このページの先頭です

本文ここから

令和6年度第2回堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2025年3月18日

開催日時

令和6年10月26日(土曜) 午前9時15分開会 午後4時30分閉会

会場 堺市役所 本館6階 A会議室
出席委員

委員長 川井 太加子(桃山学院大学 社会学部 社会福祉学科教授)
委員  石渡 勉(弁護士)
委員  松田 章汰(公認会計士)
委員  吉岡 洋子(関西大学 社会学部 社会学科教授)

欠席委員 委員  成清 敦子(関西福祉科学大学 社会福祉学部 福祉創造学科 教授)
事務局 生活福祉部 健康福祉総務課 課長 宮本 浩志  ほか
所管課

長寿社会部 長寿支援課 課長 杉中 淳志 ほか

案件名

(1)堺市立共同浴場指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
(2)堺市立共同浴場指定管理者候補者の選定結果について
(3)堺市立堺・西老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
(4)堺市立南老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
(5)堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
(6)堺市立老人福祉センター等指定管理者候補者の選定結果について

会議資料

資料1 次第(PDF:45KB)
資料2 委員名簿(PDF:47KB)
資料3 配付資料一覧(PDF:55KB)
資料4 審査方法について(PDF:111KB)
資料5 面接方法について(PDF:58KB)
資料6 同点の場合の取扱いについて(PDF:74KB)
資料7 審査表(共同浴場)(PDF:230KB)
資料8 審査表(老人福祉センター等)(PDF:244KB)

開会

事務局

令和6年度第2回堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会を開会する。

定足数の確認

出席者4人、欠席者1人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

応募団体との関係の有無・接触の有無の確認

応募団体と関係のある委員はいないこと及び応募団体からの接触等はないことを確認

配付資料の確認

配付資料一覧により確認した。
資料1 令和6年度第2回堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会次第
資料2 令和6年度堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会委員名簿
資料3 令和6年度第2回堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会座席表
資料4 審議にかかる資料

本日の予定の確認

本日の会議では、下記の案件について審議することを確認
なお、会議については会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。
1 堺市立共同浴場指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
2 堺市立共同浴場指定管理者候補者の選定結果について
3 堺市立堺・西老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
4 堺市立南老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
5 堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について
6 堺市立老人福祉センター等指定管理者候補者の選定結果について

案件審議1

川井委員長

これから案件の審議に入る。まず、案件1「堺市立共同浴場指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査」について、所管課より説明をお願いする。

施設所管課

応募団体の概要及び企画提案内容等については、概要資料等を用いて事前に説明している。
応募団体の財務状況について、追加で説明

川井委員長

説明について、質問・意見はあるか。

全委員

(質問・意見等なし)

川井委員長

採点方法について事務局から説明をお願いする。

事務局

使用する審査表や採点の流れについて説明

川井委員長

面接審査について、事務局に進行管理をお願いする。

事務局

面接審査の進め方の説明

面接の流れについては、応募団体からのプレゼンテーションを10分受けた後、質疑応答を10分程度行う。応募団体の退出後、意見交換を必要に応じて行い、その後、提出書類の内容も含めた採点を行う。

面接審査(A団体)

それでは、A団体に入室してもらう。

A団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

A団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(A団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

 収支計画の中の一般管理費について、本社経費と考えられるがその算出根拠について安定基礎が収入×7%となっている点が、どういう根拠で算出しているか。利用料金が上がった場合に経費が増えるというのは違和感がある。
 また、自主事業の収支計画で無料券の配布という話があり、利益の10%を見込むということだったが、見込みでその年から配るのか、それとも次の年度からその実際の利益に応じて配るのか。

A団体

 一般管理費については、本社社員の訪問経費や本社機能を維持するための人件費を想定しており、利益も含まれている。人件費から公租公課までの部分については利益にかかわらず、ある程度出ていくものと理解しており、利益が上がれば一般管理費も上がってくると考えている。
 自主事業での無料券配布については、近隣の商店街のお祭りや福引きの景品等に利用していただくような還元の仕方を考えており、利益が確定してからの対応となるため、翌年度からの実施を見込んでいる。

松田委員

本社経費の中に本社に帰属するべき利益も含まれているという話だったが、最終の利益が出るのであれば、利用者への還元等についてもう少し検討いただきたい。

吉岡委員

貴社は堺市で指定管理者として指定されたことはないが、これから地域の商店街等とのつながりをどのように作っていくのか。

A団体

施設で人権に対する啓発活動等を行う上で、どのように連携したらいいか、地域との協議を重ねて、具体的にどういう事業ができるか模索したいと考えている。

吉岡委員

スタッフミーティングについての記載があるが、これは具体的にどのようなことをするのか。

A団体

月に1回の実施を考えており、本部の担当者が現場に赴いて情報共有や利用者からご意見があった場合の指導などを行いたいと考えている。また、他施設での指定管理の経験から良い事象があれば共有し反映できるようにしたい。もしくは日頃困っていることについて、スタッフにヒアリングを行い、一緒に問題を解決することも想定している。できる限り本部の社員も関わって一緒に運営していく形をとりたいと考えている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

A団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

A団体退室

川井委員長

意見交換(A団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

吉岡委員

財務状況についてはどう判断できるか。

松田委員

債務超過や損益について事前に確認したところ、過去3年間は黒字であり、財務の規模も大きく、特に問題はないと考えている。収支計画についてはもう少し丁寧に立てることもできると思うが、特段問題はないと考えている。

川井委員長

石渡委員はどうか。

石渡委員

特に問題はないと感じた。

川井委員長

共同浴場の指定管理の趣旨をよく理解していると思う。

松田委員

施設の管理をメインにされている会社であるため、施設設備の維持管理の考え方や非常時の対策等はしっかりしていると感じた。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

案件審議2

川井委員長

それでは、案件2「堺市立共同浴場指定管理者候補者の選定結果について」に入る。

事務局

集計結果を委員に配付

川井委員長

 本委員会では得点が最上位のものを指定管理者として選定することとなっているが、今回は応募団体が1者のため、その団体の合計得点が満点の60%を満たすかどうかにより選定する。
 総合点数「324点」で満点の60%以上に達していることにより、A団体を堺市立共同浴場の指定管理者候補者として選定する。

案件審議3

川井委員長

それでは、次の案件の審議に入る。
案件3「堺市立堺・西老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について」、所管課より説明をお願いする。

施設所管課

応募団体の概要及び企画提案内容等については、概要資料等を用いて事前に説明している。
応募団体の財務状況について、追加で説明

川井委員長

説明について、質問・意見はあるか。

全委員

(質問・意見等なし)

川井委員長

採点方法について事務局から説明をお願いする。

事務局

使用する審査表や採点の流れについて説明

川井委員長

面接審査について、事務局に進行管理をお願いする。

事務局

面接審査の進め方の説明

面接の流れについては、応募団体からのプレゼンテーションを10分受けた後、質疑応答を10分程度行う。応募団体の退出後、意見交換を必要に応じて行い、その後、提出書類の内容も含めた採点を行う。

面接審査(B団体)

それでは、B団体に入室してもらう。

B団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

B団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(B団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

法人の決算書類を確認すると、ここ3年間ほど当期活動増減差額が赤字の状況だが、具体的にどこから発生していて、今後どう改善していくのか。

B団体

 新型コロナウイルス感染症の拡大が始まった4年前に特別養護老人ホームの増築を行ったが、計画段階では新型コロナウイルス感染症拡大を想定しておらず、工事にも遅れが生じた。増築により入所定員を16人増やしたが、思うように人が集まらなかった。
 また、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中で、その都度デイサービスや在宅サービスを中断する必要が生じ、マイナスが発生した。

B団体

赤字の発生については、運営している保育園の入園者数が減少したことも一因である。ただ、今年度は乳児が9人入園し、赤字の解消も含め、保育士の確保や定員の変更を現状の人数に見合う人数にすることで、運営費の単価の増額も図っており、今後は安定的な運営に戻ると考えている。

松田委員

収支計画で人件費が増加しているように見受けられるが、入浴サービス事業が無くなる中で、どういう体制を強化する目的で人件費を増やしているのか教えていただきたい。

B団体

老人福祉センターについては入浴事業が無くなっても職員の人数は変わらないが、業務委託費で大きく削減を図っている。人件費は最低賃金の急激な上昇も一定見込んでいる。

松田委員

人件費の増加は体制の強化というよりは、賃金の上昇を見込んでいるということか。

B団体

そのとおり。入浴事業が無くなって変わるのは業務委託費である。

松田委員

利用者数の目標について、入浴サービス事業が無くなる中で、具体的に何を強化して入浴者数の減少をカバーできる目標を達成するのか。

B団体

 新型コロナウイルス感染症の拡大時は体操教室等を実施しても人が集まらなかったが、今では人数を制限するほどになっている。今は入浴だけを目的に来る人は減少しており、入浴事業が減っても利用者数が減ることはないと考えている。
 また、近隣の小学生が施設見学に来たり、子ども食堂でのワークショップで子どもたちが作った作品を老人福祉センターに展示したりするなど、世代関係なく交流が進んでいるため、今後も利用者数を増やしていきたい。

石渡委員

自主事業についてはプリザーブドフラワー教室など、無料のものが多い印象だが、有料で実施したいと考えているものはあるか。

B団体

プリザーブドフラワー教室でも材料費は事前に徴収しており、収支はゼロになる。非常に好評いただいており、回数を増やした上で世代間交流も含めて工作教室も取り入れた形になっている。

石渡委員

参加費をとってイベントを行うことは利用者の負担になるため、現時点では考えていないということか。

B団体

なるべく負担のない形で進めながらも、場合によっては講師の交通費程度でできるようなものがあれば、実施したいと考えている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

B団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

B団体退室

川井委員長

意見交換(B団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

松田委員

地域との密着度が高いのは強みだと考えるが、自主事業も含め、利用者数を増やすための新しい取組などはあまり見られないように感じた。

石渡委員

他にも応募団体がいるため、もう少し積極的な提案が必要ではないか。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

事務局

面接審査(C団体)

次の応募団体の面接審査を行う。
それでは、C団体に入室してもらう。

C団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

C団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(C団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

看護スタッフ2人の体制ということだが、1人が体調不良となった場合、本部からのバックアップ体制、補助はあるのか。

C団体

藤井寺市や枚方市にも看護スタッフがいるため、緊急時にはそちらから人員を回すことも考えている。

松田委員

収支計画書で諸謝金が過年度の実績に比べて5倍ほど増えているが、指定管理事業の中で何に使われる予定か。

C団体

利用者数の減少を食い止めるため、新規の取組を色々と実施する上で必要な額を多めに見積もっている。

松田委員

体験会などで諸謝金を使うということか。

C団体

そのとおり。

吉岡委員

現在勤務している職員の継続雇用を予定しているということだが、他の施設で指定管理をしているときも行っているか。どれくらいの人数を継続雇用しているか。

C団体

現場に一番精通しているのは現指定管理者のスタッフであることが多いため、意向確認をした上で、面談を希望される方には現指定管理者を通じて面談を実施し、多ければ8割ほど残ったことがある。ただ、現指定管理者が同じスタッフを別施設でそのまま雇用され、継続雇用が全くないということもあった。

吉岡委員

他市でも老人福祉センターを運営しているということだが、堺市で指定管理を受けるとしたら、どこに力を入れるか。

C団体

他市での運営経験も活かしながら、特に人権を中心に取り組みたいと考えている。

川井委員長

老人福祉センターの男性利用者数をどう増やすかが課題とあるが、具体的にどのように考えているか。

C団体

 弊社で管理している施設の内、どこでも同じような傾向があり、年齢層は70代から80代が多く、男性よりも女性が多い。そのため、囲碁や将棋、カラオケなど男性が関わりやすい講座や同好会の立ち上げを行っている。また、バンパーの男性参加者も多いので、その取組を広げるなど、男性が参加しやすい取組を進めていきたいと考えている。
 また、60歳代は働いている方も多いので、平日ではなく土曜日の夜にイベントや催しを開催したり、囲碁や将棋以外でも何か興味のあることに関して体験会を実施したりすることで、まずは認知してもらうことから取り組みたい。

石渡委員

利用者をどう確保するかが課題となる中で、提案されている取組は他施設で実施した際、評判が良かったものや参加者が見込まれたものだったのか。

C団体

 例えば、自主事業計画書の中の料理教室は参加者の年代も幅広く、親子連れや高齢男性の単身での参加も見込んでいる。参加者からは「楽しかったので、またやってほしい。」という声もいただき、年に2~3回の定期開催としている。また、リピーターも多く見込まれ、開催したが人が集まらず、1回で終わったという講座ではない。
 吉本芸人によるワークショップは今年から始めたもので、有名な芸人を講師に迎えたということもあり、申込開始日から施設の電話が鳴り止まず、早々に広報を取り下げたという経過がある。これが続くかどうかはまだ判断できないが、堺市でも活かしていきたいと考えている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

C団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

C団体退室

川井委員長

意見交換(C団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

松田委員

収支計画も丁寧に説明されており、どこが課題で、これからどう対処していかないといけないかが具体的だった。また、設備系の会社であるため、施設整備の部分もしっかり対応できると感じた。

吉岡委員

他市と堺市では人口規模も違うので、どこでも同じものを行えばいいというものではないと感じた。

石渡委員

財務状況は特に問題ないということでよいか。

松田委員

特に問題はない。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

案件審議4

川井委員長

それでは、次の案件の審議に入る。
案件4「堺市立南老人福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について」、所管課より説明をお願いする。

施設所管課

応募団体の概要及び企画提案内容等については、概要資料等を用いて事前に説明している。
応募団体の財務状況について、追加で説明

川井委員長

説明について、質問・意見はあるか。

全委員

(質問・意見等なし)

川井委員長

採点方法について事務局から説明をお願いする。

事務局

使用する審査表や採点の流れについて説明

川井委員長

面接審査について、事務局に進行管理をお願いする。

事務局

面接審査の進め方の説明

面接の流れについては、応募団体からのプレゼンテーションを10分受けた後、質疑応答を10分程度行う。応募団体の退出後、意見交換を必要に応じて行い、その後、提出書類の内容も含めた採点を行う。

面接審査(D団体)

それでは、D団体に入室してもらう。

D団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

D団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(D団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

収支計画書で諸謝金が特段なしとなっているが、指定管理業務の中の各種事業をどのように実施する想定か。

D団体

弊社が管理している別の指定管理施設では諸謝金を使わない講座も多くあるため、基本的には同じ形で進めていきたいと考えている。講師が必要になれば、本社管理費も含めてその中でやりくりをするつもりだが、基本的には弊社の社員が講師を務めて、講座を実施したいと考えている。

松田委員

そうなると同じ老人福祉センターでも堺市内で対応が違うことになるが、地域性が違うから、謝金を払わない形でイベントを行う方がいいという判断か。

D団体

謝金を払わないということではなく、必要に応じて予算をやりくりしたいと考えている。

吉岡委員

御社の役員は全員男性だが、指定管理をしている施設のセンター長など、女性の割合はどれくらいか。

D団体

センター長で女性は5人程度おり、受付や管理運営のスタッフは大部分が女性となっている。現場での割合は女性が7割、男性が3割である。

吉岡委員

アンケートで満足度が80%とあるが、このアンケートはどのように実施されたのか。

D団体

常時ボックスを配備して、アンケートに回答いただく場合もあるが、大型イベントを実施する際に来場者にアンケート用紙を渡して回収するという方法をとっている。

吉岡委員

1回だけ来た人か継続的に利用しているかはわからないということか。

D団体

大型イベントのほうが1回の感想が重要で、その1回が良かったから次も参加するということにつながりやすいため、そのような形式で実施している。

川井委員長

参加したいが歩いてまでは行けないという人も多いように感じている。そういった人への対応は何か考えているか。

D団体

南区域については送迎のサービスも充実させたいと考えている。高齢者はラインを使用している人も多いので、他の施設でも実施しているように、ラインの公式アカウントを作成し、送迎の予約システムのようなものも作りたいと思っている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

D団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

D団体退室

川井委員長

意見交換(D団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

川井委員長

南区の年齢構成の特徴は踏まえられているように感じた。

松田委員

午前中と同じ提案内容で、こちらでは予算をとっていないのに同じ内容ができるのかと感じた。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

事務局

面接審査(E団体)

次の応募団体の面接審査を行う。
それでは、E団体に入室してもらう。

E団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

E団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(E団体)

それでは、各委員から質問をお願いする

松田委員

入浴事業が廃止になることで利用者数の減少が見込まれるが、新規利用者を獲得する、もしくは既存の利用者にリピーターになってもらうなど、具体的にどういったアプローチを考えているか。

E団体

クラブ活動はあるが、うまく継続できていないクラブもあるので、高齢者が主体だったクラブ活動を一般市民の方にも広げて世代間交流を図ることにより、新たな魅力が生まれ、実利用者数の増加も見込めると考えている。

松田委員

 自主事業計画書で自動販売機の設置は特に利益がないとしているが、利益は出るのではないか。
 また、センター魅力向上事業は経費が一切かからないとしているが、経費ゼロでイベント等を実施できるのか疑問に感じている。収支計画の中に含まれているのであれば、実施事業計画書の中に入れたほうがいいのではないか。自動販売機の設置で出た利益を基にセンター魅力向上事業を実施するということではないのか。

E団体

 自販機の設置は土地代がかかるため、売り上げを自販機の事業者に渡し、土地代を自販機のメーカーに払ってもらっている。
 自主事業に関しては指定管理料の中に含まれているため費用は問題ないという認識である。紙代等、実費徴収が出てくる可能性もあるとは思うが、NPO法人や他の社会福祉法人等の地域資源を活用することで大部分は無料でできると考えている。
 指定管理期間内で、年々進化させていかないといけないものがあるので、その中で必要なものや資源があれば対応したいと考えている。

川井委員長

この4~5年で利用者数が急激に増えたという説明があったが、何をした結果、増えたと考えているか。

E団体

 新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着いたことにより利用者が戻ってきたということもあるが、中老人福祉センターと密に協力することで、今まで以上にバラエティーに富んだ講座や企画ができるようになったことが大きいと考えている。
 例えば、地域の障害者団体が作ったパンを販売したり、家庭菜園で作られたものの販売会を定期的に実施したりしている。また、これまで社会福祉法人として活動してきた中で培ったノウハウやネットワーク等を活用して、運営してきたことも一つの要因ではないかと考えている。

石渡委員

入浴事業が終わっても、利用者数はそこまで減らないという認識か。

E団体

南老人福祉センターは山間に位置しており、入浴施設は温泉のように入れるため幅広い地域から利用者が来ていることを考慮すると、一旦は非常に減ると考えている。ただ、魅力は入浴施設だけではなく、長く勤務しているスタッフと利用者とのコミュニケーションにもある。また、孫と祖父母が一緒に学んだり遊んだりする機会をどれだけ提供できるかが最重要であると考えており、これまでの経験を活かして利用者数を増やしていきたい。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

E団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

E団体退室

川井委員長

意見交換(E団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

石渡委員

提案内容がやや抽象的な印象を受けた。

松田委員

課題を把握しているようだが、今後どうするかまでは見えていないように感じた。

吉岡委員

最後の方の説明で少し説明があったようには感じたが、もう少し分析してもらいたかった。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

事務局

面接審査(F団体)

次の応募団体の面接審査を行う。
それでは、F団体に入室してもらう。

F団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

F団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(F団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

三期連続営業赤字であり、費用削減をして営業利益を出している状況を記載しているが、収益側の増加にはあまり触れておらず、そのあたりが見込めないと今後の状況は厳しいのではないか。

F団体

部門ごとの見直しは毎年行っており、赤字は軽減している。その上で、今後、総合事業や訪問介護事業の拡充を図る形で進めていきたいと考えている。

松田委員

利用者数の増加に向けて介護予防を中心に取り組むとのことだが、介護予防はきっかけづくりとしてとっつきやすいのかが若干、疑問に感じている。今までの実績として、新規利用者数の増加に資する取組はどのようなものがあったか。

F団体

げんきあっぷ教室を開催している中でも、どのように介護予防を進めたらいいかという質問が多い。現在すでに中区老人福祉センターでテーマ別の体操教室を実施しているが、募集をかけると1週間程度で満員になるほど好評をいただいている。

松田委員

それは新規利用者が多いのか。それとも既存の利用者でまた来たいという人が多いのか。

F団体

今は既存の利用者が多いが、新規利用者数の確保に向けて、各地域包括支援センターや団体等に営業を行っている。

川井委員長

短期集中プログラムを開催するとのことだが、終了後はどのように継続することを考えているか。

F団体

プログラムを通して習慣化することが重要だと考えており、ケアマネジャーと常に連携をとれる状況にしている。単発で総合事業のウォーキングイベントや体操イベント等を開催する場合には、OBやOGの方に連絡し、確認を行っている。

川井委員長

訪問介護を拡充するとのことだが、人材確保に苦慮しているところも多い中で、どのように考えているか。

F団体

 介護福祉実務者研修を社内で行っており、主に資格を持ってない職員を中心に受講していただいている。リハビリテーションの専門職もダブルライセンスとして受講していただき、介護や生活の中でリハビリテーションの考え方を反映したようなサービスも提供していこうと考えている。
 また、一部ではあるが、リハビリテーションの専門職員でありながら、別の日に訪問介護員として働くといった働き方をしている職員もおり、そこをうまく活用したいと考えている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

F団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

F団体退室

川井委員長

意見交換(F団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

川井委員長

今の介護保険制度で対応できない部分で活躍してもらうことで、介護予防が認知されていくのではないかと感じた。

松田委員

財務基盤に関して若干の不安材料はあるが、介護予防を中心にするという方針は明確でよいと感じた。

石渡委員

安定的な財務状況という点についてはどう考えられるか。

松田委員

これから改善していくという話だったので、多少乏しいと言える。

石渡委員

介護予防も大事だが、入浴事業が終了した後にどう楽しいことを企画するかも大事である。自分たちの得意分野に加えて、もう少し何か新しいことを考えてもらいたかった。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

案件審議5

川井委員長

それでは、次の案件の審議に入る。
案件5「堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館指定管理者候補者選定に係る書類審査及び面接審査について」、所管課より説明をお願いする。

施設所管課

応募団体の概要及び企画提案内容等については、概要資料等を用いて事前に説明している。
応募団体の財務状況について、追加で説明

川井委員長

説明について、質問・意見はあるか。

全委員

(質問・意見等なし)

川井委員長

採点方法について事務局から説明をお願いする。

事務局

使用する審査表や採点の流れについて説明

川井委員長

面接審査について、事務局に進行管理をお願いする。

事務局

面接審査の進め方の説明

面接の流れについては、応募団体からのプレゼンテーションを10分受けた後、質疑応答を10分程度行う。応募団体の退出後、意見交換を必要に応じて行い、その後、提出書類の内容も含めた採点を行う。

面接審査(G団体)

それでは、G団体に入室してもらう。

G団体入室

面接審査の進め方について説明
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

G団体のプレゼンテーション(10分間)

川井委員長

質疑応答(G団体)

それでは、各委員から質問をお願いする。

松田委員

経費削減の考え方について、収支計画書の中で修繕費は減少するとの話だったが、他の経費が令和11年度まですべて同じ金額になっている。経費削減にどう取り組み、どう反映していくのか。

G団体

修繕費については令和5年度の実績から入浴事業に関連するものを除いて試算している。人件費については最低賃金が上昇しているが、指定管理料の範囲内で収まるように若干の増加としている。光熱費は変動の予想が難しいこともあり、同程度の金額としている。消耗品費等については令和5年度の実績を基に積算した。

松田委員

 今の話では指定管理料の範囲内に収めたというように見受けられるが、毎年こういう方針でこういうところを削減していく、ということを示してもらいたかった。
 また、人数の目標達成のために介護予防の各分野に分けて取り組むという話があったが、これは今までやってきたことではなく、新しく整理して取り組むということか。

G団体

今までの介護予防プログラムと新しく始めるプログラムを改めて5つのカテゴリーに分類しなおし、健康測定の結果を踏まえて、利用者におすすめしていくことを考えている。

吉岡委員

入浴事業が終了する代わりに介護予防に力を入れるとのことだが、入浴を楽しみにしていた利用者が介護予防に参加するかどうかは疑問に感じている。そのあたりはどう考えているか。

G団体

健康意識が高い利用者もおり、そういった方々と一緒に同じ目的を持ってセンターに通うことで健康への意欲を高めてもらいたいと考えている。

吉岡委員

「健康」以外に関心がある人もいると思うが、そういった人にはどう対応するのか。

G団体

高齢になると行くところが限られることもあり、お互いに情報交換などができる場所として居場所づくりができればと考えている。

松田委員

「健康」以外で来てもらう事業は何かあるか。

G団体

「チャレンジタイム」という事業があり、ゲームなどに皆で一緒にチャレンジするといったコーナーを設けようと考えている。

川井委員長

毎年、定期的に人権・接遇・認知症に関する研修を実施しているとあるが、前年の状況を踏まえて、毎年何か変更をしているのか。

G団体

YouTubeでの研修を実施したり、法人で行っている研修を受講してもらったりしている。法人で人材育成担当もおり、研修研究センターもあるため、そちらから出されるテーマにも取り組んでいる。

川井委員長

個々の部分では具体的にどのように実施されているか。

G団体

人権に関しては接遇研修が重要と考えており、日々の業務に取り組む中で気になることがあれば研修に取り入れることもしている。

川井委員長

事業実績で他市での事例も挙げられているが、効果が確認できているものはあるか。

G団体

他市では豊中市や茨木市で同じような事業を実施しており、効果を具体的に測定しているものはないが、介護予防に関する取組では栄養や口腔に関するプログラムなどで専門性を高めるために専門職を配置するなど、より質の高いプログラムを提供できるようになっていると感じている。

川井委員長

他に質問等はないか。

全委員

(質問等なし)

川井委員長

G団体に対する面接審査を終了する。

事務局

それでは、退室をお願いする。

G団体退室

川井委員長

意見交換(G団体)

書類審査・面接審査を踏まえ、意見交換を行う。
各委員から意見や質問等はないか。

松田委員

経費削減策は少し甘いように感じたが、入浴事業終了後にどうするかは分析して、介護予防の取組を考えている点は良かった。

吉岡委員

法人としては規模が大きく、研修も全体的なもののように感じた。また、今日来られた説明者は法人の方ではなかったので、説明がちぐはぐなように感じた。

川井委員長

他に意見等はないか。

全委員

(意見等なし)

川井委員長

書類の内容も含めた採点をお願いする。

事務局

審査表を回収
得点を集計

案件審議6

事務局

集計結果を委員に配付

川井委員長

それでは、案件6「堺市立老人福祉センター等指定管理者候補者の選定結果について」の集計結果を発表する。
本委員会では、得点が最上位のものを指定管理者候補者として選定することとなっている。

堺市立堺・西老人福祉センター

まず、堺市立堺・西老人福祉センターについて、各団体の得点を最も高いものから順に読み上げる。
1位 C団体 総合計得点 293点
2位 B団体 総合計得点 273点
総合計得点の最も高いC団体を堺市立堺・西老人福祉センターの指定管理者候補者として選定する。

堺市立南老人福祉センター

続いて、堺市立南老人福祉センターについて、各団体の得点を最も高いものから順に読み上げる。
1位 E団体 総合計得点 278点
2位 D団体 総合計得点 273点
3位 F団体 総合計得点 254点
総合計得点の最も高いE団体を堺市立南老人福祉センターの指定管理者候補者として選定する。

堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館

最後に、堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館については、応募団体が1者のため、その団体の合計得点が満点の60%を満たすかどうかにより選定する。
総合点数「287点」で満点の60%以上に達していることにより、G団体を堺市立東・北・美原老人福祉センター及び堺市立美原総合福祉会館の指定管理者候補者として選定する。

閉会

事務局

以上で、令和6年度第2回堺市健康福祉局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DCAdobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

このページの作成担当

健康福祉局 生活福祉部 健康福祉総務課

電話番号:072-228-7212

ファクス:072-228-7853

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館7階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで