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後援団体挨拶

更新日:2012年12月19日

朝日新聞大阪本社 大塚 義文 編集局長

 この賞を後援している者として一言ご挨拶を述べさせていただきます。
 大賞のジハン・ペレラさん、奨励賞の吉岡秀人さん、日本ネパール女性教育協会の皆様、本当におめでとうございました。
 また、選考委員の皆様、本当にご苦労様でした。
 受賞された方々の業績を私も読みましたが、いずれも本当に地道ではありますが、平和を築く上で大切な活動であると思いました。こうした活動に光が当たって、本当にうれしく思います。勇気づけられました。
 堺市さんの方からこの賞を後援してもらえないかというお話をいただいた時、あまり時間をかけて考えることもなく、後援をお引き受けすることにいたしました。なぜならば、このユニークな賞の発想をお伺いしますと、「都市の繁栄は、平和を抜きには語ることができない」ということであり、その理念に共感したからです。ただ、こうした平和や国際的な外交がからむ問題となりますと、それは地方自治体の仕事ではなくて国の仕事ではないかという考え方もあります。やはり、大きな問題ですから、一地方自治体の力には、限界があるのではないかと。しかし、そういったことは、まったくございません。これからは、日本においてもますます地方分権の時代になってまいります。国の力はもとより、地方の自治体がどれだけ元気に活動していけるのかということが、日本の大きな進路を決める時代に入ってまいります。この賞を通じて堺市も、全世界に向けて平和へのアピールとしていただきたいと思っております。こうした賞は、当たり前ですけれども、10回、20回、50回、100回と数を積み重ねて歴史を刻んでいけばいくほど、重要な賞としての重みが定着していくものであると思います。この賞がもっと広く世界中の人に知られて、いろいろな活動をしておられる人たちが、勇気づけられるような賞に育っていけるように朝日新聞社としても全力で応援していきたいと思っております。会場の方々にもご協力もお願いして、私の挨拶とさせていただきます。

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