消防吏員
更新日:2025年2月28日
救助業務に特化した部隊で活動
私は幼い頃から消防吏員に憧れていて、生まれ育った堺市で憧れの職に就きたいと考え、堺市の消防吏員を志望しました。
現在は総合防災センターに配備された高度救助隊という部隊に所属しています。人命救助に特化した部隊であり、火災現場のみならず交通事故や海・川・池などでの水難事故、危険物質等の特殊災害事故など、多種多様な災害現場の最前線で人命を救出することが任務です。
危険を伴う状況下での活動となるため、常に最善の活動ができるよう日々厳しい訓練を重ねています。その成果を実感できた際は、大変やりがいを感じます。
信頼し助け合える関係性が現場活動に活きる
入職するまで、「消防吏員の仕事は火災現場で火を消し、人を助ける」というイメージが強かったのですが、実際は、消火、救急、救助のほか、火災を未然に防ぐために建物の検査等を行う予防業務や119番通報に対応する通信指令業務、火災調査業務など多くの仕事があります。
これらの様々な仕事を担っている職員が一丸となり、堺市・高石市・大阪狭山市の住民の安全・安心を守っています。
消防や救急の現場は隔日勤務で24時間交代制のため、上司や同僚と長い時間を過ごします。時には厳しく、時には優しく、家族のように信頼し助け合える雰囲気があります。その関係性が現場活動でも活きていると実感しています。
日本一の救助隊をめざして訓練を重ねる
私は令和4年度に堺市消防局の代表として、救助技術の精度を競う消防救助技術大会に出場しました。
障害突破という団体種目で近畿地区1位となり、同じく全国大会では2位の成績を収めることができました。日本一の救助隊をめざし、これからも救助力の強化に向け、努力し続けます。
多種多様な災害が発生している昨今、住民の安全・安心を守ることができるよう日々の訓練に励み、「決して諦めない、最後の砦」として、より一層信頼される消防吏員をめざしています。
消防吏員をめざしている方は、まずは目標をかなえ、消防吏員をめざすこどもたちの憧れとなる職員になれるよう共に頑張りましょう。そして、住民の安全と安心を一緒に守っていきましょう。
ある日のスケジュール(隔日勤務)
9:00 | 始業、勤務交代・申し送り、車両、資機材の点検 |
---|---|
10:00 | 救助訓練 |
12:45 | 救助訓練 |
17:00 | 事務作業 |
18:45 | 事務作業・図上訓練 |
22:00 | トレーニング |
23:00 | 仮眠・休憩 |
5:30 |
事務作業 |
7:30 | 事務作業・清掃・無線テスト |
9:00 | 勤務交代・申し送り、終業 |
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