しい資料がどんどん入ってくると収拾がつかなくなるみたいなものが基本構想(案)に書かれているんですけども。
改めて、これは多分全国共通の課題だと思うんですけれども、永藤市長が従来こういうところを変えていきたいみたいなところがあれば、ざっくりでいいんですけれども、資料の収集・保管についてのお考えをお聞かせいただけますか。
(市長)
まず、気球の夜間運行に関してです。まず、日中の運行ということで、一つはやはり近隣住民の皆様のご理解が欠かせませんでした。私も直接お話をさせていただいて、職員も大変頑張って近隣住民の皆様のご理解をいただいて今回運行に至っております。
そして、もう一つは、世界遺産の構成資産であるということで、やはり世界遺産を損なうものであってはいけないと。世界遺産の保全のために、この貴重な史跡の保存のために世界遺産になっているということもございますので。そちらは、学術委員会の皆様で今回気球はまずは1年ということで運行しておりますが、その中でアンケートを取りながら影響がないということを確認いただいてこれからも運行を続けたいと考えております。
その内容で、アンケートで多くの皆様からいい声をいただいておりますが、それで世界遺産にも影響がなくて、また近隣の皆様のご理解がいただけるようであれば、ぜひ夜間運行も、今は年に数日という日数ですが、ぜひ少し枠も広げながら夜間であったり、もう少し朝の早い時間とか。私の中では、朝日がもし見えるとなると、運用も大変だと思うんですけど、また違った貴重な景色だと思いますので、堺の魅力発信というところでもこの気球の運行時間の延長というところは、ぜひ安全性とご理解をいただけるならば、私としても実現したいと思っています。
(日本経済新聞社)
今の住民のご理解と世界遺産学術委員会のオーケーというか、ゴー・サイン、それは早朝、夜間ということについては、まだ得られてないということでよろしいですか。
(市長)
まだ、具体的にはお伝えしていない状況です。皆様の報道等で、今後夜間運行みたいな、またこういうイベントもしていますので、そこについてはやはり近隣の皆様にはお話をしたり、事業者の皆様も慎重に対応を伝えていると考えておりますが、これから実際に定期的な運行ということになると、やはり皆様、改めて具体的にきちんと説明をしながらご理解をいただく動きが必要だと考えています。
そして、もう1点、堺ミュージアムに関してです。まず、今の堺市博物館が1980年築ということで45年以上経過しております。また、展示面積であったり、そこに収蔵しているもの、そして企画展を行う際のスペースも限られているということもございます。また、堺 アルフォンス・ミュシャ館であったり堺市ヒストリックカーコレクション。こちらは、今外部に貸し出している展示の状況ですが、場所も離れていたり、所蔵場所も違いますので、堺の歴史文化資源、その魅力を一体で感じられるような施設をぜひ新しいミュージアムに盛り込んでもらいたいと考えております。
そして、保管場所に関しましては、今博物館で保管しているものもございますが、堺市の中でも例えば南区であったり、その内容にもよってそれぞれ保管している場所が異なります。大仙公園周辺をこの(仮称)堺ミュージアムの場所として検討しておりますが、多くの方にご来場いただいて見せる展示を行うものと、保管しておく場所というのは、必ずしもすべてが一致する必要もないかと思っておりますので、今ある収納場所も活用しながら貴重な資源を活かしていきたいと思っています。
一方で、逆に収蔵されていて活かしていない美術品であったり作品も多くあるんですね。これは、なかなか今の博物館では展示ができないということもございますので、どうすれば堺の魅力が多くの方に伝わるかと、貴重なコレクションをご覧いただけるかという観点も踏まえて、堺の保有する文化資源を余すところなく発揮できるような施設になればと考えています。
(日本経済新聞社)
一応、案も今見たところ、収集方針についても従来と変えていきたいみたいな、デジタル技術の活用みたいなものも入っているんですけど。改めて、従来とどういうところを収集保管で変えていくのかというところがもしあれば、仰っていただけますか。
(司会)
ちょっと学術的なことになりますので、学芸員の職員からお答えできればと思います。
(司会)
所管局、お願いいたします。
(学芸課)
学芸課でございます。
新たに実物資料以外にも、近年はもともとデジタルで発信されているような資料もございます。そのようなデジタル資料などにも十分に収集・保管を対応していけるようにしたいと考えております。
また、地域の皆様からいろいろな資料の収集が必要ではないかとご意見も出てこようかと思います。そういった場合は、地域の皆様と協力しながら新たな資料の収集を進めていきたいと、新しいミュージアムでそういった活動もしてまいりたいと考えております。
(司会)
ほかに、ご質問いかがでしょうか。
NHKさん、お願いします。
(NHK)
NHKの高柳です。
すみません、ちょっと繰り返しになる部分もあって恐縮なんですけれど、堺バルーンの夜間運行をしたとき、大仙古墳の形って見えるんですか、夜間は。古墳の形って。
(市長)
私自身、夜間運行で搭乗したことはまだないんですが、こちらがバルーンから見たときの、一番上まで上がったときの写真ですが。お昼間だったら、市街地の住宅が密集した中に古墳群が点在しているという状況がご覧いただけます。
今度、夜間になると、今ネットとかで出ている写真と私のイメージを合わせてなんですが、こちらも都市部ですので、今度はライトアップされた住宅だったり、もしくは建物が多くあります。そして、この中で古墳の周りはライトアップされていませんので、そこは逆に少し沈んだような形で古墳がご覧いただける。堀は水面ですので、水面は少し光を帯びながら、そのライトアップされた中で古墳群の前方後円墳だったり、様々な大小古墳が点在するような貴重な光景がご覧いただけるのではないかと考えています。
(NHK)
分かりました。気球自体をライトアップしているということですか。気球もライトアップされているものになるんですか。
(市長)
はい。気球はライトアップしています。
(NHK)
気球自体が光るような形にライトアップされるんですね。
(市長)
ライトアップというか、これは気球の明かりですね。実際の。
(司会)
所管局、お願いします。
(観光推進課)
気球の下のほうにLEDが組み込まれておりまして、夜間に電源を付けると中からぼわっと光るような形になっております。
(NHK)
提灯みたいになるんですか。
(観光推進課)
はい。
(NHK)
乗った人は、夜の暗くなっている、ライトアップと市長仰いましたけど、別に周辺をライトアップしているわけではなくて、住宅の生活の光がついているという意図ですよね。
(市長)
そうです。はい。大阪の夜景がご覧いただけるということです。
(NHK)
分かりました。これは、5月9日に始める狙いを改めてもう一回聞かせていただきたい。今後はどうすると仰ってましたか。
(市長)
今、イベントと併せて実施しておりまして。本当はこれ、12月に行った大仙公園のイベントで運行したということと、あとは、先週の18、19日も夜間運行しております。そちらも、大仙公園でイベントがございました。そして、今回5月9日も、今回大仙公園で行われるイベントと併せて実施するということで、多くの方のご来場が見込める、夜間も見込めるタイミングで夜間運行を行っているということです。
(NHK)
今回、このために何に合わせるということなんでしょうか。
(市長)
本イベントですか。ちょっと詳しくお伝えいただきたいと思います。
(司会)
所管局、お願いします。
(観光推進課)
民間のHONBAKOさんといわれる事業者様が実施しております野外映画祭という映画祭の開催に合わせましてナイト運行を予定しております。
(司会)
ほかに、ご質問いかがでしょうか。
読売新聞さん、お願いします。
(読売新聞社)
読売新聞の福永です。
先ほど市長が仰った早朝の日の出とともに気球が上がるというのも非常に面白いと思うんですけれども。そういった意味で、日本の伝統行事ではないですけど、初日の出を見るという日本は風習・習慣があると思うんですけども、元日に上げると非常にPR効果もあって乗りたいという人も殺到するんじゃないか思うんですけれども。そのようなお考えはどうですかね。
(市長)
実際に庁内で打合せをしているときには、気球が軌道に乗れば初日の出というタイミングも非常に効果的なんじゃないかと。ただ、このゴンドラ、まだ今安全運行のために大体30人マックスでご搭乗いただけるんですが、おそらく今半分ぐらいに制限しながら安全運転で行っております。その初日の出の時間に乗れるというのはもう2、30人、おそらく多くの方がご希望いただいても乗れないこともあるかと思いますが、一方で、やはり貴重な機会を提供させていただくというのも堺の魅力発信につながるかと思います。夕焼けは毎日ご覧いただけますし、どういうときにこの気球からの景色を見ていただければより魅力が伝わりやすいかという視点で幅広く検討したいと思います。
(読売新聞社)
そういった意味で、30人しか乗れなくて、初日の出なので今15人ということで、一般の人が乗るのはなかなか難しいかと思うんですけども。例えば、今気球を関西の人にはかなり周知されてきたと思うんですけれども、全国、世界に周知するためにはよりPRが必要になってくる。そんな中で、例えば初日の出に運行する際には例えば堺のコブクロとか、コブクロも乗ったことがあると思うんですけども、そういった方にPRしてもらうというのも非常に注目を集めるいい機会になると思うんですけれど、検討してもらえたらと思います。
(市長)
堺に関わっていただいている著名な方、活躍されている方がたくさんおられます。ぜひ皆様方にもご協力いただきながら、堺のバルーンのPRも国内外に向けてしたいと思います。ありがとうございます。
(司会)
ほかに、ご質問いかがでしょうか。
先ほどご質問いただいた分で、所管局からお答えさせていただきます。
(文化観光企画課)
文化観光企画課です。
お答えします。848万人、このうち世界遺産・大仙公園エリア、こちらは39.5万人となっています。
以上です。
目標値に関しましては、今のところまだ算出できていないですけれども、今後、早急に各エリアの年度ごとの目標値を算出したいと考えています。
(市長)
2025年度までですが、基本計画2025、この前の計画では大仙公園エリアの目標値は60万人としておりました。
(司会)
毎日新聞さん、お願いします。
(毎日新聞社)
担当課さんにですけど、一応1200万人とか、2030年で打ってるわけですから、エリア別というのは出してないんですか。
(文化観光企画課)
1200万人の算出の仕方が、まず4エリア、こちらの合計の令和元年度、その部分まで戻すというところで設定しています。その数字が1160万人程度となっています。
(毎日新聞社)
そのときの大仙公園エリアは、数字は今どれぐらいなんですか。
(文化観光企画課)
2019年度で、世界遺産エリアは66.1万人来ておりました。
(毎日新聞社)
そこから、その1200万人の中での大仙公園エリア、毎年の目標をこれから考えていくということですね。
(文化観光企画課)
はい。
(司会)
ほかに、ご質問いかがでしょうか。
日本経済新聞さん、お願いします。
(日本経済新聞社)
今日の案件とは直接関係ないんですけど、先日万博のレガシー継承の会議があったと思うんです。そのときの資料の中に、アバターをどんどん取り入れていきたいという話が書いてあったんですけど。改めて、永藤さんから、特に行政窓口での活用とか、期待するところがあればお話しいただけますか。
(市長)
アバターの活用に関しては、大阪大学の石黒教授がシグネチャーパビリオン「いのちの未来」のプロデュースを務められた中で、実際に実装されて運営されておりました。堺市の光明池からそこをつないで、光明池で高齢者の皆様を中心として操作していただきました。遠隔で実際に案内ができたり、実際にアバターを通じたジェスチャーもこちら側で動くよう、手を振ったりじゃんけんをしたりということができたり。もしくは、その声も送ることができます。
ですので、アバターなので写真がそのまま写るわけではなくて、そのキャラクターだったりイメージが伝わる中で、実際に対面でなくても遠隔から対応ができるということ。これから非常に活用の幅があるかと思っています。
昨年開設されました近畿大学の病院に関しても、アバターを窓口で活用されております。私も拝見しましたが、これからの病院の窓口もそれぞれ人が全てそこで行うわけじゃなくて、アバターを活用しながら例えば診療科の案内であるとか、要望や用件をお聞きしたりということも活用できると思っております。
特に泉北ニュータウン地域で今回実証というか万博会場とつないだのは、今高齢化率が、大変、堺の7区の中でも高い地域が南区です。その中でスマートシティの取組を行っておりますが、例えばアバターを通じてお体が外に出にくい、動きにくいということであってもコミュニケーションを取るような手段であったり、もしくは、これから何歳になっても働くことができる、働きたい方が働くことができるような環境というのもアバターで実現できると思っております。
今回は、万博の半年間の中でも石黒教授をはじめ、多くの皆様がたくさんの知見を得られたことと思いますので、堺市とも連携しながらぜひアバターの市内での効果的な活用を進めていきたいと思っています。
(日本経済新聞社)
行政窓口に使う自治体もぽつぽつ出てきているんですけれども、永藤さんのお考えとかあれば教えていただけますか。
(市長)
十分にあり得ると思っております。特に、南区役所はスマート区役所を標榜して今、取組を進めておりますので、その南区、お膝元ということで連携しながら。まだ、今の段階ではすぐに取り入れるということは想定していませんが、その話も近いうちにできればと思っています。効果が見込めれば、ぜひ使いたいと思っています。
