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第2回 堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会

更新日:2020年9月30日

令和2年8月18日開催

出席委員(13人)

植松 順子委員、浦野 恵子委員、江口 節子委員、中野 隆司委員、古崎 孝委員、堀川 正年委員、村木 勝司委員、渕上 猛志委員、伊豆丸 精二委員、西川 良平委員、石谷 泰子委員、水ノ上 成彰委員、芝田 一委員

会議の内容

午前10時00分開会

植松会長

 それでは、ただいまから第2回倫理調査会を開催いたします。なお、本日、中野委員は遅れる旨の御連絡をいただいております。
 本日の審査に入る前に、まず、訂正届が提出されているため、内容についての説明と、前回の審査の中で報告者に確認してもらうようお願いしていた内容などについて事務局から報告いただきます。その後、本日の審査に入りたいと思います。では事務局お願いします。

事務局

 事務局です。では、西川良平議員より、訂正届が出ておりますので御報告させていただきたいと思います。2部出ております。
1つ目が令和2年7月20日付で出ております訂正届になります。訂正する報告書の名称は令和2年所得等報告書、訂正箇所は1前年分の所得になります。訂正前、配当所得がマイナスの21万3,920円と記載がありましたが、それが誤りで、訂正後はプラスとなっております。訂正の原因は記載誤りのためということでございます。
もう1点の訂正が令和2年8月17日付で出ております。訂正する報告書の名称は令和2年資産等報告書、訂正箇所は4償却資産である不動産でございます。訂正前は該当なしということでございましたが、訂正後は別紙6のとおりとなっております。別紙6は別途お付けさせていただいている、そちらの一覧になります。訂正の原因は記載漏れのためということでございます。訂正届としては以上でございます。
では、引き続きまして、前回の確認事項と内容につきまして説明させていただきます。お手元に横書きの令和2年度第1回倫理調査会における質問・確認事項と回答を御用意ください。一人目が中野議員でございます。御質問のあった内容ですが、39ページ「資産等報告書 11貸付金」につきまして、学校法人湖海学園昭英高等学校は平成30年度より休校しており、令和3年4月より再開予定だが、貸付は継続しているのか、という御質問でございました。回答といたしましては、報告書にある令和元年12月31日現在、貸付を継続している、との回答でございました。二人目が白江議員です。98ページ「所得等報告書 2前年中の収入」について、株式会社東洋家具センターの給与収入が前年度の資産報告書には記載あるが、「所得等申告書 2前年中の収入」には給与及び退職金のいずれの記載もないが正しいか、という確認事項でございました。回答としては、給与、退職金いずれも支給はなかったため正しい、ということでございます。三人目が、広田議員でございます。141ページ「資産取引報告書 前年の資産取引 不動産権益」につきまして、堺市東区日置荘7丁725番23の土地及び建物が売却と記載されております。令和2年5月25日付で提出された令和元年度の訂正届におきまして、堺市東区日置荘西町7丁21-21の土地及び建物が該当なしとされましたが、住所は異なりますが面積は同じです。同じ不動産ということでいいのか、という御質問がございました。確認しましたところ、同じ不動産であるということで、令和元年資産等報告書には、地番ではなく住居表示で所在を記載していた、とのことでございました。最後に共通事項としての確認でございます。26ページ「所得等報告書 2前年中の収入 その他」について、選挙の立候補のための供託金の還付を受けた場合はどこに記載されるのか、収入扱いにならないのか、という御質問でございました。回答としましては、所得等報告書に記載すべき収入には当たらないため、記載する箇所はない、ということになります。最後のところ、少し補足させていただきますと、立候補のための供託ですが、立候補の乱用防止のために候補者が一定の得票数に満たない場合等に国または地方公共団体がその供託金を没取することができる制度となっております。一定の得票数に満たない場合に自己の所有から離れるということになりますので、そうでない場合には、自己の所有物という扱いになります。つまり、還付を受けても収入という扱いにはならないということでございます。説明としては以上でございます。

植松会長

 ありがとうございました。ただいまの報告について、何か御質問等ございますでしょうか。
 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 今の説明にかかわっているところから質問させていただきます。広田議員のほうの中身で、住所の表記を地番等の表記でなくて住居表示で記載していた、というのは記載はどちらでもいいんでしょうか。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。記入手引き上、どちらで記載してくださいという指示がありませんので、どちらでも可能となっております。

堀川委員

 どちらかに統一したほうが分かりやすいんじゃないでしょうか。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 どちらかに統一したほうが分かりやすいという御意見がございましたので、一度事務局のほうで検討させていただきまして、どちらかに統一できるかどうかということで、また次回の倫理調査会の中で回答させていただきたいと思います。以上でございます。

堀川委員

 よろしくお願いいたします。そして前回の調査会があって、家に帰っていろいろと議事の内容を見返してみたんです。そして事務局から議事録が送られてきました。その議事録を見ていてちょっと疑問に思ったことがあって説明いただきたいことがありますので、先に質問をさせていただきます。どこの部分かといいますと、藤井議員の所得報告書に関してのことです。

植松会長

 ページは71ページでいいですか。

堀川委員

 昨年の所得報告書、77ページです。「所得等報告書 4前年中の利益の供与」というところで、大阪維新の会本部から堺市議会議員選挙に関する寄附として100万円をいただいたという記載があることにかかわって、昨年の10月16日の会議で、これをここに記載するのは不適当ではというふうに私のほうから指摘をさせていただきました。これにかかわって、事務局から確認していただいた結果として、後援会の設立が遅れたので個人の寄附として取り扱ったという説明をいただきました。このことは第三回調査会の議事録にもそのように記載されております。ところが前回、先月の会議で5月25日付の訂正届が出されて、その記載が、つまり維新の会本部から100万円を頂いたということの記載が該当なしと修正されました。このように倫理調査会への報告内容が変更になったと理解するわけですけれども、この辺の事情について何か事務局は聞いているでしょうかというのが1点です。それから訂正の理由が記載誤りのためということですが、2018年1月1日から2018年12月31日までの間に堺市議会議員選挙に関する寄附として大阪維新の会本部から100万円をいただいたということは事実として、このことがなぜ記載誤りなのかという説明をいただけないでしょうか。
そして改めて、今年の所得等報告書、これを見ますと81ページ、堺市議会議員選挙に関する寄附として、今度は日本維新の会堺市東区支部から100万円をいただいたという記載があります。このことは記載誤りではないんでしょうか。説明をお願いいたします。

植松会長

 事務局、よろしくお願いします。

事務局

 事務局でございます。御説明いただきましたとおりに、昨年提出されております資産等報告書は後援会の作成が遅れたためという理由で訂正がございました。ここの部分と今年提出されております資産等報告書との関係は確認できておりませんので、必要があれば本人のほうに確認させていただきたいと思います。

堀川委員

 よろしくお願いいたします。

植松会長

 それでいいですか。

堀川委員

 はい。

植松会長

 では、これより資産等報告書等の審査に移ります。前回の会議において、野里文盛議員の分までを事前に見ておいていただくこととしていましたので、ひとまずはそこまでを目標に進めます。時間としましては2時間程度を予定していますが、時間内に審査が終わらなければ会議時間を延長するか次回に審査を行うこととするか、その都度皆さんにお諮りさせていただきます。なお、御発言の際には必ず挙手をし、マイクを使用してください。また、資産等報告書等のページ番号もおっしゃっていただくようにお願いします。
 では、323ページ、信貴良太議員です。信貴議員について、何か御意見等はございますか。ないですか。
 では、次に移らせていただきます。次の西川議員は倫理調査会の委員ですので後回しにします。続いて、375ページ池側昌男議員です。何かございますか。
 中野委員、どうぞ。

中野委員

 中野です。池側議員さんの分なのですが、ページ数で言いますと383ページです。所得と報告書の中で、上から2段目の不動産所得ということで120万5,000円賃貸収入ということで計上されておりますが、これの関連は376ページの建物の所有状況との関連があると思うんですが、私の推測では去年の資料ではここの不動産収入が191万2,000円、今回の報告では120万5,000円、減収となった原因ということで賃貸収入ということがありますが、これは先ほど申しましたように、376ページの店舗等を貸付けされている分と、ここが空き家になったとか、いわゆる契約が解除になった分での減収という理解でよろしいでしょうか。

植松会長

 事務局、何か聞いておられますか。

事務局

 事務局です。減収の原因ですが、御本人に確認しないと分からないところでございます。以上でございます。

中野委員

 分かりました。金額的には60万円減ということなんで、三分の一ほど減収になっておりますので、確認のほう、よろしくお願いします。

事務局

 はい。次回確認させていただきます。

植松会長

 お願いします。
 では、次にいってもいいでしょうか。ほかにありませんか。
 では次に、393ページ、大西耕治議員です。何かございますか。
 ないようでしたら次にいきます。411ページ、田代優子議員。何かございますか。ありませんか。
 では次に、429ページ、西哲史議員です。何かございますか。
 ないようでしたら次にいきます。447ページ木畑匡議員です。何かございますか。ありませんか。
 では、467ページ、小堀清次議員です。何かございますか。ありませんか。
 では、次にいきます。485ページ、石本京子議員です。何かございますか。
 村木委員、どうぞ。

村木委員

 村木です。493ページ「所得等報告書 1前年分の所得」で雑所得というのがございます。13万7,000円という形なんですけれども、494ページで前年中の収入のその他のところに年金でいろいろ入っておられまして、229万ぐらい入っているわけなんですけれども、ここの雑所得というのは年金に該当するものだと思うんですけれども、225万の年金に対して雑所得が13万7,000円というのは、額の差はなぜこういうのが起こるのかというのを教えていただきたいです。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。494ページ「所得等報告書 2前年中の収入」のうち、国民年金と公立学校共済組合からの年金ですが、こちらは公的年金の控除が適用されておりまして、65歳以上であれば120万円の控除がされるということで金額の差が生じているものと思います。ですので、前年度の所得に上がっております雑所得はオリックス生命保険の分の雑所得ということになります。以上でございます。

村木委員

 トータルで250万で、120万を引けば130万になると思うんですけど、そうじゃないわけですか。オリックスの確定年金が114万ですよね。13万7,000円というとよく分からないんですけれども。

植松会長

 いいですか。恐らく、国民年金と公立学校共済組合というのは公的年金として控除が大きくて、事務局がおっしゃったのは、オリックス生命保険株式会社からの私的年金ですね。それの収入としては114万程度あっても、控除というよりは掛金があるんじゃないでしょうか。掛金と比べて利子のようにして付いたものに対してであるから雑所得が少ないんだと思います。私が知っている範囲ではそういうことではないかなと思うんですが、どうでしょうか。

村木委員

 それは収入額が減るんじゃないでしょうか。収入額はもらったものをそのまま書く形じゃないんですか。

植松会長

 収入としては1年で受け取った金額を収入として入れて、受け取るのに必要だった掛金は引いて、いわば利子に当たるものを雑所得として上げてられるんだと思いますが。それで数字がそういう感じではないかと思っています。事務局、いかがでございましょうか。

事務局

 事務局です。会長のおっしゃるとおりと考えております。

村木委員

 分かりました。

植松会長

 了解いただけましたか。
 では、次に移らせていただきます。次の石谷議員は倫理調査会の委員ですので後回しにします。次、519ページ、西田浩延議員です。何かございますか。ありませんか。
 では、次にいきます。537ページ、井関貴史議員です。何かございますか。
 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 堀川です。井関議員の所得等報告書551ページ及び552ページにかかわってお尋ねします。552ページのほうでは配当金の欄に記載がありまして、ここの記載が証券会社ごとに、例えば三菱UFJモルガン・スタンレー証券で外国株式と外国債券と外国証券投資信託の三つのところに投資して得た配当金として合計で記載しています。こういう記載方法というのは今まではなかったと思うんですけれども、こういうことは許されるのでしょうか。まず1点目です。それから2点目、三つの合計の金額は551ページの上場株式等の利子配当所得の金額に29万3,103円に合致しています。としますと、その上の総合所得のところ、8万1,376円という雑所得の記載がございますけども、その雑所得を得た根拠となる収入はどれなのかというところが分からないんです。分かりましたら説明をお願いしたいと思います。以上です。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局でございます。1点目の御質問でございます。前年中の収入のうちの配当金の記載方法でございます。手引きの28ページに配当金についての書き方がございます。(6)配当金についての書き方として、同一の投資先から受けた配当金は同一出所のものとして当該年に属するものをまとめて記入してくださいとなっております。井関議員のこの記入方法につきましては、昨年も同様の記入方法となっておりまして、どういった形が正しいのかも含めて、一度確認させていただき、また次回の会の中で報告させていただきたいと思います。もう1点いただきました御質問、前年分の所得にある雑所得がどこから発生しているものなのかにつきましては、御本人に確認しないと分かりかねる部分でございますので、確認させていただきたいというふうに思います。以上でございます。

堀川委員

 よろしくお願いいたします。

植松会長

 どうぞ。村木委員。

村木委員

 村木です。563ページ「資産取引報告書 前年の資産の取引」というところでございますが、下から2行目に外国債権償還ということで、P2463トヨタネザーランズというのがありますが。

植松会長

 すみません、ページ数をもう一度おっしゃっていただけますか。

村木委員

 563ページです。

植松会長

 ありがとうございます。563ページですね。

村木委員

 よろしいでしょうか。下から2行目です。P2463トヨタネザーランズというところですけども、額面が3万米ドルとなっております。これについて、前年のものを見ますと、前年がページ521なんですけれども、そこでは額面が1万2,000米ドルになっておるんです。恐らく、前年が間違っているんではないかなと思っておるんですが、これはどちらが正しいのかということを調べていただけませんでしょうか。前年の521ページの一番上です。P2463トヨタネザーランズという。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 井関議員の昨年の有価証券の報告なんですが、令和元年11月22日付で訂正届が出されておりまして、その中で1万2,000米ドルが3万米ドルということで訂正がされております。    
以上でございます。

村木委員

 すみません、確認できていませんでした。

植松会長

 私からいいでしょうか。551ページ「所得等報告書 1前年分の所得」の分離課税で上場株式等の事業・譲渡・雑所得とある欄に62万2,021円のマイナス赤字になっているんですが、雑所得の配当金そのものはプラスで552ページに結構あるんですけれども、それがあっても全体としてマイナスであるということは、譲渡で損失が出ているというようなことなんでしょうか。この報告では一切、売買をして損をしたとかどれだけの利益があったとかいうのが分からないようになっている。分からないんですけど、それで構わないわけですか。それだけの価値のものを持っているということだけは書いていても、取引によって損失が出たとかいうようなことは書かずに、配当で収入があっても譲渡で損が出ているのでこういうふうに黒三角になるんだというような理解でいいんでしょうか。

事務局

 事務局です。おっしゃるとおり、そのような報告書になっているというふうに考えております。

植松会長

 そういう取引の損得については書かなくてよいということですね。書いてないから。恐らくそうなんだろうと推測はするんですけれど、配当金は入ってくるわけですから、プラスで。それを上回る損失、取引のほうで損失があったから全体でマイナスなんだということで、書く欄はないけれども、そういうことの理解でいいわけですか。

事務局

 事務局です。おっしゃるとおり、期日をもって、持っている資産というのは各年度書くことになっておりまして、配当も含めて収入も書くことになっているんですけれども、今言われている損失、費用という面については書く欄がございませんので、このような表示になっております。以上です。

植松会長

 分かりました。
 ほかにありませんか。
 ないようでしたら次に進みます。565ページ、上村太一議員です。何かございますか。
 村木委員、どうぞ。

村木委員

 村木です。573ページ「所得等報告書 1前年分の所得」というところで、配当所得は記入されてございません。574ページでは配当金が6万3,750円あるわけですけれども、6万3,750円があっても配当所得のところではゼロ、こういう形になっているのが、私、株やってないのでよく分からないんですけどこれはそういうようなものなんでしょうか。

植松会長

 事務局、いかがでしょうか。

事務局

 事務局です。この部分につきましては、御本人に確認させていただきたいと思います。以上でございます。

村木委員

 よろしくお願いします。

植松会長

 ほかにございますか。
 どうぞ、堀川委員。

堀川委員

 堀川です。上村議員については、昨年も似たような質問させていただいたんですけれども、ソフトバンクの株式を1,000株保有しているという、568ページに記載がございます。ソフトバンクといわれましても、昨年も説明しましたけれども、ソフトバンクグループ株式会社、いわゆる投資会社ですね、孫さんが経営中心になって賄っている投資会社、ともう一つ、携帯電話のソフトバンクを運営しているソフトバンク株式会社、2者ございます。今回せっかく資産報告書等記入の手引きの13ページに、銘柄は書類を確認の上、正確に記入してくださいと追加されました。ですから、議員のほうに正確に記入してくださいというふうにお願いしておったと思います。これが1点。それから、配当所得、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、配当所得の金額についてですけれども、所得報告書574ページ、ソフトバンク株式会社の配当を調べてみますと、2019年度中の収入がどれぐらい配当をいただいているかということを調べてみますと、2019年6月10日に1株当たり37円50銭の配当が確定しています。ですから、もし配当の受け取りを銀行口座で受け取るということになれば預金通帳にその日付で振り込みがされているはずです。また、2019年12月6日に2020年度3月期の中間配当金が1株当たり42円50銭、同じように支払いが確定しています。ですから、年間にしますと、2019年中の収入としては8万円ということになります。ところがここでソフトバンク株式配当金というのが6万3,750円となっています。ちょっと金額が合わないので確認をお願いできませんでしょうか。よろしくお願いします。

植松会長

 私も質問なんですが、配当金を書く場合は自動的に配当から税金が引かれるようになっていると思うんですが、引かれたお金が振り込まれると思うんです。そういう意味で、配当全体の額と実際に振り込まれるものは少ないんじゃないかとは常識的にそう思っているんですけど、そこら辺も含めていかがなものか。書き方としてどういう書き方をすることになっているのか、ということなんですけども。お願いします。

事務局

 事務局です。まず最後に聞きました書き方につきまして、記入手引きの27ページを御覧ください。前年中の収入についてということで、全ての項目にかかわる書き方として、(3)必要経費を控除する前の金額を記入してくださいというふうになっております。したがって税引き前の金額を記入いただくこととなっております。続きまして、堀川委員からいただきました御質問1点目が、ソフトバンクという銘柄につきまして、これに関しましても御本人に改めて確認のほう、させていただきたいというふうに思っております。もう1点いただきました御質問、前年中の収入の金額が6万3,750円ではなく約8万円になるんではないかという点につきましても、御本人に確認させていただきたいというふうに思っております。以上でございます。

堀川委員

 よろしくお願いいたします。

植松会長

 ほかにございませんか。
 では次にいかせていただきます。583ページ、三宅達也議員です。何かございますか。ありませんか。
 では次にいきます。601ページ、池田克史議員です。何かございますか。
 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 堀川です。またまた株式についての質問で恐縮ですけれども、604ページ「資産等報告書 7有価証券 (4)株券」、議員は株式会社フジ・メディア・ホールディングスの株式を二株購入しているというふうに保有しています。また、所得等報告書では609ページに8,400円の配当があったと報告されています。しかし、610ページ、配当金の欄にはこの記載がありません。多分これは3万円以下なので記載されていないのかなと思ったりもするんですけれども、まず最初に申し上げました604ページの二株ということについてです。これもフジ・メディア・ホールディングスの株式について調べてみますと、フジ・メディア・ホールディングスの決算月は3月決算です。ですから、先ほどのソフトバンクの例と同じように2019年の6月27日に一株当たり22円の支払いが確定。また、中間配当として2019年12月6日にも同じく22円の支払いが確定しています、一株当たり。ですから、二株の保有ということはそんな8,400円にはならないですよね。多分これは、うちの家内が言うてることと同じことを言うてると思うんです。要するに売買単位。一つ二つという言い方をするんです、うちの家内は。つまりここの株式は100株が売買単位ですからそれを二つ、つまり200株ということの記載間違いじゃないかなと思うんです。そうしますと、年間にすると44円ですからそれの200株、つまり8,800円という計算になって、これも数字が合わないんですけど。そこら辺をちょっと確認をお願いしたいと思います。以上です。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 こちらにつきましても確認させていただきたいと思います。以上でございます。

植松会長

 池田議員についてほかにありませんか。
 では次にいきます。次の水ノ上議員は倫理調査会の委員ですので後回しにします。次637ページ、米田敏文議員です。何かございますか。ございませんか。
 では次にいきます。653ページ、池尻秀樹議員です。何かございますか。
 村木委員、どうぞ。

村木委員

 質問事項なんですけど、659ページ「資産等報告書 12借入金」です。大阪信用保証協会、これから昨年も書いてあったんですけど、200万円お借りされていると。信用保証協会がこういうお金を貸出しすることがあるんでしょうか。信用保証協会と言えば保証を担保するところじゃないんかなと思うんですけど。どんなもんなんでしょうか。教えてください。

植松会長

 事務局、いかがでしょうか。

事務局

 事務局です。確認させていただきたいと思います。

村木委員

 よろしくお願いします。

植松会長

 ほかにございませんか。
 それでは次にいきます。671ページ、野里文盛議員です。何かございますか。
 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 堀川です。資産等報告書の671ページに土地と、672ページの最後に建物についての記載がございます。その中で日置壮田中町282-1、ここは宅地となっています。ここについては建物のほうを見ますと、それについてもその番地に該当する建物が見当たらないんですけれども、そこには建物がないということでよろしいでしょうか。それから、687ページ「資産取引報告書 前年の資産の取引」、ここに不動産権益として、大美野167-23、167-12、ここに貸店舗をお貸ししているということの記載がございます。それが672ページの建物というところと一致しているかどうかということを確認していきますと、どうもちょっと一致していないと。167-12、貸店舗というのはここの番地の中に出てこないんですけれども、建物の中に出てこないんですけれども、これも会の冒頭のほうでありました番地と住所表記との違いなんでしょうか。確認をお願いいたします。

植松会長

 事務局、お願いします。

事務局

 事務局です。確認させていただきたいと思います。

植松会長

 ほかにございませんか。
 今日は一応ここまでなんですけれども、この時間で終わりましたので、ちょっと急いだかもしれないので、もしさかのぼってあれば。
 堀川委員、どうぞ。

堀川委員

 時間があるということですので、私のほうで今年の報告書を全て一通り目を通させていただきました。去年の報告書と今年の報告書を比べてみまして、大きな違いが2点あります。1点は昨年の報告書には供託金についての記載がありました。選挙が2019年の4月にありましたから8月ぐらいに供託金が返ってくるということについての記載があったんですけれども、それが皆さんきれいに消えてなくなっている、これが1点目です。それから今回の所得報告書は2019年度中の所得について書かれています。ですから選挙が2019年の4月にありましたので、今回の中で、例えば所得報告書の前年中の利益の供与というところです。ここのところに皆さん見事に多くの方が記載されています。そこに堺市議会議員選挙に関する寄附という格好で書くことは手引きの中にも書いてございます。ただ、無所属の方が一人と維新の会の方6人、この7人の方が選挙期間中に市議会議員選挙に関する寄附についての記載がないということが分かりました。やはり選挙というのは多くの方に支持を得るということですから、それなりの働きかけをして、いろんな働きかけをした結果がいろんな形で表れてくるんですけれども、金銭をいただくというのもその一つの表れだろうと思うんです。それがなかったというのはどうも変だなと思ったりもするんですけれども、報告書ですからこちらのほうから間違っているといういい方はできませんから、ちょっとそういうことに気が付いたということだけを申し上げておきます。以上です。

植松会長

 どうなんでしょうか。それって記載がないことは不自然なことなんですか。維新の会の名前が出たので、維新の会の議員の方が委員でおられるのでちょっと聞いてみたいんですけど。

堀川委員

 ここら辺はどういうふうに記載するのが正しいんでしょうね。

植松会長

 伊豆丸委員、お願いします。

伊豆丸委員

 人それぞれだと思いますので、選挙期間中に寄附金を受け付けないという方もいらっしゃいますし。我々は特定の団体に応援してもらっているということはないので、基本的には党のお金でやりくりをすると。あるいは自分のポケットマネーから支出するということですので、寄附金がないからおかしいというのはちょっと当たらないのかなと。確かにもらっている方もいますし、もらっている人は後援会で寄附を受けている方もいると思います。選挙の収支報告に受けるか後援会で受けるかというところもあるので、それは多分候補者それぞれ人それぞれじゃないかなというように思います。

堀川委員

 今調べてみた結果だけもう少し申し上げますと、後援会からいただいた、供与を受けたというふうに記載している方もいますし、個人の名前を何人も列挙されている方もいますし、先ほど申し上げました藤井議員のように維新の会本部または東区支部からいただいたというふうに書いている方、これは藤井議員だけですけど。そういうふうにいろんな書き方があることに気が付きました。

植松会長

 御説明、ありがとうございました。ほかに何かありますか。
 それでは、本日の資産等報告書等の審査は終了します。次に第1回倫理調査会で議論となりました竹山元市長の資産等報告書等の件について、水ノ上委員から御説明をお願いします。

水ノ上委員

 前回の調査会におきまして、私のほうから百条委員会が今開催されておりまして、そこで竹山修身前市長の名義と思われる銀行口座が複数見つかったというか、そういう記録があると、あったのではないかと、そして複数の口座については資産等報告書には記載されていないので、任意ではありますが、倫理調査会のほうから竹山修身前市長にそのあたりを提出させるか調査するかしてほしいということを申し上げました。この百条委員会におきまして竹山修身前市長の弁護士から回答書がきまして、その口座につきましては、選挙事務所で会計事務を手伝ってくれたボランティアの銀行口座であった、本人のものではなかったという回答がございました。これにつきましては首をかしげる回答なんですけれども、こういう回答が正式に百条委員会にもたらされた以上、倫理調査会が任意で竹山修身前市長にその旨をただしたとしても同じ回答がくるであろうというところから、任意で竹山修身前市長に聞くということにつきまして、私のほうから取り下げをさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

植松会長

 これについて御意見、御質問等ありますか。
 では、竹山元市長の資産等報告書等の件については、提案が取り下げられましたので、本委員会での議論を終了することといたします。
 次に今後の日程についてです。次回、第3回目の日程ですが、前回の調査会で10月9日(金曜)14時と決定いただいておりました。事前に確認しておく範囲ですが、本日は野里文盛議員まで終了しました。次回は、後回しにしておりました倫理調査会委員の皆様分を含め、最後、永藤市長まで確認いただくということでいかがでしょうか。
 それでは、次回は永藤市長まで事前に確認をお願いします。では、次々回、第4回目の日程協議に入ります。第3回までに予定どおり永藤市長まで審査が完了した場合、第4回では意見書の検討を行う予定です。少し先の話になりますが、11月下旬から市議会の会期が始まるということなので、11月13日(金曜)14時からでいかがでしょうか。
 伊豆丸委員、どうぞ。

伊豆丸委員

 11月13日の12時半から大阪広域水道企業団議会が行われるので、ちょっとほかの日程にしていただけると助かります。

植松会長

 では、他の候補日として11月11日(水曜)14時からというのではいかがでしょうか。不都合、ございませんか。
 村木委員、どうぞ。

村木委員

 ほかの要件がありますので、できたら避けてほしいです。

植松会長

 ほかの日がいいですか。どうしましょうか、事務局。

事務局

 事務局です。そうしましたら、会場の都合もございますので、改めて個別に確認させていただきまして、次回の調査会の中で正式に決定させていただければというふうに思います。

植松会長

 では、そういうことで。それでは、次回第3回目の会議につきましては10月9日(金曜)14時から、次々回につきましては次回までに決めるということです。場所については後日、事務局から文書で通知いたしますので、よろしくお願いいたします。それでは、次回は永藤市長まで事前に内容の確認をお願いします。
 これをもちまして第2回倫理調査会を終了いたします。

午前11時05分閉会

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