令和7年度第1回堺市緑の政策審議会会議録
更新日:2026年1月27日
日時
令和7年10月29日(水曜) 午前10時
場所
堺市役所 本館12階 第1・2委員会室
開会(午前10時00分)
司会(佐竹課長補佐)
定刻となりましたので、令和7年度第1回堺市緑の政策審議会を開会いたします。委員の皆様におかれましてはご多用のところご出席いただきまして、誠にありがとうございます。本日、司会進行を務めさせていただきます公園緑地整備課の佐竹でございます。よろしくお願いいたします。着座にて説明させていただきます。
開会に当たりまして事務局よりお願いがございます。携帯電話をお持ちの方におかれましては電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。
まず始めに今回新たにご就任いただきました委員の皆様を名簿順にご紹介させていただきます。
本日、リモートでご参加いただきます、兵庫県立大学の馬場委員でございます。
続きまして同じくリモートでご参加いただきます、近畿大学の河内委員でございます。
河内委員
よろしくお願いします。
司会(佐竹課長補佐)
続きましてウィル合同法律事務所 松本委員でございます。
松本委員
どうぞよろしくお願いいたします。
司会(佐竹課長補佐)
堺市議会議員 的場委員でございます。
的場委員
的場でございます。よろしくお願いします。
司会(佐竹課長補佐)
堺市議会議員 田渕委員でございます。
田渕委員
田渕でございます。よろしくお願いします。
司会(佐竹課長補佐)
堺市自治連合協議会 田中委員でございます。
田中(淸)委員
田中でございます。よろしくお願いいたします。
司会(佐竹課長補佐)
堺市公園愛護会 木村委員でございます。
木村委員
木村でございます。よろしくお願いいたします。
司会(佐竹課長補佐)
堺子育て・教育ネットワーク 森口委員でございます。
森口委員
森口です。よろしくお願いいたします。
司会(佐竹課長補佐)
その他の委員の皆様におかれましては、出席者名簿に記載のとおりとなっております。
本日は委員全員にご出席いただいておりますので「堺市緑の保全と創出に関する規則」第4条第2項に基づき、会議が成立することをご報告いたします。
また、本会議は同規則第6条の規定に基づき、公開しております。会議内容につきましては、録音の上、議事録を作成させていただきますので、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
本日は、2人の方が傍聴に来られておりますことをご報告いたします。傍聴されている方につきましては、お配りしております「堺市緑の政策審議会の傍聴に関する要綱」及び「堺市緑の政策審議会の傍聴について」に規定しております事項を遵守していただきますようよろしくお願いいたします。
続きまして本日の会議資料の確認をさせていただきます。
会議次第、配席図、出席者名簿、委員名簿、A3の資料1-1、資料1-2、資料2、資料3 ここまでは会議資料になります。参考資料1、参考資料2、堺市緑の基本計画冊子(貸出し用)が手元にありますでしょうか。なお、緑の基本計画冊子につきましては、会議用となっておりますので、会議終了後にご返却をお願いいたします。
それでは、次第に沿って会議を進めさせていただきます。まず、事務局より開会の挨拶を申し上げます。
事務局(豊川局長)
皆様おはようございます。建設局の豊川です。よろしくお願いいたします。本日はご多忙のところ「令和7年度 第1回堺市緑の政策審議会」にご出席を賜り、誠にありがとうございます。また、日頃より本市政全般にわたりまして、格別のご理解とご協力を賜っておりますこと、厚く御礼申し上げます。
本日の審議会では、「会長・副会長の選任について」そして「令和6年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況について」の2件を案件としてご報告申し上げます。加えまして、報告事項といたしまして、「南部丘陵における緑地保全について」そしてその他といたしまして「2027年国際園芸博覧会」のご紹介を予定しております。
近年、気候変動や都市環境の変化に対応するため、緑の重要性はますます高まっていると認識しております。本市では、緑の基本計画に基づきまして、緑地の保全や緑化の推進に取り組んでおります。市民の皆様の暮らしの質の向上に資する緑の施策をより効果的に展開していくためにも本審議会における議論が大変重要になってくるものと考えております。ご出席の委員の皆様方におかれましては、それぞれの専門的な知見と幅広い視点から忌憚のないご意見を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
本日はよろしくお願いいたします。
会長、副会長の選任について
司会(佐竹課長補佐)
続きまして案件1、会長、副会長の選任についてお諮りしたいと思います。本日は新たな任期での最初の審議会でございますので、会長、副会長を選任していただく必要がございます。会長、副会長が決まるまでは、事務局で進行させていただきますのでよろしくお願いいたします。
会長、副会長は、「堺市緑の保全と創出に関する規則」第3条第1項により、審議会の会長及び副会長をそれぞれ1人置き、委員の互選により定めることとなっております。会長、副会長の選任についてご意見ございませんでしょうか。
田中(一)委員
よろしいでしょうか。田中でございます。新たな任期と申しましても継続の案件が多いと思いますので引き続き会長は、今西委員、副会長は武田委員にお願いしてはいかがかと思います。いかがでしょうか。
司会(佐竹課長補佐)
ありがとうございます。ただいま田中委員から会長を今西委員に、副会長を武田委員とのご推薦がございましたが、いかがでしょうか。
委員一同
異議はございません。
司会(佐竹課長補佐)
異議なしということで、今西委員、武田委員、引き続き会長、副会長をお受けいただけますでしょうか。
ご了承をいただきましたので、本審議会の会長は今西委員、副会長は武田委員に決定させていただきます。
ここで会長、副会長からご挨拶をお願いできますでしょうか。まずは今西会長からお願いいたします。
今西議長
今期会長を仰せつかりました京都大学地球環境学堂・農学研究科両方に所属しております今西と申します。よろしくお願いします。
専門は造園学でして、公園とか身近な緑地の利活用、保全といったものが専門となります。
本会議の議論の対象となっております様々な緑関係の施策ですけれども、令和5年3月にお手元にもあります新しい緑の基本計画というものが策定されておりまして、それに基づいて色々な施策が実行されております。令和5年3月の改定の特徴としては、これまでも緑の政策は行われているわけですけれども、緑の機能についてはっきりと意識しながらより良いまちづくりを行っていこうということがあげられます。地球環境、地球全体の問題にもなっている気候変動への対策として、二酸化炭素を吸収すること、また夏の非常に暑い環境に対して緑の木陰を提供することによって気候変動に適応することにもっと注目していこうとしていることがまず1つあげられます。
それから生物多様性ということで、緑があることで様々な生き物が生息できる環境、私たちの生活を支えている生き物の環境を守っていきましょうということがあげられます。またSDGsということで、日本全体あるいは地球全体で色々取り組んでいる持続可能な生活をめざしていきましょうということ。それからグリーンインフラということで、緑の様々な機能と緑地という空間があることで様々な人が集ってコミュニティを形成することができ、子育ての環境だとか、高齢者の健康維持とか、高齢者だけではないですけれども、私たちの健康維持だとか、緑には様々な機能があるので、それらを活かして社会課題も解決していこうということが強調されています。
もう1つは、当時、新型コロナウィルス感染症が流行していて、それへの対応策ということで、室内ではなく屋外に出る、オープンスペースが非常に重要だということがあげられています。それからウォーカブルなまちづくりということで、歩いて楽しいまち、歩けるまちづくりというものを推進していきましょうということになりました。
今回、様々な施策を実行した上でこういう状況になっているというご報告が事務局からあるので、それに対して皆様の様々な立場から忌憚のない意見をいただければと思います。今回、会長に選任されましたけれども、つたない進行になるかと思いますがどうぞよろしくお願いします。
司会(佐竹課長補佐)
ありがとうございます。続きまして武田副会長よろしくお願いします。
武田副会長
副会長を仰せつかりました大阪公立大学の武田でございます。よろしくお願いします。今年の夏は大阪・関西万博が大変盛り上がりまして、うちの研究室の学生も何度も足を運んで、これまでにない体験を色々させていただいた次第です。「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマの中で会場中央の「静けさの森」をはじめ、緑の持っている意味や価値というものも改めて認識する機会になったのかなと思います。万博が終って急に冷え込んで、秋がどこかに行ってしまったような感じなのですが、緑や環境に対する意識は冷え込むわけにはいかないので、これから日常の生活の中で、万博で体験したことをどうやって実装して活かしていくかというフェーズに入っていくのかなと思います。
さらに後ほど紹介していただけるのかなと思いますが、2年後には横浜での国際園芸博覧会も決まっておりまして、このような流れの中で日常的に緑のある生活、そのなかで豊かな暮らしをどうやってデザインしていくかということが今、喫緊の重要な課題かと思いますので、ぜひ堺市でもこのような政策審議会の場を通じてより市民に浸透していくような施策づくりを進めていければと思っています。どうぞよろしくお願いします。
司会(佐竹課長補佐)
ありがとうございます。それではここからの進行は、「堺市緑の保全と創出に関する規則」第4条第1項の規定に基づき、会長が議長となるとありますので、会議の進行を今西会長にお願いいたします。今西会長よろしくお願いいたします。
今西議長
それでは、これより私が会議を進めさせていただきます。まず、「堺市緑の保全と創出に関する規則」第6条に基づきまして、会議を公開し、傍聴を認めたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、案件2「令和6年度堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況について」事務局から資料の説明をよろしくお願いします。
令和6年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況について
事務局(大久保)
公園緑地整備課の大久保と申します。それでは案件2、令和6年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況についてご説明させていただきます。着座にて失礼いたします。
まず、資料1-1は、堺市緑の基本計画において、堺市緑の基本計画に位置付けている緑の将来像を実現するために設定した4つの基本方針ごとの目標、施策、取組事業の令和6年度の実績を報告する資料になります。
資料の構成は、方針ごとに設定した目標に対する令和6年度の実績を初めに記載し、その後に方針ごとの施策、事業の概要、実績などをまとめております。
次に資料1-2につきましては、方針ごとに設定している目標の状況の説明と、令和6年度の事業報告をいただいたものから目標に関連する事業、令和6年度で完了した事業を中心に抜粋しまとめております。本日はこの資料1-2を使用して、令和6年度における進捗状況を報告させていただきます。
それでは、資料1-2の1ページをご覧ください。右下に1ページと記載しているものになります。
基本方針1「ふるさと堺を代表する緑を守ります≪緑地保全≫」の目標の1つ目、樹木樹林による緑被率は令和13年度頃に算出予定です。2つ目の緑地確保目標は2,849haとなっており、計画策定時から減少しています。
基本方針1の事業は15事業あり、そのうちA評価が2事業、B評価が13事業です。目標の2つ目が年々減少している事由につきましては、主に生産緑地の面積の減少と、公共施設用地の売却や民間移譲による面積の減少によるものです。
続きまして、基本方針1の取組事業から、施策1 世界遺産史跡百舌鳥古墳群の保存と活用の御廟表塚古墳の整備につきましてご報告いたします。次のページ、2ページ目をご覧ください。
この事業は「国史跡百舌鳥古市古墳群整備基本計画(第1期)」に基づき整備を進めてきた事業です。令和6年度に整備が完了し、現在、御廟表塚古墳と併せて国登録有形文化財の「筒井家住宅」、大阪府指定天然記念物の「百舌鳥のくす」などを一緒に、堺を代表する豊かな歴史と緑を感じる場として公開されています。
スライド3ページに位置図があります。仁徳天皇陵古墳の東南側に位置する古墳になります。4ページをご覧ください。整備前の様子ですが、古墳は竹や樹木に覆われ、筒井家住宅の外門も竹や樹木で覆われて見えない状況です。
5ページをご覧ください。整備に当たり昔の絵図や復元図を参照し、古墳の部分は墳丘が見える状態に、左側のイメージ図にもある旧筒井家住宅の外門を美装化し、解説板を併せて整備しました。
6ページと7ページが現地の完成写真です。左にわずかに映っている大阪府指定天然記念物の百舌鳥のくすと併せて公開されています。
続きまして8ページ、施策2 南部丘陵の緑の保全と活用から、緑地保全制度を活用した緑地の確保についてご報告します。南部丘陵は堺市の南区に位置する約1,600haのエリアです。そのうち、約160haを特に優先して保全する地区として位置付けていますが、その多くが民有地であり、都市緑地法や堺市緑の保全と創出に関する条例に基づく緑地保全の制度を活用し保全していく必要があります。緑地を保全するためには、市民や、企業などとの連携が必要で、現在、様々な取組を行っております。
令和6年度の実績といたしまして森林環境譲与税を活用し、「堺の森活」という活動を学生や企業の協力をいただきながら実施し、117人の方に参加いただきました。10ページ目から11ページ目の写真は学生、企業等に協力いただいて実施している「堺の森活」の活動の様子です。林床の手入れなど、南部丘陵の里山の管理や、落ち葉やどんぐりを使ったクラフト体験など、里山の環境に触れる体験をしていただきました。
次の12ページ目をご覧ください。表にあるとおり、企業や大学などの連携により、現地までの交通手段、体験プログラムなどの提供、学生さんに里山の機能や保全の必要性などを説明いただきました。引き続き、活動を継続していくことで南部丘陵の緑の保全につなげていきます。
続きまして13ページ、施策4 生物多様性の保全から外来生物啓発イベントの実施についてご報告します。この取組は、外来種問題についてより多くの市民に認識していただいて、新たに外来種を拡げないようにすることを目的に実施しています。令和6年度は小中学生を対象に実地でイベントを行うなどの啓発活動を9回行い、計画を上回る活動回数となりました。この活動や外来種に関する情報を発信することで、外来種問題について市民の意識の向上に繋がりました。
続きまして14ページをご覧ください。クビアカツヤカミキリは写真のような昆虫でサクラ、モモ、カキなどの樹木に入りこみ、加害された樹木は対策をしないとやがて枯れてしまいます。右側は市民の方から通報された情報を年度ごとにマップに落とし込んだものです。年々その範囲は広がっていて、対策が必要となっています。
15ページの写真は対策のための防除講習会や、こどもを対象にした成虫捕獲イベントの様子です。さらに今年度から「堺クビアカ防除大作戦」が始まっています。クビアカツヤカミキリの対策として、薬剤散布や防除ネットの設置、成虫駆除などの防除を全市挙げて取組をしています。
続きまして、基本方針2の目標、施策の実績についてご報告します。16ページ目をご覧ください。
目標の1つ目、「身近な公園や広場の充足度」は、8.90平方メートル/人と計画策定時より増加しています。昨年度は、都市公園の整備等により約2.3ha公園面積が増加しており、人口減少はあるものの目標に向けて取組が進んでいます。目標2つ目の大仙公園の居心地の良さについては、20.1%となっており目標値を達成しました。引き続き推移を注視していきます。事業は26事業あり、すべての事業がほぼ計画どおりのB評価となっております。
続きまして事業の報告です。17ページをご覧ください。
施策8 身近な公園・緑地の整備から水賀池公園の整備につきましてご報告します。水賀池公園は深井駅周辺地域の活性化の拠点となる公園として、公園の機能強化と中区のシンボルとなる施設を整備し、多様な世代が集い交流する賑わいの創出を図ることを目的に進められています。令和6年度は、民間活力導入による施設整備等に向け、12月に都市計画公園の事業認可を取得し、今年2月から公園施設工事に着手しています。18ページ目は公募した事業者から提案のあった完成イメージの図になります。イメージ図の左側が都市公園として整備され、右側が民間事業者による整備により住宅や商業施設が整備される予定です。公園にはカフェなども整備される予定で、令和9年度の施設オープンをめざしています。
続きまして、19ページをご覧ください。施策10 都市公園における防災機能の強化から天神公園の整備です。天神公園は南海高野線の萩原天神駅西側に位置する東区における地域コミュニティの場として、また災害発生時の広域避難地の機能を有する公園として令和3年度から整備工事に着手し、昨年度、整備工事(第4期)及び便所新築工事が今年3月に完了し、約1.0haを公園として開放しました。
22ページから23ページが完成した公園の様子になります。公園中央部に多目的広場、交流広場を整備し、さらに健康遊具、複合遊具も設置されています。さらに災害時に活用できる防災トイレ、かまどベンチも整備されたことで、地域の防災機能が強化されました。
続きまして、24ページ目をご覧ください。施策19 堺旧港と周辺緑地・公園の整備から大浜北町市有地の活用についてご報告いたします。
大浜北町市有地では、民間事業者の事業提案を受けて海辺で憩い、眺める魅力的な賑わい施設や親水空間の整備を行うものです。
26ページから27ページが現地の完成の状況になります。公共整備工事では、写真真ん中の連絡橋、歩行者通路、緑地、道路整備等を行い、令和6年度に整備を完了させました。また民間事業者によりイルカと触れ合える都市型体験ドームが整備され、令和7年3月25日から開業し、堺旧港エリアの活性化に貢献しています。
続きまして28ページをご覧ください。基本方針3「身近な暮らしの緑を創ります≪都市緑化≫」に係る「都市部における緑地面積」については基本方針1の目標である「緑地の確保目標」と同様に、主に生産緑地の面積減少と公共施設用地の売却等により、計画策定時から面積が減少しています。事業は4事業位置付けており、B評価が3事業、D評価が1事業となっています。
基本方針3からは2事業ご報告します。13ページをご覧ください。
施策22 街路樹の計画的な維持管理から街路樹維持管理基本方針の作成、基本方針に基づいた、街路樹の撤去・更新(再配置を含む)についてのご報告です。
昨年度は街路樹の維持管理に関する方針や計画について、他の政令市の策定状況に関するアンケート調査、ヒアリングを行いました。達成状況としまして、「D 計画に変更があった」ということで、変更内容は、当初の安全・安心を最優先とする観点に加え、景観に配慮し都市魅力の向上に繋げるという観点を新たに同列に加え、方針案の構成、内容の見直しを行いました。令和8年度の計画策定に向けて取組を進めます。
次のページをご覧ください。施策24 百舌鳥古墳群や風致地区等における緑あふれる市街地の形成から百舌鳥古墳群周辺景観地区における景観法に基づく認定制度の実施について報告いたします。この取組は、世界遺産にふさわしいまちなみの形成に向け、百舌鳥古墳群周辺地域において、良好な景観形成を推進するために実施されています。百舌鳥古墳群と調和した景観形成の推進につながることから継続して取組を進めます。
最後に、基本方針4の目標と施策の実績についてご報告します。32ページをご覧ください。
基本方針4「市民や事業者とともに緑の輪を広げます≪公民連携≫」の目標、緑地保全・緑化推進に関する活用を行った団体数は、令和6年度末で101団体と目標値を上回りました。事業は13事業位置付けており、すべての事業がほぼ計画どおりのB評価になります。昨年度は企業との連携が多く進んだことで目標値を上回る結果となりました。
次のページをご覧ください。施策26 普及啓発の充実から自然ふれあいの森運営事業についての報告です。この事業は、指定管理者制度を活用し、豊かな自然環境の残された里山において、「森の学校」をテーマに遊び・農・学習・食・散策など人と里山との関わり方を模索するイベントや講習会等を行い、緑地保全の普及啓発を行うものです。令和6年度はイベントや講習会の実施などによる普及啓発により、来園者数が前年度より増加しました。次のページをご覧ください。こちらが森の学校の様子です。様々なプログラムが実施され、左は草木染のプログラムの様子です。右側は里山の林床の手入れの様子です。このような活動を継続して実施し、里山の保全につなげていきたいと考えています。
続きまして35ページ、施策33 多様な主体による緑の都市形成の推進から、「大学や市民団体、民間企業の多様な主体が連携・参画し、緑のまちづくりを推進」についてご報告します。この事業では様々な取組を位置付けています。基本方針1の取組にもありました「堺の森活」の実施や、南部丘陵の持つ緑地の価値や魅力、保全の必要性等を広く発信することを目的とした木製看板を泉ヶ丘駅前に設置しました。
36ページをご覧ください。左が令和5年度に堺自然ふれあいの森に設置された看板、右側が昨年度、令和6年度に泉ヶ丘駅前に設置された看板です。
基本方針1~4の事業報告は以上になります。事業の報告を踏まえて令和6年度の堺市緑の基本計画の取組実績を総括いたします。
まず、緑の基本計画に基づき取り組んでいる各事業につきまして、2事業が計画を上回る結果となり、それ以外もほぼすべての事業が計画通りに進められました。緑の基本方針における目標値は、基本方針2の目標である「大仙公園の居心地の良さ」が目標値を上回っており、各事業が効果的に進められていると考えられます。さらに、基本方針4の目標である緑地保全・緑化推進に関する活動を行った団体数も目標値を上回りました。特に企業との連携が多く実績値の増加につながっています。一方で、基本方針1の目標である「緑地の確保目標」及び基本方針3の「都市部における緑地面積」につきましては計画策定時より減少している状況です。生産緑地の面積減少や、公共施設用地の面積減少もあり、今後の課題として、新たな緑地の確保につながる取組の検討、また、緑の量の確保が難しい状況を受け、より質の向上を見据えた取組や目標の設定が必要であると考えます。説明は以上となります。
今西議長
ありがとうございました。ただいま事務局から説明がありました、案件「令和6年度における堺市緑の基本計画の各取組事業の進捗状況」について、ご意見・ご質問がありましたら、挙手にてお願いします。それでは宮前委員お願いします。
宮前委員
民生委員の宮前です。14ページを見ていただきたいんですけれども、クビアカツヤカミキリの問題ですけれども、先ほどご説明にあったような防除ネットや、啓発とか色々あると思うんですけれども、最近は家の近所でも非常にこれが繁殖しまして、特にサクラの木がやられて、度重なる伐採でサクラの木がほとんどなくなってきている状況です。市の公園や学校とか、URの団地、そういうところはきちんと管理者がおられると。堺市にはため池が非常に多いかと思います。ため池は地区共有財産が多く、ため池沿いにサクラを植えて市民の散歩道やウォーキングのコースになっていると思いますけど、そこのサクラが緑の中に茶色が目立つという状況になっていて、何年か前に台風21号でかなりの木が倒れて、更に枯れてということになってくると、非常に危険だし、景観も悪くなってくるし、何とか市の方で管理、伐採などの支援をするとか、できなければ補助金を出すなど考えていただけたらと思っています。以上です。
今西議長
ありがとうございます。非常に被害が顕著になってきて危険だというところについて、事務局の方から何かこのように対応するとかありますでしょうか。
事務局(鹿室課長)
公園緑地整備課の鹿室です。クビアカツヤカミキリによる被害の対応については、伐採等はそれぞれ自らの財産である樹木を守るという観点で、現在は所有者様で行っていただくということになっています。しかしながら、堺市におきましては、そういった所有者様の対応を支援するため、防除に関する最新の知見や方法を広く発信する取組を進めております。具体的には防除講習会の開催、防除ネットや殺虫剤の簡易キットを配布するとか、あと、広報さかいとか市のホームページ、イベント等での情報提供を通じまして所有者の皆様方に適切な防除を行えるよう支援しております。引き続き、地域の皆様と連携しながら被害の拡大防止に努めてまいりたいと考えております。委員からのご意見も踏まえて、庁内で共有してまいりたいと考えております。以上です。
今西議長
宮前委員、よろしいでしょうか。もう少し意見があれば。
宮前委員
おっしゃるようにソフト面で支援をされているということで、そういう答えになるだろうと思っていましたけれども、要は、地区共有財産、地元自治会はそんなに資金が潤沢にあるわけではないので、一番欲しいのはやっぱり資金面での支援というところだろうと思います。その面でもちょっと検討していただければありがたいかなと思っております。以上です。
今西議長
ありがとうございます。市の方で改めて検討していただいて、できる限りのことを考えていただけたるといいかなと思います。他に何かありますでしょうか。田中(淸)委員お願いします。
田中(淸)委員
田中でございます。資料1-2の中にないものでもよろしいでしょうか。
今西議長
なくても、緑の基本計画の施策に関することでしたら。
田中(淸)委員
基本方針1の2ですね、「身近な緑を守り活かします」の中の農空間の保全と活用ということで、多分、耕作放棄とか遊休地の話だと思うんですけれども、資料の説明にはございませんでしたので、昨年度の取組につきまして説明をお願いしたいと思います。
今西議長
はいでは、事務局からお願いします。
事務局(佐竹課長補佐)
資料1-1、4ページの1-2、施策ナンバー6農空間の保全と活用というところが中段にあるかと思います。3つ施策がございまして、市民農園の開設支援と、特定生産緑地の指定、新規生産緑地の指定という形になっております。市民農園の方ですけれども、市民農園の開設に関する相談受付や、制度に関する情報提供ということを行っておりまして、新規の市民農園の開設は4園あったということになっております。
続きまして、特定生産緑地の指定の方ですけれども、生産緑地の指定から30年超えた場合にその後継続して農地を継続してもらうという制度になっておりまして、所有者からの申請に基づいて特定生産緑地の指定を行っております。それにつきまして1.66haを新たに特定生産緑地に指定したということになっております。新規の生産緑地の指定についてですが、こちらの方については0.15haを新たな生産緑地に指定ということになっております。以上でございます。
今西議長
はい、どうぞ。
田中(淸)委員
農地そのものは気候変動にかなり影響すると思うんですけれども、管理された農地というのはそれなりに機能しているとは思いますが、遊休農地もしくは耕作を放棄した農地というのはかなり増えてきているように思います。営農している方の高齢化もありますし、増えてきていると思いますので、市民が農に親しみ、触れる機会を増やすためにも市民農園ですね、こういうふうに書かれていますけれども、ちょっと数が少ないのではないかと思います。かなり遊休農地が増えていると思いますので、それに対する対策をもっと考えてもらってもいいのではないかと思うんですけれどもいかがでしょうか。
今西議長
ありがとうございます。では事務局からお願いします。
事務局(鹿室課長)
ご意見ありがとうございます。市民農園制度に関する情報提供についてなんですけれども、ホームページに情報を掲載し電話による問い合わせにも対応しているところではございます。また、開設時の経費の補助などについては、市民農園開設に必要な経費は、給排水設備とか農具とかそういったことに関して対象経費として補助を行ったりしているところではございます。今、委員もおっしゃっていたように遊休農地があって、あと高齢化の問題というお話もあったように生産緑地については、特定生産緑地に生産緑地から移行するというところが、高齢化というような問題もございます。実際に生産緑地指定から30年経過して特定生産緑地に移行する場合、97%は特定生産緑地に移行しているところではあるんですけれども、残りのところについては、従事者の高齢化とか後継者不足というところが原因で解除が進んでいるということで、できる限り特定生産緑地の内容等に関する周知を関係者に行っているところでございます。以上になります。
今西議長
田中(淸)委員よろしくお願いします。
田中(淸)委員
この審議会の内容とずれるかも知れませんが、耕作を放棄した農地、それはここで議論するべきものではないかもしれませんが、かなり増えていると思いますので、それを何らかの方法で先ほども申し上げましたけども、整備することが緑の保全に貢献すると思いますのでご検討をお願いしたいと思います。以上です。
今西議長
はい、ありがとうございます。市の方でも改めて対策を検討していただければと思います。その他何かございますか。木村委員お願いします。
木村委員
取組として、色々拡大していく路線というのはよく分かりました。ただ、現在ある、森林の保全とか管理に対しても、皆様もご承知のとおり想定できない1時間に100mmの雨が降るとか、あるいは熱帯化していると。私も花をやっているんですけれども、いくら水をあげても粉状態なんですね、土が。もしかしたらすぐ蒸発して、いわゆるバクテリアとかそういう生物が育たないんじゃないかというようなことも含めて、やはりその保全、例えば森林火災ということにおいては世界でも今注目されていますけれど、私も竹城台に住んでいるんですけれども、緑地の枯れ葉、これがボヤで軽く済みましたけども、これは人的なミスでタバコの吸殻だったんですが、今後は自然発火とか、例えばあのモバイルバッテリーを落としたとか、捨てたとかそういうなかでいわゆるリチウムイオン電池が燃えるとか、そんなことも含めて枯れ葉の除去、これについて専門家の先生にお聞きしたかったのですが、逆に枯れ葉を取ってしまうと雑草が生えるという問題もあるんじゃないかと思うんですが、この辺の兼ね合いなんかも是非教えていただきたいんですが。
あと、やはり先ほど言いました、土がいわゆる砂漠化しているというようなことも含めて水循環の改善、いわゆるなかなかできないんでしょうけども、透水性の舗装をするとか雨水の貯留をするとか、ため池がたくさんありますので、いろんな方策があると思うんですね。事が起きる前に手を打っておく必要があるんじゃないかなということです。以上です。
今西議長
はい、ありがとうございます。近年の気候の変化に伴って森林火災の可能性が高まっているということですね、そういった傾向は大きくみるとあると思います。枯れ葉を取るかというのは、やっぱり枯れ葉が分解して土壌を肥やしていくような働きもあるので、全部枯れ葉を取るわけにもいけませんし、取ればいいというものでもないような気はします。森林火災の発火の条件も、雷が落ちたりして発火することもありますし、なかなか対策が難しいところです。アメリカの場合、地中海性気候の乾燥した地域があって、森林火災が非常に起こりやすい地域があって、そういうところだと、枯れ葉とか枯れ枝だとかをあらかじめ火入れしてできるだけ取り除いておくようなことも地域によってはやってはいます。しかし、今この日本の湿潤な地域でそこまでやるのかというところは考えないといけないところかなというふうに思います。森林火災予防のために枯れ葉を取るというところまでは、なかなか現段階では思い切れないところかなと思いますけれどもこれは私の意見なので、また市の方でも検討していただければと思います。
それからあの土砂災害ですね、豪雨になってきて土砂災害が起こるので、透水性舗装をしたり、雨水を貯留するようなことをしたり、雨庭をまちの中に作ったり、あるいは山の方の森林を整備してきちんと水が浸透するような森づくりをしたりということを、国を挙げてやっていますので、市の方でも進めていただきたいなというふうに思います。この辺り何か事務局から意見とか補足とかありますか。
事務局(斎藤課長)
公園監理課の斎藤と言います、よろしくお願いいたします。確かに気候変動が最近気になるところではありますので、変動によってこう予期せぬリスクというのが高まるというのは公園を管理している上でも感じるところはございます。特にゲリラ豪雨で言いますと、やっぱり樹林地の倒木や土砂災害が気になるところはありますし、公園の管理運営していく面ではやはり猛暑、酷暑といったところが利用者様にとっても悪影響を及ぼしていると、なかなか利用しにくいといったところも出てくるんじゃないかと思っております。そういった面で様々なリスクを想定しながら本来はやっていかないといけないということをご助言いただいていると思いますけど、そういうところも気にしながら管理運営をしていきたいと思っております。
貯留施設とかそういった話になるんですけども、公園とか広場、グラウンドを持っている公園は多数ございます。そういったところに貯留機能は、過去からそういう機能を持たせた設計をして考慮している場合が多数ございますので、今後もより一層そういったところを気にしながら設計等していく必要があるのかなというふうに考えております。答えになっているか分からないですけどよろしくお願いいたします。
今西議長
はい、ありがとうございます。国もグリーンインフラの整備ということを推進していますので、ぜひ堺市でも透水性舗装だとか、雨水の貯留というのを市街地でも行っていくというようなことも検討して進めていっていただければというふうに思います。では、その他何かありますでしょうか。的場委員お願いします。
的場委員
色々計画でご報告があるんですが、我々市議会議員で言いますと、道を歩いていて急に呼び止められていろんなご意見っていうのがよくあるんですけれども、様々な計画があって役所としてはどれを優先にするとか、どれを強く、どれを弱くというのはなかなか出来ないというのは分かるんですが、普通に市民の皆様のご意見聞くと、目下クビアカの対策がもう戦いだということで、目に見えて自分の暮らしている街で、先ほどもご意見いただきましたけれども、伐採していくというのがもう何年間か続いていて、またエリアも段々広がっているということで、この計画の中にあるところの対策ももう少しここは市民に納得する計画というのが必要かなと肌で感じております。
この辺についてはお願いしたいなと思うところと、あとは街路樹の更新の管理については、ここも市民の皆様からよくご意見いただきますが、南区で泉北ニュータウンの街路樹の計画というのはもう策定いただきまして、どこの街路樹が何年にどういう木に更新していくというのは、マップ上に落とし込んだものを作っていただきまして、ホームページで公開もしていただいておりますので、市民の皆様が自分の家の近所の街路樹が、いつ更新され、どういう形で更新されていくのかというところも、情報公開していただいているということで、計画を見ますと、堺市全体での街路樹の更新計画というのも今後策定いただくということなので、これがどれぐらいの情報公開になるのか、泉北ニュータウンでやっていただいているぐらいの情報公開になるのか分からないですが、この辺も聞いてみたいなっていうところです。
あとは例えば泉ヶ丘公園の整備、大蓮公園の向かいにあるんですが、こういった公園も整備されるんですが、行政が意図としてこの緑地を作った時に、いまいち市民の皆さんに伝わらない、緑地を整備したんだけど、市民の皆様にどう楽しんでいただくのかというのが、ちょっとプレゼンが弱いところがあるので、こういったところも、どこか計画の中で緑のプレゼンというか、そういった観点を議論の中に入れていただきたいな、僕が肌で感じているのはこれぐらいです。
今西議長
はい、ありがとうございます。事務局から何かございますか。
事務局(豊川局長)
建設局の豊川ございます。街路樹の更新計画ですけれども委員がおっしゃっていたように、泉北の街路樹につきましては、まちづくり、まちが開けてから50年以上経っているというなかで、顕著にそういうものが現れて、数年前から更新計画に基づいて植替え等の計画を立てています。堺市全体の話ですね、これにつきましても今全体の更新だけではなくて街路樹のあり方をメインに計画の方を作っていこうということで今動いています。緑を同じように残すということも大切ですけれども、道路における街路樹の役割や、時代とともに道の使い方というのも変わっていますので緑をきっちり残すところ、車道の幅が狭いであるとか、歩道の幅が狭いであるとかいうところは道路全体のそういう再配置ということも考えて、きっちり緑は残していこうということは念頭に、計画を今策定していっています。
泉北の更新計画よりもこの計画の方が街路樹全体ということで上位にくるものと考えておりますので、この辺はきっちり皆様方の意見をお伺いする場面も出てくると思います。パブコメとか、委員の先生方にも意見の聞き取りとかそういうこともどこかで出てくるかと思いますので、またその節はご協力のほどよろしくお願いいたします。以上です。
事務局(室谷部長)
公園緑地部の室谷でございます。先ほど宮前委員からもご質問ありました、クビアカの対策ということでございますが、まずクビアカツヤカミキリ、サクラ、ウメ、モモ、バラ科を侵食していくということで、堺市の中で堺クビアカ防除大作戦ということで、これは庁内連携してやらなきゃいけない、特定外来生物ということでございますので、環境局がまず中心になりまして、あとは、公園緑地部も所管の中でこの対策は非常に喫緊の問題であり、関係部局がそれぞれの所管の中でしっかり協力しながらやっていこうということで、3 年間重点的に取組を進めております。ただ、やはりあの先ほどもお話ありましたように、当然ながら民間の方のところにも当然サクラ、ウメ、モモ、こういった植物もございますのでそこはなかなか市の方で全てをすべからく援助するというのは難しい面もございますけども、色々な形で市民協力も得ながら今取り組んでいるところでございます。是非やはり啓発とかですね、そういったところから一緒になって一丸となって取り組んでいきたいというふうに考えておりますし、我々公園緑地部でもかなり予算も拡充しながら、一生懸命取り組んでいるところでございますので、その部分を是非ご理解賜ればというふうに思っております。
それとあの今、的場委員の方からも公園の使い方、楽しみ方が伝わっていない、おっしゃるように我々は、1200くらい市内で公園を管理しております。そのなかで、だんだんと公園の使い方も変わってきているような気がします。コロナを挟んでですね、改めてこう見直しされているところもございますし、先日南区でいいますと、田園公園、三原公園が近畿大学の医学部の移転に伴ってリニューアルして、それまでに、地域の方、関係議員の皆様にも色々ご協力いただきながら、公園の使い方というのを色々ワークショップとかを開きながら、相談しながら進めてきたというところで、そういう使い方、ソフト面というところも健康福祉局とかにも色々とご協力いただきながら、徐々にではございますけど、取り組んでいるところです。
ただ、なかなか市全域で、そういう取組っていうのが一度に進められるということではございませんけども、色々な形でですね、少しずつ啓発できればと思っておりますし、今、泉ヶ丘公園を整備中でございますけども、森に触れ合えるような形というのを考えていますので、そういった時々で機会を捉えまして、取り組んでいきたいと思いますし、委員おっしゃるように緑のプレゼンということも、これから我々にも必要なことだというふうに思っていますので、どういう形で発信できるかということも、緑化の推進ということをしっかり考えていきたいと思います。以上でございます。
今西議長
はい、的場委員お願いします。
的場委員
クビアカはちょっともう濃淡だけをお伝えみたいな、そのよく言われているので、市民の生活の中で、特に市民の皆様が声を大きく、濃淡ということでさせていただいて、今、三原台とかの事例もですね、健康遊具を設置していただきまして、今ご報告があったように地域にもご説明があったり、色々体験する時間を持っていただいて、そういった器具とか公園の使い方っていうのかなりプレゼンされていると思います。
今、申し上げたのはそういう器具とかではなくて、まだ新たにこの緑地を保全していったり、公園の緑地部分をどう楽しんでいただくかという、どちらかというと、これからの希望面というか、プラス面で期待したいなということでのご意見とさせていただきました。
今西議長
はい、ありがとうございます。岡崎委員お願いします。
岡崎委員
岡崎でございます。今まで緑地、公園をどう利用するかという話をして、他府県ではですね、他府県というか近隣の柏原市では小学校の中に環境教育とか取り組んで、ここを活用したいというゾーン、ここは元々ブドウ畑を林にしたところ、そこをこどもたちの体験学習で小学校、近隣の小学校で、無理なく年に1、2回やっている。そうすると、親がその場所をこどもから教わって、早くちょっと行こうか、あるいは明るいうちですけど、こどもたちが行こうかみたいにできる状態にしてあって、そういう時には教育委員会との連携、特に、堺市は割と熱心な教員で研究している人たちが多いので、そういった学校現場の活用をもうちょっと積極的に活用して、そしてうまく学校の授業の中に組み込んでいただけると、遠足でなくても短時間の課外活動でもいいから、利用するっていうと、良かったらこどもは親に言うし、親がそこへ連れていこうかとなるし、こういうステイプルをちょっと考えていただいたらいいかなという気がします。 ここまで踏み込めるかは別としてそういう活動をしたらいいかなと思います。
あともう1つ、先ほど落ち葉の話が出てきて、これ大事な話だろうと思うんですね。それはどんな森にしたいかということだと思うんです。落ち葉も活用して、堆肥にしてまた森に森にかえすというやり方もあるし、置いておくっていうのもありますし、今直下ではないですけど、ここ5年ぐらい見ていった時に、20世紀後半の森とはもう森が違っていて、ただ放置すれば大きくなりすぎて、安全、安心という点に問題がでてくるし、林床が暗くなる。だからちょっと今、微妙なところで、手が入れられないか入れられるのか、林床活動は、やっぱり今刈ってやらないといけない、それは本当にそうだと思うんですけど、森もあの形のまま、昔使っていた時代、本当は戦後すぐぐらいを見ると、航空写真を見ればほとんど裸地だった時代から、今緑になって、普通に私たちやこどもたちはそう思っているような緑がある。今は過渡期で林床にまだ落ち葉があるうちが幸せで、ここにイノシシが侵入してきたらもう全部植物を掘り上げてぐちゃぐちゃになってきます。この 5 年後にどうなるかはその時にどんな姿となっているのか、どんな公園にしたいのか、緑地をどうしたいかというビジョンを持たないと、具体的には森林に戻すのか、ただ大量の落ち葉がある状態は良くない、落ち葉を残して土地を回復させる、いろんなスタンスをこの5年が終わる時にはちょっと次の課題としてぜひ、考えていただければいいなと思っております。これは今の意見ではなくて次への課題としてぜひお考えいただければと思います。
今西議長
はい、ありがとうございます。ご意見に対して何かコメントがあればお願いします。
事務局(鹿室課長)
ご意見ありがとうございます。まず委員おっしゃっていただいた体験学習の場とか、教育委員会との取組とか学校現場の授業に活かせないかというお話なんですけれども、今、堺市の方で、南区の南部丘陵に堺自然ふれあいの森がございます。ここでは人と里山との新しい関わり方というものを学べる、そういった里山文化を継承する場として自然観察会や農業体験といった環境教育プログラムというものを提供して行っているところではございます。
小学校の団体についてもご参加いただいていて、令和5年度なんですけれども 39校来ていただいているというところと、あと堺自然ふれあいの森でインターン生として参加していた大学生が里山整備とか環境教育が行えるような実習を行ったりという形で参加をしていたりもします。引き続き、委員おっしゃっていたように、更なる学校、小学校、こどもたちへの啓発とか取組とか、学校への授業への取組への活用とかというところも踏まえて、また更なる活用を進めていきたいと考えております。以上です。
今西議長
はいありがとうございます。では、他に意見ございますでしょうか。では田中一成委員お願いします。
田中(一)委員
田中でございます。1点だけ、情報についてなんですけど、先ほどから森林火災でありますとか、鳥獣害・病虫害とかの話とかありましたけれども、ここに書いていないだけでもちろんやってらっしゃると思うんですが、近隣市との情報交換ですね、堺市さんは当然立場として周辺の市町村をどちらかというと引っ張る立場にいらっしゃると思いますので、是非そういう情報交換を近隣市とされていて、そういったことをやっていますよというのを、是非こういった計画の進捗の中で、書かなくてもいいですけどもアピールをされていかれたらいいかなと思って報告を聞いていました。その辺り、意見として聞いていただければというふうに思います。以上でございます。
今西議長
はい、ありがとうございます。何か事務局の方からコメントございますか。
事務局(鹿室課長)
委員おっしゃっていただいた、来年度に向けて近隣市と緑の保全とか活用とか色々な取組について、情報交換というのをどういった形でさせていただくかというのは、周辺市の方と情報共有しながら、また来年のご報告ができるようにと考えております。ありがとうございます。
今西議長
他にご意見ございますか。はい、松本委員お願いします。
松本委員
松本でございます。先ほど田中委員からおっしゃっていただいた近隣市と情報交換という点に関しては私も重要だと思っておりまして、計画変更があったとされております街路樹の計画的な維持管理のところに関しては、その計画について他政令市の施策状況に関してアンケートを取られたと、アンケート調査ヒアリングというふうに書かれておりまして、計画というところでもですね、近隣市と情報交換されているのだろうかなというふうに拝察しております。具体的に今回のこの計画変更に至った際のそのアンケート調査であったり、ヒアリング調査に関して可能な範囲でどういうことを調べられたかということを教えていただけるとありがたいなというふうに思っております。以上です。
今西議長
はい、では事務局からお願いします。
事務局(鹿室課長)
今、委員からおっしゃっていただきました街路樹の維持管理計画のアンケート調査の結果は詳細については手元にない状況でございまして、また改めて確認してご報告させていただきたいと思います。
基本方針については現在作成中ということで、詳細の内容については検討中でございます。また改めてご報告させていただきたいと思います。
事務局(豊川局長)
補足させていただきます。アンケートですけれども他都市で先進的に取り組んでいます。その中で先ほども言った道路の街路樹のあり方が色々と他都市で計画を立てていっているというところも参考にしながら現在取り組んでいる状況です。また、アンケートの内容は手元にないということなんですけれども、進めていく上では、シンボル的な街路樹であれば、アンケートを取るとか新たな聞き取りをするとかも出てくると考えております。以上です。
松本委員
ありがとうございました。
今西議長
ありがとうございます。他にご意見のある方いらっしゃいますか。オンラインからでも大丈夫ですけれども。
では、武田委員お願いします。
武田委員
ほぼ全ての事業がおおむね計画通りだということなので、大きな問題はないのかなと思っていますが、こういう進捗確認の意味としては、うまくいっていないところにどういう課題があって、どういうふうに改善するかっていうことだと思いますので、強いて申し上げると、例えば基本方針1の緑地の確保目標であったり、基本方針3の都市部における緑地面積についてやはり元の計画策定時より減少しているということは真摯に捉えて何かしら対策を考えていくというのが大切なのではないかなと思います。評価いただいている中では生産緑地の減少ですとか、公共施設の売却、民間譲渡ということが書かれていまして、致し方ない面もあるのかなと思いますけれども、農地については、先ほどもありましたとおり、これまで市街化区域内は都市的土地利用を図ることが原則だったかと思いますけど、都市農業振興基本計画以降は、都市の中に農地があるべきものとして捉えられるというふうになりまして、大きく都市農地の扱いが変わり、都市の中の農地は積極的に守るべき環境として捉えていく時代なのかなと思っています。そういう意味では、全施策を見ても、農水部局との連携というのは、もう少し可能性があるんじゃないかと思います。今、挙げていただいている事業では、担当部署の欄に農水と書いてあるのが 1つぐらいしかなくて、もちろん連携でやっていくところなのでどちらがやりましょうという話ではないと思いますけども、積極的に農水部門と都市部門とで連携していただきながら、農地ある緑豊かな市街地環境をどうやって作っていくかというふうに考えていっていただくのが重要かなと思います。
それから、併せて公共施設用地の売却なんですけども、これも昨今の財政事情等々で致し方ない面があるのかなと思いますが、一部売ったものは、その利益で別のところをちゃんと整備するとか、もしくはグラングリーン大阪に代表されるように全部売ってしまうわけではなくて、一部公園面積として確保して行政投資をして、それに併せて民間側でも緑地を作っていただいて、官民でトータルな緑地環境を作ることが民間の事業としてもプラスになるといったような、そういう積極的な緑地への投資といったようなことも考えられるのかなと思いますので、是非その当たりもご検討いただけるといいのかなと思います。特にそれと関係すると思うんですけど、基本方針 3 というこの都市緑化の施策については、そもそもの事業数が4しかなくて、他の基本方針と比較して事業量が少ないのかなという気がしますので、なかなか行政だけで事業を作りにくいようであれば、積極的に民間と協働しながら、都市の緑化をどうやって推進していくのかということについて、新しい事業展開なども加わってもいいのかなというふうに感じました。
それから皆さんのお話聞いていて 2 つほど、1つは防災の話ですね、火災の話があったり、それから流域治水というのも大事になってきていると思います。今まで治水の考え方、基本的には災害を起こさないっていうことだったかと思いますけど、いかにその災害の原因を分散して農地や公園や道路などでも、浸透率を高めて、極力リスクを分散するということと、これだけ異常気象が進んでくると想定外は必ず起こるものだという前提に立って、防災というよりはむしろ減災ですね、起こった時にどうやって被害を最小限に食い止めるかということも大事かなと思います。だから山火事の話も起こってしまった後、例えば燃え広がらないようなオープンスペースの確保であるとか、そういった対策に考え方をシフトしていくということは時代的には大事なのかなと思います。 それから、最後の緑のコミュニケーションの話もすごく大事だなと思ってお伺いしました。公園ができたので使ってください、というようなコミュニケーション、PR よりはむしろ、できる前に市民とのコミュニケーションが密にあるとうまく整備ができて、整備後に使われる公園になるという、そういうプロセスになるのかなと思います。できる前にどういう公園が欲しいですかというコミュニケーションではなくて、どういうふうに使えますかという利用のあり方についてのコミュニケーションを密にしていただいた上で、公園整備があって、そのまま整備後の利用が可能になる、こういう公園作りのプロセスになっていくと、より良い市民とのコミュニケーションのもとに公園が整備されていくということになるのかなと思います。以上です。
今西議長
はい、ありがとうございます。あの事務局からコメントございますか。
事務局(鹿室課長)
ご意見ありがとうございます。基本方針3について施策的に少ない、事業数が4と少ないということで、新規事業の検討も含めて基本方針の推進に対する工夫が必要ではないかというご意見なんですけれども、今後の取組としては新たな施策の位置付けとか、新規事業の検討について関係部署と調整も含め対応できればと考えているところではございます。具体的には緑と施策3の中の施策の骨子ですかね、3-1で具体的に緑と調和した公共空間を育みますという施策がございます。今後、公共空間におきましては、街中にある緑陰空間を生み出す取組や今後議論が進んでいけばというところはあるんですけれども、グリーンインフラの取組などについて、施策として検討していくといいのではないかと考えております。
あと公共用地の売却ということで、一定、公共用地の大きな面積の売却はあるところではあるんですけれども、その売却後、開発する場合は当然開発要件に照らし合わせて広場とか緑地とかっていうのは取組はあるんですけれども、売却する際に一定何かしらの緑地の確保というところは条件付けできればいうところがあるので、その売却する時は照会とか庁内も回ったりもしますので、そこで意見とか、ご意見あったことも踏まえてできればと考えております。
あと公園の緑のコミュニケーションということで、公園を作った後というよりも公園を作る前に何かできないか、というところではあるんですけれども、今現在、泉ヶ丘公園とか作るに当たっては事前にこどもたちとワークショップを開いて、遊具とかという意見も踏まえて進めているところではございます。今後、新たな公園とかいうのは委員おっしゃるように、地元とか実際に使われる方とか、そういったご意見も踏まえて進めていけたらと考えております。以上です。
今西議長
はい、ありがとうございます。他に何かご意見ございますか。オンラインで馬場委員お願いします。
馬場委員(オンライン)
はい、馬場です。2点です。公園等の使い方に関する取組が重要と先ほども話されていましたが、特に個人で行うのが難しい、例えば施策10の都市公園の防災機能についてはコミュニティでの取組がやはり重要だと思われます。分かる範囲で、コミュニティ、自主防災組織等での防災訓練とかで使われているような事例がありましたら教えてください。
2点目はコメントです。グリーンインフラにつきましては、それ自体が目的となるような事業もあると思いますけど、むしろ各取組に取り込まれていくというような視点というふうに思います。そのような取組についてはなかなか今回の資料の中では表面的に出てこないところがあるので、そういった視点についても少し教えていただけるとありがたいかなと思います。以上です。
今西議長
はい、ありがとうございます。では、事務局の方からコメントお願いします。
事務局(斎藤課長)
公園監理課です。防災面のお話についてまずお答えさせていただきます。公園に防災倉庫を当然置いていますし、防災に関するような施設というのもございます。それを活用いただいて自治会様等が防災訓練もよくやっていただいています。事例で言いますと鳳にある鳳公園というところがあるんですけども、そのところでしたら地域を巻き込んだ中で年に何回という形で防災訓練を実際にやっていたりとかいうこともありますので、そこがですね、防災公園の位置付けがございまして、ベンチがかまどベンチになっていたり、四阿がこうシェルターになったりと、そういった施設を使えるように実際に訓練していただいているといった事例がございます。防災に関しては以上でございます。
今西議長
少し時間がなくなってきたので、各取組の中でグリーンインフラについても考えていただくということと、資料の中でもう少し分かるようにということでご意見いただいたということで、事務局の方で把握しておいていただければと思います。他に何かご意見ございますか。
はい、田渕委員お願いします。
田渕委員
公明党の田渕でございます。先ほど皆様も多く意見が出たんだと思いますけれど、改めてのご意見になるかと思いますが、よくぞここまでまとめていただいたことに感謝申し上げたいと思います。
まず緑全体を市民の皆さんが、例えば年齢によりますが、最近はウォーキングとか、子育てとか、緑が必ず必要だと、そういった時に例えばトイレ環境がどうなのか、そしてまたベンチとか健康遊具とか、災害時にはそこにはかまどがあったり、そういったものが今求められているんです。既存の公園についても作った以降点検をやってるのかな、トイレも汚いね、電気も切れたところがあるよねと。そういった意味では、行政すべてが、なかなか手が出せないようになると、公園愛護の皆さんとの連携も必要になってくるので、 1つどうしても生活に必要な緑を市民の団体、また自治会、そして行政、場合によれば NPO、皆でこう支えていく仕組みづくりもこれから必要になってくるのではないかと。現状でもされているところいっぱいありますけれども、どうかそういった意味で市あげて、全ての財産だというような認識を改めて今回持っていけるような取組が必要になってくるんではないかということで、ここはお願いしておきたいと思います。要望でございます。
今西議長
はい、ありがとうございます。何か事務局からコメントございますか。
事務局(斎藤課長)
ご意見ありがとうございます。公園の管理運営につきましては、おっしゃられるように市民との連携っていうのは非常に大事だと思っております。堺市での取組につきましても、公園愛護活動団体をはじめ、自治会の方、地域の方、ご協力いただきながらやっていっておりまして、それがなければ公園の管理運営が成り立たないといっても過言ではないといったぐらいの認識をしております。
ですので、今後も公園は地域のためにあるものだという基本的な考え方をもとにですね、地域の方と連携しながら市民の方と連携しながらですね、公園をよりよく使っていただくといったことを考えながら連携してやっていきたいなと思っております。以上です。
今西議長
ありがとうございます。他にご意見ございますか。よろしいでしょうか。
様々なご意見いただきましてありがとうございました。それでは続きまして報告事項「南部丘陵における緑地保全について」事務局より説明をお願いします。
南部丘陵における緑地保全について
事務局(中嶌係長)
公園緑地整備課中嶌と申します。報告事項「南部丘陵における緑地保全について」、ご説明いたします。着座にて失礼いたします。
資料及びスクリーンをご覧ください。まず、特別緑地保全地区の区域の変更についてご説明いたします。泉北ニュータウンの南部に位置する南部丘陵は、農地やため池、緑地が多く残る豊かな里山的環境を形成している約1,600haの自然豊かな一団の緑地が存在している地域となっております。南部丘陵は、多様な動植物の生息地・生育地であるとともに、農業用水の水源や災害防止機能等多様な機能を有し、人々の生活に密着した役割を持っています。多様な生物が生息する里地里山として、こどもたちの環境学習の場として、地域文化を継承する原風景として、低炭素社会に貢献するクールダムとして、そして堺市を流れる石津川の源流域として、市民にとっても非常に大切な緑地です。
次に特別緑地保全地区の指定についてです。まず、特別緑地保全地区とは、都市緑地法に規定される地域で、都市の無秩序な拡大の防止に資する緑地、都市の歴史的・文化的価値を有する緑地、生態系に配慮したまちづくりのための動植物の生息、生育地となる緑地等の保全を図ることを目的としています。
また、本市では堺市緑の政策審議会の答申において、植生等の自然環境の評価が高く、優先して緑地を保全すべきところを保全優先地区約160haと位置付けています。
次に本市における緑地保全に関する取組経過です。平成22年に緑の保全と創出について、基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、緑の保全と創出に関する基本的施策を定めた「堺市緑の保全と創出に関する条例」を施行いたしました。平成24年には先ほどもご説明いたしました堺市緑の政策審議会における答申を受けました。加えて、令和元年に堺市議会において「南部丘陵の保全に関する決議」をいただきました。令和2年には本市で初めてとなる「鉢ヶ峯寺特別緑地保全地区」を指定しました。
続きまして、先ほど申し上げました鉢ヶ峯寺特別緑地保全地区について説明させていただきます。まず、平成24年の堺市緑の政策審議会の答申において「保全優先地区」全域を特別緑地保全地区に指定することを見据え、条件の整った場所から順次指定を進めることが示されました。この答申に基づき、令和2年に保全優先地区のうち、特に開発圧力が高く、緑地の減少が危惧される地域を優先し、かつ明確な区域となる約14haを鉢ヶ峯寺特別緑地保全地区に指定しました。指定した鉢ヶ峯寺特別緑地保全地区については、令和7年3月に買入れが完了しております。そして、今回報告させていただく区域の変更についてです。鉢ヶ峯寺特別緑地保全地区の区域の変更ということで、約6haを追加で特別緑地保全地区に指定し、合計約20haの特別緑地保全地区とします。区域については区域図のとおりとなります。
最後に市、市民等、事業者の協働による緑地保全についてです。重ねての説明となりますが、平成22年に「堺市緑の保全と創出に関する条例」の施行及び令和元年に「南部丘陵の保全に関する決議」がなされました。そこでは特別緑地保全地区の指定だけでなく、南部丘陵の里地里山の多様な景観と環境を育み、適正な維持管理により良好な自然環境を次代に継承する必要があることや、南部丘陵の緑地保全に対する市の取組を広くPRし、面的にまとまりのある緑地の保全について、市、市民等及び事業者が連携、協働して取り組む必要があることが示されました。これらを受けて、南部丘陵における自然豊かな一体の緑地を保全していく決意を明確にし、市、市民等及び事業者が連携、協働していくために新たに理念条例の制定に向けて取組を進めていきます。
ご報告は以上です。よろしくお願いいたします。
今西議長
ありがとうございます。こちらは審議事項ではなく報告事項ということですけれども、ただいま説明がありました南部丘陵における緑地保全について、ご意見ご質問等がございましたら挙手にてお願いいたします。では岡崎委員お願いします。
岡崎委員
岡崎でございます。この南部丘陵を含め、大阪府の南部のこのゾーンは山ではなく山際のこういった里地里山に意外と絶滅危惧種が再発見されているところでありまして、今年も和泉市の方の隣接しているところの緑地帯が、そのような場所で大阪府の環境審議会の私は委員なのですけれどもそちらで視察に行って教えていただいて、もう1回業者さんとその場所に夏ですけれどもお盆の最中の暑いなか調査に行きました。非常にレアなものが良く残っていて、水域も川辺の方もまた山の中にも点々と何種かが見つかって、ここもおそらくこのゾーンでは、いろいろな絶滅危惧種等重要な種類がいると思いますのでこの辺は堺市の方で把握しているのでしょうか。
今西議長
はい、では事務局からお願いいたします。
事務局(佐竹課長補佐)
南部丘陵の方に今、里山が1,600haありまして、そのうち市の方で保全優先地区ということで160haを守って行きたいというふうに考えているところなんですけれど、そこのエリアを設定する段階におきまして、この160haの中については市の方で調査をさせてもらっています。この次になぜ160haをどういう形で保全したいのかという条件としまして、一つはやっぱりそういう生き物がたくさん生息する場所ということで、コナラ群落が大きく広がっていることということと、もう一つは委員おしゃっていたように貴重種がみられるところをピックアップして今160haを指定したところになります。
その後調査の方につきましても堺自然ふれあいの森というのがまさに160haの中心のとこにありまして、そこで継続的なモニタリングを行っています。代表的なものでいうと猛禽類で言えばフクロウが上位種としてありまして、色々な生物種が存在しているというのを確認しております。
岡崎委員
ありがとうございました。このような形で保護していかないと、売却されてそのまま造成地になって緑地は終わりというのがありますので、堺市にとってとても良い緑地だと思いますので、今回購入というのは評価できると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今西議長
その他ご意見ございますか。大丈夫でしょうか。オンラインの方も大丈夫ですか。ありがとうございました。
それでは、最後にその他として「2027年国際園芸博覧会について」事務局より説明をお願いします。
2027 年国際園芸博覧会について
事務局(大久保)
はい、その他としまして、2027年に国際園芸博覧会が横浜で開催される予定となっており、堺市からも庭園作品を出展させていただく予定ですので概要をご紹介いたします。
資料3をご覧ください。1ページにありますように、2027年に横浜市で国際園芸博覧会の開催が予定されております。この博覧会は国際博覧会の認定博にも位置付けられており、国際園芸博覧会としても最上位の博覧会になります。日本で、この位置付けの国際園芸博覧会の開催は1990年の大阪花の万博以来となります。大阪花の博覧会では約2,000万人が参加し、園芸ブームの定着や新しい緑化手法の普及に寄与しました。
2ページをご覧ください。今回の園芸博覧会は、神奈川県横浜市にある旧上瀬谷(かみせや)通信施設の一部で行われます。開催期間は、2027年3月19日から9月26日の6か月間で、「幸せを創る明日の風景」を開催のテーマとし、国内外から1,500万人の参加や70の国・国際機関の出展が見込まれています。
3ページをご覧ください。園芸博覧会への花や緑出展の方法としまして、屋外出展と屋内出展があります。いずれの出展も、庭園作品や生産品を展示するとともに、コンペティションに参加することで、技術や魅力を世界へ発信することができます。
4ページをご覧ください。今回、庭園作品の出展に当たり、堺市は大阪府、大阪市と共同で屋外出展することとなりました。出展に当たり、「2027年国際園芸博覧会共同出展協議会(大阪府・大阪市・堺市)」を設立し、共同出展を通じて、大阪府・大阪市・堺市をはじめとするみどり豊かで潤いあるまちづくりを進める『大都市・大阪』の魅力を広く国内外に発信することをめざします。
5ページをご覧ください。令和7年10月20日に開催された選定委員会において、国際園芸博覧会共同庭園基本設計業務に係るデザイン公募の最優秀提案事業者が決定されました。現在、12月下旬頃に予定している国際園芸博覧会協会への基本設計図書の提出に向けて、業務を進めております。共同庭園に求める必須事項としましては、「大阪府・大阪市・堺市の魅力や共同庭園を紹介する解説板を、庭園全体と調和のとれた空間デザインの一部として含めること、解説板にはQRコードを設置し、3府市の魅力を紹介するホームページ(既存ホームページほか)にアクセスできること」としています。
共同庭園の出展を通して、より堺市のことをPRできればと考えております。今後のスケジュールといたしましては、令和8年から国際園芸博覧会協会において実施設計、現地工事を行いまして、令和9年3月の開催に向けて準備を進める予定です。
最後に2027年国際園芸博覧会を応援する証といたしまして「Blooming RING」がございます。こちら国際園芸博覧会協会より配布されております。もしよろしければお持ち帰りいただけますのでお帰りの際に事務局へお申し出ください。以上で説明を終わります。
今西議長
ありがとうございます。ただいま説明がありました、2027年国際園芸博覧会についてご意見ご質問ありましたら挙手にてお願いします。オンラインの方もよろしいですか。
では、ありがとうございました。本日の案件はすべて終わりましたので進行を事務局にお返しします。
閉会
司会(佐竹課長補佐)
ありがとうございます。本日は多岐にわたるご意見をいただきありがとうございました。本日いただきましたご意見につきましては事務局の方で整理しまして、会議録と併せて別途お送りさせていただきます。お手数ですがご確認の程よろしくお願いいたします。
また、会議冒頭でもお伝えしましたが、お配りの資料の堺市緑の基本計画の冊子につきましては回収となりますので、会議終了後は机の上に置いていただいたらと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、これをもちまして令和7年度第1回堺市緑の政策審議会を終了いたします。本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。
閉会 (午前11時45分)
このページの作成担当
建設局 公園緑地部 公園緑地整備課
電話番号:072-228-7424
ファクス:072-228-1336
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館17階
このページの作成担当にメールを送る