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令和4年度第1回廃棄物減量等推進審議会

更新日:2022年12月28日

日時

令和4年10月13日 午前10時~正午

場所

堺市役所三国ヶ丘庁舎 5階 大会議室

出席者(50音順 敬称略)

出席委員

青谷幸浩、池崎守、伊藤誠人、嶋津治希、高畑芳子、田代優子
野村俊之、花田眞理子、東正治、松本陽子、山本祐吾、若林身歌
※池崎守の「崎」及び高畑芳子「高」は、機種依存文字のため、代用文字を使用しています。

欠席委員

久保直樹

傍聴者

1人

議題

(1) 「第3次堺市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」の進捗状況について
(2) 「堺・ごみ減量4R大作戦」について
(3) その他

配布資料

会議録

○司会 定刻となりましたので、ただいまから令和4年度第1回堺市廃棄物減量等推進審議会を開催いたします。本日は、お忙しいところご出席を賜り、誠にありがとうございます。本日の司会を務めさせていただきます環境事業管理課の家崎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 はじめに、本日の出席者ですが、現在、会場に12人の委員にお越しいただいており、堺市廃棄物減量等推進審議会規則第3条第2項の規定により、本会議が成立しておりますことをご報告申し上げます。なお、堺商工会議所の久保委員からはご欠席とのご連絡を頂戴しております。また、本審議会は、同規則第6条第1項の規定により公開になっております。本日の会議は1人の傍聴者が来られておりますことをご報告いたします。傍聴者の方におかれましては、堺市廃棄物減量等推進審議会の傍聴に関する要綱の遵守事項をお守りいただきますようお願いします。携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるかマナーモードに設定していただきますようお願いをいたします。
 続きまして、会議の開催に当たり、2点お願いがございます。まず、1点目でございますが、本審議会の会議録につきましては、発言者名を明記した上、堺市ホームページ及び市政情報センターでの閲覧により公表させていただきます。会議録の作成に当たっては、事務局で原案を作成の上、出席委員への確認を経て会長の署名をいただくことで最終確定とさせていただきます。正確を期すため会議内容を録音させていただきますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。2点目でございます。会場にお集まりの委員の皆様におかれましては、音声を拾います関係上、ご発言の際はマイクを通していただきますようお願いいたします。ご発言の際は、マイクの電源をオンの状態にしていただき、発言終了後はオフの状態に戻していただきますようお願い申し上げます。
 続きまして、新しい委員のご紹介をさせていただきます。堺市大型小売店連絡協議会、中村倫子様の辞任に伴いまして、新たに委員にご就任いただきました堺市大型小売店連絡協議会会長、伊藤誠人様でございます。

○伊藤委員 伊藤でございます。よろしくお願いいたします。

○司会 ありがとうございました。続きまして、お手元にお配りしております本日の資料の確認をさせていただきます。本日配付させていただいております資料でございますが、一番上が本日の次第でございます。次に委員名簿でございます。次に配席図でございます。次に資料1「堺市一般廃棄物処理基本計画~2022年度進捗状況報告書~(案)」、次に資料2「堺市一般廃棄物処理基本計画2022年度進捗状況について」、次に資料3「食品ロス削減推進計画、推進状況報告について」、最後に資料4「堺・ごみ減量4R大作戦について」でございます。資料の漏れ等ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、これからの議事進行につきましては花田会長にお願いしたいと思います。花田会長、よろしくお願いいたします。

○花田会長 皆様、お集まりいただきありがとうございました。なかなか対面というのがためらわれる昨今ではございますが、やはり対面ですといろいろな方の意見を同時に共有することができますので、ぜひこの機会にたくさんご意見賜れればと思います。
 それでは、これより議事に入らせていただきます。まず、次第の議題に沿っていきますが、議題の1つ目、「堺市一般廃棄物処理基本計画」の進捗状況について事務局からご説明をお願いします。

○事務局 それでは、議題1、「堺市一般廃棄物処理基本計画」の進捗状況についてご説明させていただきます。資料1、堺市一般廃棄物処理基本計画~2022年度進捗状況報告書~(案)が報告書本編となりますが、今回はお時間の関係もありまして、資料1の要点を整理いたしました資料2を基にご説明させていただきます。
 資料2の「1.はじめに」からご説明させていただきます。本報告書は、基本計画の数値目標や重点的に取り組む施策に関する取組指標の達成や施策の着実な推進のため、5項目の数値目標や6つの取組指標に対する実績及び36の個別施策の進捗状況について取りまとめたものとなっております。なお、本報告書は、進捗状況の把握と併せて、現状を広く市民等に公表することにより、適正なチェック機能を働かせることも目的の一つとしております。堺市廃棄物減量等推進審議会での報告に加えて、同報告書と別途作成する概要版とを併せて市政情報センターでの配架等により、広く市民に周知しております。
 次に、「2.基本計画の概要」についてご説明いたします。基本理念は「~ともに取り組み、実現する。環境負荷の少ない「循環型のまち・堺」~」となっております。基本方針は、4Rのさらなる推進、ごみに関わる多様な主体の連携・協働、環境に配慮した安全・安心で安定的な処理体制の構築となっております。計画期間は、2021年度から2030年度の10年間です。
 続いて、「3.計画目標の達成状況」についてご説明いたします。基本計画の5項目の数値目標に対する2021年度実績について報告させていただきます。まず、図でいうと左上になりますが、計画目標の1つ目、2021年度清掃工場搬入量は24.5万トンと前年度から0.2万トン減少しており、計画目標を達成しております。また、最終処分量についても2021年度は2.1万トンと、2020年度から0.2万トン減少しており、2025年度の中間目標を前倒しで達成しております。次に、1人1日あたり家庭系ごみ排出量について、2021年度は638グラムと2020年度から7グラム減少しており、2021年度の計画目標を達成しております。次に、左下の図になりますが、1日あたり事業系ごみ排出量について、2021年度は217トンと2025年度の中間目標を前倒しで達成しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う飲食店等の営業自粛による影響と考えられます。最後に、右下の図になりますが、分別まちがい率についてご説明いたします。まず、分別まちがい率は、家庭から排出される生活ごみの中に占めるリサイクル可能なもの、例えば紙類や分別収集品目などの資源の割合を示しております。詳細は、資料右下の生活ごみ組成分析調査結果をご参考ください。結果に移ります。2021年度は23.9%と2019年度から0.2ポイント減少しておりますが、2021年度の計画目標23.7%には届いておりませんので未達成となりました。計画目標の達成状況については以上でございます。
 続いて、資料右上に移りまして、取組目標に対する取組実績といたしまして、6つの取組目標に対する2021年度実績について報告させていただきます。なお、取組指標とは、重点的に取り組む施策に関する取組状況及び進捗状況を把握、今後の検討を行うための指標として設定しております。重点的に取り組む施策の内容や詳細については、後ほど裏面でご説明させていただきます。結果の全体といたしましては、生活ごみに占めるリサイクル可能なその他の古紙(雑がみ)の割合は低下しており達成となりましたが、それ以外の項目についてはいずれも未達成となりました。生ごみに占める手つかず食品の割合は、2021年度は19.2%と、2019年度と同値となりました。次に、生活ごみに占めるリサイクル可能なその他の古紙(雑がみ)の割合について、2021年度は8.1%と2019年度から1.3%減少しており、これのみ達成となりました。続いて、家庭系リサイクル率及びリサイクル率について、いずれも減少傾向にあります。なお、ここで事業系一般廃棄物減量等計画書とは、事業用大規模建築物の所有者に対して提出を義務づけているものになります。同計画書に記載しているごみ排出量に占める再資源化量の割合については横ばい傾向にあり、こちらも未達成となりました。取組指標に対する達成状況については以上でございます。
 続いて、5、計画目標及び取組指標の達成状況の総括についてご説明させていただきます。まず、計画目標について、令和3年度の清掃工場搬入量、2022年度の清掃工場搬入量及び最終処分量の減少は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業系ごみ排出量の減少による影響が大きいと考えております。また、ごみ排出量、清掃工場搬入量及び最終処分量の減少は、製品素材の変化によるごみの多様化及び軽量化、電子化の進展による紙媒体の減少といった社会情勢の変化や、4R運動の推進による市民意識の向上も要因と考えております。次に、分別まちがい率は横ばいであり、市民のごみ分別意識向上に向けた情報発信の強化が必要と考えております。最後に、ごみの減量化・リサイクルの推進に向け、これまでの施策を継続して実施するとともに、社会的変化などを踏まえて新たな施策を実施していく必要があると考えております。続いて、取組指標について、生活ごみに占めるリサイクル可能なその他の古紙(雑がみ)の割合は達成しておりますが、それ以外の項目については未達成となっておりますので、さらなるごみ減量化・リサイクル推進の取組が必要と考えております。資料2の表面の説明は以上となります。
 続いて、裏面に移っていただけますでしょうか。これから、6、個別施策の進捗管理についてご説明いたします。個別施策は全部で36施策ございますが、本日は、計画にて重点的に取り組むこととしている5つの施策に関する6つの個別施策についてご説明させていただきます。
 1つ目の重点施策、食品ロスを含む家庭系生ごみの削減についてご説明いたします。まず、家庭系生ごみ減量対策の実施の右側の2021年度、主な実績をご覧ください。生ごみの水切りに関する情報を市ホームページ、ムーやんツイッターなどに掲載しました。また、環境に関して幅広い知識を持ち4R運動の普及啓発に意欲的な4Rアドバイザーによる、生きごみさん講習会などを実施しました。また、2022年度については、4RアドバイザーやICTを活用した生きごみさんの情報発信などの取組を実施していきます。続いて、食品ロス削減の2021年度主な実績をご確認ください。食品ロスダイアリーの取組を小学生及び一般を対象に公募により実施し、計772人が参加されました。また、食品ロスに関する出前講座やオンライン講座を実施しました。2022年度については、若年層を含む幅広い世代に向けた食品ロスに関する動画作成などの取組を実施しております。なお、施策の中に星印のついているものがあるんですけれども、こちらについては、今回新たに実施した施策や新たに取り組む施策について星印をつけておりますので、よろしくお願いいたします。
ここでちょっと資料を移らせていただくんですが、別資料の資料3、食品ロスの削減の推進、2022年度の進捗状況についてご覧ください。

 2021年3月の堺市一般廃棄物処理基本計画の改定時に、2019年10月施行の食品ロスの削減の推進に関する法律に基づき、堺市における食品ロス削減推進計画に当たる食品ロス削減の推進を作成いたしました。食品ロス削減に関する取組を効率的、効果的に推進するため、基本計画の進捗管理と併せてこれから毎年度進捗管理を行うこととします。 資料右上の評価指標と現況の比較をご覧ください。2021年度の食品ロス量について、家庭系食品ロス量は増加しておりますが、事業系食品ロス量は新型コロナウイルスの影響等により減少しております。今後、さらなる食品ロス削減に関する取組の強化が必要と考えております。最後に、資料右下の2021年度の家庭系及び事業系食品ロス削減に関する取組を記載しておりますので、ご確認ください。
また資料を移らせていただきます。資料2にお戻りください。次に、2つ目の重点施策、家庭系古紙類の回収強化についてご説明いたします。まず、集団回収のさらなる促進の2021年度主な実績をご覧ください。堺区及び北区の一部にて、集団回収未実施地域の解消に向けて小学校区ごとの実施状況調査及び未実施自治会への制度推奨を実施しました。また、紙箱、紙類、チラシなどの雑がみ回収袋モニターを公募により、計20団体にて実施いたしました。2022年度については、集団回収に関する情報発信の強化などの取組を実施していきます。続いて、新たな古紙回収体制の構築、2021年度主な実績をご覧ください。堺市内で古紙回収を行う民間事業者の古紙回収実施状況を調査しました。また、堺市と包括連携協定を締結している民間事業者との古紙回収に関する連携強化に向け調整いたしました。2022年度につきましては、古紙回収体制の新たな構築に向けた他市事例調査などの取組を実施していきます。
 続いて、3つ目の重点施策、ごみと資源の分別徹底についてご説明いたします。まず、未分別ごみに対する指導強化の2021年度主な実績をご覧ください。ごみ収集時に生活ごみへの資源物の混入や資源物への異物混入などが見られた場合には、収集時に残置した理由を記載した啓発シールを貼っております。これを計7万400枚貼り付けいたしました。また、集合住宅に不適正排出を防止するための啓発チラシを計31棟に配布しました。2022年度についても、不適正排出が多いペットボトルの適正排出指導の推進などの取組を実施していきます。続いて、未分別ごみに関する情報発信の強化の2021年度主な実績をご覧ください。ごみの4R運動に関する出前講座やごみの減量化・リサイクルに関するパネル展等の取組を実施しました。また、各自治会にてごみの減量出前講座チラシの回覧を実施しました。最後に、家庭ごみの出し方を記載した「資源とごみの出し方便利帳」に拠点回収品目等の内容を追加した「資源とごみの分別大辞典」を新たに作成いたしました。2022年度については、ペットボトルの適正排出についての情報発信などの取組を実施していきます。
 続いて、4つ目の重点施策、事業系ごみの減量化・リサイクルに関する情報発信についてご説明いたします。事業系ごみの減量化・リサイクルに関する情報発信の2021年度主な実績をご覧ください。6月及び3月に事業系ごみ減量情報紙「堺ムーSTYLE」を作成し、堺商工会議所会員約6,000社及び事業用大規模建築物の所有者約1,000社に配付いたしました。また、新たに事業者向けの「事業系一般廃棄物減量ブック」を作成し、市ホームページに掲載いたしました。2022年度については、優良事業所の表彰制度の枠組みを検討するために他自治体の事例調査などの取組を実施していきます。
 最後に、5つ目の重点施策、事業系一般廃棄物リサイクル体制の整備についてご説明いたします。まず、大阪府エコタウンプランとの連携による処理体制の確保の2021年度主な実績をご覧ください。エコタウン内の民間再資源化事業所が1者閉鎖し、エコタウン内の民間再資源化事業者数は2者となりました。また、エコタウン内の民間再資源化事業者への訪問調査を実施しました。2022年度については、大規模建築物事業者への訪問時にエコタウン等の民間再資源化事業者の案内などの取組を実施していきます。続いて、民間再資源化事業者との連携強化の2021年度主な実績をご覧ください。エコタウンの施設見学の窓口である一般社団法人堺臨海エコファクトリーズ協議会に見学企業の数や動向等の聞き取り調査を実施しました。また、先ほどもご説明いたしました事業系一般廃棄物減量ブックにエコタウンの記事を掲載しております。2022年度については、市ホームページでエコタウンの民間再資源化事業者の紹介などの取組を実施していきます。
 議題1に関する資料の説明は以上でございます。皆様ありがとうございました。

○花田会長 ご説明ありがとうございました。ただいま事務局からご説明がありました内容につきましてご質問あるいはご意見をお聞きしたいと思いますが、いかがでございましょうか。
 食品ロスに関してなのですが、少し追加の情報を申し上げますと、大阪府が昨年度末に食品ロス削減基本計画という計画を策定して発表されています。そのときに私も関りがありましたので、面白いなと感じたことを皆様にお伝えしたいと思うのですが、目標をどのように決めるかということで、今回、堺市のほうも食品ロスの量を減らしましょうということを目標にされているんですが、大阪府は、それに加えてみんなに取組をしてもらおうということを考えました。それで、国がその前に食品ロスの削減計画を発表していて、そこでは食品ロスの削減につながる取組というのを上げて、それに1項目でも取り組む国民の割合をここまでにしましょうというのを決めているんです。大阪府も大急ぎでその調査をしたところ、大阪府民の方はすごく優秀で、国の目標を既に1項目では達成していたということが分かりまして、では目標をどうしようということで、2項目以上取り組む方の割合を国と同じように9割というふうに設定しようということにしたんです。つまり、府民の方はかなり取り組んでいらっしゃるので、さらに進めていただくにはどうしたらいいかということについて、少し工夫が必要なのかなというふうに思いました。多くの人が取り組んでいる項目にはどんなのがあるのかなと多分皆様ご興味があると思うんですけれども、全国でも府でも1位と2位は一緒で、1位が残さずに食べる、2位が冷凍保存を活用する。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、例えばご飯が残ったときにそのまま保温にしないでおむすびにして冷凍をすると、その後、食べるときにチンするとそれでおいしいよと、かなり省エネになりますという話がありますが、皆さんもうこれは活用されているということです。3番目が全国と府がちょっと違っていて、全国は料理を作り過ぎない。府のほうは賞味期限を過ぎたら食べられるかどうか自己判断するというのが3番目でした。何かほほ笑ましいというか、大阪府らしい1項目に取り組んでいらっしゃる方が多いということも含めて、すごく面白いなと思いましたので、大阪府民でもあられる堺市におきまして、少しこういう取組項目みたいなこともこれから調査しながら、調査するということは多分掘り起こすことになると思うし、啓発にもつながると思うので、そういうことをされてはどうかなと思いながら、今食品ロスのところを聞いておりました。確かに水切りをするとすごく重さが軽減されますが、これもよくやられていることで、3切り運動ということで食べ切り、水切り、使い切りだったように思います。そういうのも進めていかれるといいのかなと思いました。ちょっと食品ロスに関しては面白いなと自分で思ったことがありましたので、皆様に情報を共有させていただきました。
 それでは、皆様のご意見、ご質問、何でも結構ですがいかがでございましょうか。池﨑委員、お願いいたします。

○池﨑委員 まず1つ目が、以前に水銀が清掃工場で混じるということが堺市から発信されまして、乾電池等の水銀製品の排出について気をつけていただきたいという発信がされたんですが、まず、その発信された結果を聞きたいんです。全然変わらなかったのか、ある程度効果があったのか、それが1点です。
 それと、非常に気になるのが他自治体の情報収集をと書いていますが、堺市独自の情報発信も、いわゆる調査は別に必要ないとは思いませんけども、堺市独自の取組なんかも新たにつくっていただけたらありがたいかなというふうに思います。
 それと3点目、1番目の答えにもよるんですけども、私も自治会の関係でここに出させていただいていますので、食品ロスや分別等については非常に興味があって、非常にしっかりやっていただいている方、あるいは全くそのままの方、いろんなパターンがあると思うんですけれども、取組をやめない姿勢というんですか、私らにとって、私だけか分かりませんが、まだ弱いと思うんです。このホームページにどれだけの人がアクセスされているのか私、分かりませんが、堺市から発信されている内容をどれだけ興味を持って見ていただいているのかということについてなかなか弱いような気がするんです。だから、そのあたり3点、まず1点目からよろしくお願いします。

○花田会長 事務局、お願いできますか。

○環境施設課長 環境施設課の二階堂です。1点目の質問の水銀の排出量ということですけれども、収集量につきましては、令和2年、3年と拠点で回収している水銀含有製品は増加傾向です。

○池﨑委員 今増加しているんですか。いわゆる生活ゴミで出されたのは減ったと考えたらいいんですか。あの発信をされた後の結果が知りたいんです。

○環境事業管理課長 環境事業管理課の川添です。二階堂から説明のあったとおり、拠点回収の量が増えているということは、それだけ市民の皆様にご協力いただいているということなので、そういう周知の効果は多少なりともあったと考えております。

○池﨑委員 あれは結構、自治会が頑張って周知したんです。だから、そういう形で発信した場合の効果というのが全然私ら聞けていないので、現実に効果がありましたよということであれば、効果についての広報が十分ではないと思うんですよ。でも多少効果があるんであれば、やっぱりそれだけ自治会組織を通じた広報というのは効果があるんだなということになると思うので、いろんな施策についてあまりにも自治会員にお願いしたり連絡したりすることが多い中ではありますけれども、ごみ減量化というのは非常に大きな課題でもあると思うので、ぜひホームページで紹介する、あるいはいろんなSNSで発信する、ツイッターで発信する、もちろん大事とは思いますけども、また一方で自治会なんかを通じてしっかりと取り組むという、先ほど花田先生から話がありましたが、いわゆる自分らで取り組んでいくという、このセットで発信することは将来大きな効果を生むんではないかなというような気がするんです。それがまず意見です。

○花田会長 ありがとうございます。例えば自治会にお願いしたりしたときに、こんなふうになりましたというのを多分ご連絡するということは、次に、じゃあやろうということにもつながると思うので、一般的な話としてもやはりフィードバックはすごく必要だということだと思います。そのあたりのご指摘を受け止めていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

○池﨑委員 先生、もう一点よろしいか。例えば防犯というのを私やっているんですが、実は非常に街頭犯罪が多かったときに、私たちの地域でみんなでやろうということで、毎回200人ぐらい集まって街頭パレードしたら9割減ったんです。そうすると、皆さんに減ったからということじゃないんです。減ったから単によいというわけではないんですけれども、それをアピールすることによって、より熱心にそれに取り組んでいただけるという結果がありますので、ぜひそういった形で、特に食品ロスの問題等については取り組んでいけたらと。以上です。

○花田会長 ありがとうございます。
 まず1点目はそういうことで、これからも自治会にまたいろいろお願いされることもあると思いますけれども、ありがとうございます。おトイレで「きれいに使っていただいてありがとうございます」とありますね。そうするときれいに使おうと思うという、それなんですね。そういうことは必要だと思いますのでよろしくお願いします。
 では、2点目ですけれども、他市を調査するという調査自体はいいのだけれども、堺市の独自の取組につなげてほしいということはいかがでしょうか。

○資源循環推進課長 資源循環推進課の與那嶺と申します。今、委員おっしゃられましたとおり、啓発というのは通り一辺倒の下ではなかなか皆さんの心には響いていかないのかなと思いまして、日々どういったものがいいかというのは検討しているところです。今ご意見いただきました堺市独自の取組を行動変容を促すような形で取り組んでいきたいと思います。
 3番目の情報の発信が弱いというところなんですけれども、市長からもそういった意見を受けているところでして、その言葉をしっかりと受け止めてこれから情報発信を強くやっていきたいと思っております。以上です。

○花田会長 ありがとうございました。興味のある方はやってくださるんだけれども興味のない方に届くようにという、これはすごく難しいんですけれども、必要なことだなと思っております。今回のご報告を拝見すると分別まちがい率ですか、混入ということを何とかしなきゃいけないと。分別まちがい率だけは未達成ということもありますので、そう考えるとますますどういうふうに伝えていくかということが大切かなと思うんですが、例えばこれにつきましても、資料2の一番最初のところに「報告書は、進捗状況の把握と併せて、現状を広く市民等に公表することにより」と書いてあるんです。しかし、市民に公表していますよというだけではなくて、それが市民の手に本当に届く、届けるということが、分別まちがい率をへらすということに関してすごく大切な気がしています。概要版というのはどういうものか私は分からないんですけれども、手に取ってみたくなるようなデザインというか、作ることはすごく大切だし、だけど手に取ってもらって読んでもらって自分でこうしようという、そこにつなげるためのデザインがすごくこれから大切かなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。どうもありがとうございました。
 ほかにご意見、ご質問いかがでございましょうか。お願いいたします。松本委員。

○松本委員 松本です。今のご意見とお答えにも関連することなんですけれども、一つ取組の方法として、やはり関心のある方はいろいろと情報を自分から見られると思うんです。どんなに立派なホームページを作ってもアプリを作っても見られなかった、目にされなかったら意味がないと思いますので、一つ提案としましては、これは対象がどこになるかというのは検討していただいたらいいと思うんですけれども、例として一つ小学校をモデルとして、低学年であったり高学年であったりそれは様々なんですけれども、ご家庭に持ち帰ってチェックリストみたいな何とかチャレンジというのを子どもと一緒に取り組むということを一つやってみられたら、子どもさんが持ち帰ったそのお便りになるのか連絡帳であるのか、形は分かりませんけれども、そういったものを持ち帰ったときに、必然と親御さんの目に触れると思うんです。そうしましたら親子としてその家庭で取り組めるというようなものにならないかなというふうに、ちょっと希望を持った、そういうきっかけができないかなというのを考えています。それは分別であってもロスであってもいろんな内容に取り組むことができますし、それが果たして自分たちの生活にどう返ってくるのかというのを、それは段階によってやっていけばいいと思うんです。いろいろと無関心な親御さんがいらっしゃるというのを耳にしますので、子どもさんからご家庭に取り組みを広げていくこともあるのかなと思っています。今の時代はペーパーレスで、いろいろと紙媒体で配布するのはどうかというようなご意見があったときには、QRコードなんかを提供して、そこからスマホなんかでもチャレンジできるというような形も考えていけるのかなというふうに思いましたので、ひとつ検討していただけたらなと思いました。以上です。

○花田会長 ありがとうございました。今ご提案ありましたけれども、いかがでございましょうか。

○資源循環推進課長 資源循環推進課です。今ご提言、ご提案いただきました小学生ですとか若年層へ向けての発信というもの、これも非常に大事なことだと考えておりまして、食品ロスダイアリーといいまして小学生向けに小学校のほうで保護者とともに食品ロスが1週間でどれぐらいあるのかなという課題、日記帳のようになっておるんですけども、それに取り組んでいただいたりしておりまして、その中、アンケート結果でも子どもから、お母さん、これちょっと買い過ぎ違うかと言われてはっとしたというふうな声もありますので、食品ロスダイアリーをはじめ、今後もご意見いただきましたとおり環境教育という視点で広げていきたいと考えております。以上です。

○花田会長 ありがとうございます。子どもから親にもそうですし、すごく強力なのは孫から祖父母です。これはものすごく力があると思います。それから、食品ロスダイアリーはレコーティングということですけれども、例えば分別なんかの場合、分別まちがいを正しく資源化できれば市のほうで処理する量が減るわけですから、それだけ税金をほかのことに使えるわけです。そんなこともちょっとお伝えすると行動が変わってくるかなと思いますので、ぜひ教育委員会などにもお伝えして、つながってやっていただけたらなと思いました。
 ほかにご意見、ご質問ございますか。お願いいたします。髙畑委員、お願いします。

○髙畑委員 消費生活協議会の髙畑と申します。私自身の食品ロスの取組なんですけれども、私自身がやっていることは、野菜や果物の皮はためて庭に埋めるようにしています。魚の骨とか肉やなんかの骨は野良猫が来て掘り起こすので埋めないようにしています。小さい庭ですけれども、埋めておいたら、四、五か月過ぎたら黒いいい土に変わっているんです。庭の枝も、葉刈りしたときには、枝はなるべく生活ごみのほうに出しているんですけれども、葉っぱのほうは庭にそのまま置いておいたらすごくいい腐葉土になっています。私自身のちょっとした取組として報告させていただきます。

○花田会長 ありがとうございました。数年前なんですが、うちの大学、交換留学の制度があって、ドイツの女子学生が1年間来たときに私、受入れ教員になったことがございます。彼女が言っていたのが、いわゆる生ごみを一緒にごみとして出すのがすごく嫌なんですって。それで、自分で小さなバケツを買ってきて、そこに土を入れて埋めていますと。それで臭いとかしませんかと言ったら、全然しませんと。逆にドイツは容器包装物というマークがついている、グリューネ・プンクトというマークがついているのは黄色い袋に入れてただで出せますよと。それは生産者がリサイクルの費用を払っている形なんですね、そのマークの登録料で。そういう拡大生産者責任というやつなんですけれども、私たちからすると牛乳パックも缶もみんなその黄色い袋に一緒に入れるというのは気持ちが悪いんですよ。ですから、やはり生ごみをどうするかというときに、今どうしても普通のごみに入れるというのが一般的になってしまっているので、そこら辺からちょっと変えていく必要があるのかなと思ったのと、それからお庭、謙遜されて小さなとかおっしゃいましたけれども、お庭がある。私はマンションなのでお庭がない。ただ、植木鉢とか、それからプランターにあれは入れているんですよ。私、すごく紅茶飲みなので、紅茶の葉っぱは入れていて、何かなくなっているんですね。あふれて困るということはないので、何かそれくらいのことしかできません。だから、できる方とできない方といらっしゃる。だから、集合住宅の方でも協力できるようなシステムを堺市がつくるかどうかということですよね。このあたりはちょっとやっぱりハードルが高いかもしれないとは思いますけれども、でも情報提供ありがとうございました。

○髙畑委員 この間、緑化センターのほうに行ったときに、生きごみさんというこういうパンフレットを置いていたんです。これは、住宅事情によってもマンションであってもこれだったらできるのかなと思って、ちょっとチラシを1枚持って帰ってきました。

○花田会長 ありがとうございます。多分それのことだと思うんですが、あるんですよね。こういう箱をつくっておいて、そこに土と入れておくともうそれでできてしまうよという、生きごみさんといいましたかね。何か面白い名前がついていたような気がします。私もやらないといけないですね。ありがとうございます。
 ほかにいかがでしょうか。お願いいたします。田代委員、お願いします。

○田代委員 先ほどの生きごみさんも私もずっと興味があって、やっている方にいろいろ聞くんですけれども、なかなか臭いのこともあって、できる方、できない方もいらっしゃるということなんです。この生きごみさんの講習会をずっと堺市が取り組んでおられて、コロナ禍で減ったのか増えたのか、その講習を受けて何とか頑張ってみようという方がいらっしゃるのか、どれぐらい増えてるのか減っているのかということと、あと2022年度の目標として、4RアドバイザーやICTを活用した生きごみさんの情報発信の実施というのは具体的にどのようなものになるのか、教えていただきたいと思います。

○資源循環推進課長 資源循環推進課です。生きごみさんの講習会につきましては、コロナ禍ということでなかなか大人数での実施というのが難しい状況になっておりまして、それで各区役所とかに少人数でという形で募集をさせていただきまして開催しているんですけれども、大阪府のホームページにあります大阪府新型コロナ警戒信号に合わせた形でやっており、赤色になったらちょっと安全を考慮して中止という形でさせていただいております。今コロナが落ち着いた状況ということで募集させていただいておりますが、結果的には人数はちょっと減っているような形になっております。それから、新たな講習会の試みとしましては、オンラインによる講習会です。申込みをいただきまして、この前ちょっとオンラインで1回試験的にやってみたんですけれども、その結果、やっぱりちょっと画面が見にくいとかいうお声はあったんですけれども、こういうご時世ですので、引き続いて、もう少しよくなるような形で実施していきたいと考えております。以上です。

○田代委員 ありがとうございました。

○花田会長 ありがとうございました。なぜか分かりませんが、ご発言が結構女性委員が多いんですが、男性委員いかがでしょうか。
 では副会長、お願いします。

○嶋津委員 近畿大学の嶋津と申します。食品ロス削減の取組を見させてもらうと、小学生への環境教育ということで、それを強化しようというところがよく見えて、これは非常に重要なことですので引き続き行っていただければと思います。小学生ですとやっぱりちょっと先に多分成果が出てくると思いますので、すぐに食品ロスを減らしていきたいということであれば、組成調査をやられていますね、手つかず商品とか食べ残しとか。食べ残しとかも21.9%とかあるわけなんですけれども、せっかくですから、どういった地域だと食べ残しが多いかとか、そのようなことが分かるような調査の仕方をすると、どういった人にこういった情報を強く発信していけばいいかというのが分かるんではないかなというふうに思いましたので、一応提案ということで発言させていただきました。いかがでしょうか。

○環境事業管理課長 ありがとうございます。一応、こちらの計画は2年ごとに行われています家庭系のごみの組成分析調査に基づいてやっておるところなんですけれども、部分、部分で例えば清掃工場に家庭系のごみが収集車、パッカー車で入るんですけれども、それがぱっと開いたときに目視検査で確認もできますので、そういった状況も見ながら、この計画、2年ごとのそれに基づくんじゃなくて、可能な限り細やかな感じで確認はしつつ、おっしゃられるとおり目標達成に向けてちょっと検討したいと思います。

○嶋津委員 本当に個人的な想像なんですけれども、やっぱり単身の若い人たちが関心が薄いのかなという気がしていますので、そういうのも考えながら調査いただければと思います。以上でございます。

○花田会長 ありがとうございました。では続いて野村委員、お願いします。

○野村委員 大阪公立大学、野村でございます。それぞれの取組は非常にいいと思っていますが、大きな問題は分別まちがい率が4分の1から5分の1ととても高いことかも知れません。そもそも分別をやっている家庭がどの程度あるのか、そういう調査はやられたことがありますでしょうか。実は、その率は4分の1、5分の1に近い値になっていて、そうであれば、そのような家庭に対してどういうふうに工夫すれば分別をしてもらえるのか。家庭での分別には普通ごみ、生ごみ、プラ、あと電池関係、それから古紙とか、すごくいっぱい分けますよね。本当にどの程度やっているのかという調査をされたことはございますでしょうか。

○環境事業管理課長 環境事業管理課です。市民の調査につきましては、アンケート調査なり市政モニターなりいろんな機会を通じて伝えているところなんですけれども、委員おっしゃられるとおり、やはり若年層に分別協力率が悪いというのと、また分別品目によって、例えば缶・瓶、ペットボトルなどは分別率が非常に高く、プラスチック製容器包装など、あと小型金属、頻度が少なかったり、もしくは複雑であるものについてはやはり協力率が得られていない、そういう情報のほうはつかんでおりますので、どういった形で情報発信したらいいのか、現在も検討しながら日々努力しているんですが、なかなかそういった若年層、それから高齢者の皆様、幅広い層に伝わりにくい部分は今後も改善して積極的に情報発信していきたいと思っております。以上です。

○野村委員 恐らくそうですよね。あまりしょっちゅう出せないものというのは、結局一般ごみに出してしまうということになっていると思うので、それをどう解決していくかということを考えることもやっぱり大事なのかなというふうに思います。家の中でどう工夫するのか、もしくはコミュニティーの中で集めるとか、何かそういう工夫も考えていく必要があるかと思います。ご検討いただければと思います。

○環境事業管理課長 ありがとうございます。おっしゃられるとおり、小型金属なんかは月に1回しかないので、覚えていない方もたくさんいるので、小型金属なのでもちろんリサイクルができるものですので、リユースなりそういった情報発信も含めて、今後、頻度が低くてもリサイクルしていただけるようにちょっと考えていきたいと思います。以上です。

○花田会長 どうもありがとうございました。紙もかなり混じりますけれども、あれは重いので、分ければ資源になるものの分別を進めるとかなり効果はあるかなと思うんです、最終処分量への。なので、それも考えていただけたらと思います。 
 私、今ちょっと拝見していて、2つほどよろしいでしょうか。一つは、エコタウン内で民間再資源化事業者の方が3者から2者に減ったというさっき何かご報告があったような記憶があるのです。それで、エコタウンというのはなるべくその中で資源化しましょうというコンセプトでそもそも造られたもののようにお聞きしているんです。ですから、これから社会の中でなるべくごみを出さないようにしようというサーキュラーエコノミー的な考え方で言えば、まさにエコタウンというのはそれの技術的にも先鞭を切るというか、こういうふうにやれるんだなという、そういうショーケースみたいな役割もあるのかなと思うので、循環型社会形成推進基本計画の一番新しい第四次計画では3R+リニューアブルとなっていますね。ぜひリニューアブルのところを堺市のエコタウンではこういうふうにやっているというのを全国に発信できるようになったらいいのにと思ってお聞きしてみました。これはもう意見なので。
 もう一つは、これも意見といえば意見かもしれませんが、本編の後ろといいますか、かなりの大きな部分で各個別施策の個別施策シートということで書いてくださっています。右下のところに今後スケジュールというのがあるのですが、具体的に書いてくださっている施策もあれば、継続的に実施という矢印が並んでいる施策もあるんです。ぜひ、それぞれの施策で具体的にどんなことができるかということを考えていくことも必要かなと思いますので、継続的に実施は、間違ってないと思うんです。正しい言葉、正しいというか、でも継続するのは普通なので、今後どうしていくかというのを少し考えるきっかけにしていただけたらなと思います。項目によっては、すごくいろいろ書いてくださっているんですよ。後ろのほう、何か継続的に実施というのが並んでいたりするところがありますので、そこら辺を見ていただけたらなと思います。以上でございます。これはもう意見なので。お願いします。

○池﨑委員 この会議でのこの内容はこれでいいと思うんですけれども、住民に対していろいろ一緒にやろうというときには、もう少し絞ってインパクトを持って、特にこれに取り組んでいこうというような形のほうがいいのではないかなと。
 気になっているのが、私らは自分の身に降りかからないと住民というのはなかなか動かない。いわゆるほかでやっている、ああ立派なことやなというのは分かるんですけれども、それが自分の身にとって、特にこの頃、それだけではないですけれども、なぜそれが必要かというのが自分の身に降りかかると一生懸命取り組むという傾向にあるように感じるんです。ここに書かれているのは気になるんですが、例えば自治会等への情報発信とか、情報発信するのではなくて、共に取り組むと、こういう形のほうがいいんじゃないかなと。
 もう一つは、分別ごみに対する指導強化、僕ら指導される覚えはないので、そのあたりを間違わないで、自治体と住民とは一緒に取り組んでいこうという方向だというところが、指導をされてばかりでは前に進まないと私は思うんです。だから、自分らの問題なんやと、むしろ役所の職員もそれに呼応してよくやっていただいているんだと、こういう方向にはなかなかならないと思いますけれども、ここに書いていただいているのは問題ないと思うんですよ。ただ、そういう体質でいくこと自身がなかなか主体的に動かない大きな要因になるんではないかなと私、勝手に思ってます。以上です。

○花田会長 ありがとうございます。今のご指摘というのはまさにそのとおりで、指導されるというのは受け身なんですよね。一緒に考えるというのは能動的にしないといけないので、多分パートナーシップとはそういうことかなと思うので、ぜひ、これは言葉遣いの話かなとも思いますけれども、そこにちょっとスタンスが示されちゃっているかもしれないので、そのあたりもお願いします。それから我が事と思うというのがすごく大切なんですよね、環境関連では。どこかで何かが起きているんじゃなくて、自分のこととして考えるというのがすごく大切なので、それを進めていただく。特にごみを減らすというのはまさにそこなので、工夫して情報をお伝えする方法とかやり方とかいうのもこれから一緒にやっていきましょうということで、機会を捉えてやっていただけるといいのかなと思います。そんなことでよろしいですか。はい、ありがとうございます。
 では、大分ご意見をいろいろいただきましてどうもありがとうございました。まだ言い足りないよということがありましたら、最後に全体をお聞きしますのでそこでお聞きするということで、議題の2にいきたいと思います。
 2つ目の議題ですが、「堺・ごみ減量4R大作戦」について、これはまたご説明をお願いできますでしょうか。

○事務局 それでは、議題2、「堺・ごみ減量4R大作戦」についてご説明いたします。資料4の1ページ目をご覧ください。今年度7月より、新たなごみ減量のプロジェクトとして堺・ごみ減量4R大作戦を実施しております。まず、現状と課題についてですが、近年の本市のごみ排出状況につきましては、市内全体の清掃工場搬入量及び1人1日あたり家庭系ごみ排出量はおおむね減少傾向ではありますが、減量があまり進んでいない状況でございます。一方で、課題としまして、食品ロス、プラスチックごみ等のごみに関する環境問題が地球規模で山積しており、課題解決に向けた取組が求められているところです。また、市のごみ処理に係る課題としまして、清掃工場の老朽化が進んでいるのに加え、本市の清掃工場は高稼働状態が続いております。そのような中で、本年3月にクリーンセンター東工場第一工場の1炉が経年劣化したことにより休止しました。残りの1炉についても老朽化により停止するおそれがあり、早期にごみ減量化を進める必要性というのがさらに高まりまして、本年7月からプロジェクトを開始するに至りました。
 次に、ごみ減量の可能性について3つの調査結果からご説明いたします。まず、左の円グラフ、生活ごみ組成分析調査結果に基づきますと、リサイクル可能なものと減量可能なものが合わせて全体の50%以上を占めております。このうち、特に排出量が多いものとして、食品ロスが13.2%、紙類が12.3%、プラスチック類が8.5%という結果になっております。後ほど取組の方向性でご説明いたしますが、本作戦ではこの3種を特に減量すべきごみとしてターゲットと位置づけております。次に、右側、事業系一般廃棄物排出状況実態調査に基づきますと、減量化・リサイクル可能なものが全体の61.2%であり、そのほとんどは古紙類と食品ロスを含む厨芥類が占めております。また、事業系一般廃棄物に混入している産業廃棄物が15.8%であり、適正排出のさらなる徹底が必要な状況です。
 次に、下の小さい円グラフですが、ペットボトルのリサイクルにつきましては、収集したもののうち42.7%が残渣としてリサイクルできていない状況です。残渣のうち8割以上はキャップやラベルを外していないことが原因であることが判明しました。そこで、本作戦ではペットボトルの残渣率の削減を重要取組の一つとして掲げることといたしました。
 以上を踏まえまして、2022年度と2023年度をごみ減量に集中的に取り組む期間と位置づけ、今年の7月から、ごみから環境問題の解決に取り組むをテーマに堺・ごみ減量4R大作戦を実施しております。市民、事業者の皆様のご協力の下、市全体でごみの減量をめざしていきます。作戦の目的としましては、
 まず1つ目として、ごみに関わる地球環境問題の解決をめざします。また、ごみ処理に係るCO2排出量を削減することで地球温暖化問題にも取り組みます。
 目的の2つ目としましては、清掃工場の高稼働率等を解消し、将来にわたって安定的なごみ処理体制を構築します。実施期間としましては、今年度と来年度末までを予定しております。
 3番目の目標としましては、堺市基本計画2025のKPIに掲げている1人1日当たり家庭系ごみ排出量の2025年度の目標値を前倒しで達成すること、また、堺市SDGs未来都市計画の令和5年度KPIからさらに削減することをめざして数値を設定しております。今回の取組により、減少傾向を確実にすることで、中長期的な目標である2030年度の各種計画、一般廃棄物処理基本計画やSDGs未来都市計画の目標達成への足がかりとすることをめざしています。
 具体的な指標としましては、1人1日当たり家庭系ごみ排出量につきましては、現状の2021年度実績値である638グラムから18グラム削減し、2023年度に620グラム以下にすることを目標としております。清掃工場搬入量につきましては、2021年度の実績値は24.5万トンですが、新型コロナウイルス感染症の影響により減少したと想定される一般廃棄物の量約7,000トンを加えた推計値である25.2万トンから年間1万1,000トン削減しまして、23年度に24.1万トン以下にすることを目標としております。
 2ページ目をご覧ください。大作戦の取組の方向性についてご説明いたします。大きく分けて3つの戦略を設定しました。
 まず、1つ目として、主体ごとにターゲットとなるごみ種と目標値を設定しました。さきにご説明しましたごみ減量の可能性を分析し、特に減量すべきごみ種を特定しまして、市民、事業者、市それぞれの目標値を設定しております。表をご覧ください。まず、市民の方に減量していただきたいごみ種としましては、食品ロス、古紙、使い捨てプラスチックに加えて、ペットボトルの正しい分別を設定しております。1人1日当たり18グラムの削減を目標としまして、市民全体で1年間の削減量に換算しますとおよそ5,300トンを見込んでおります。事業者の方につきましては、古紙、食品ロス、一般廃棄物に混入している産業廃棄物をターゲットとして設定し、事業者全体の削減目標として2,365トンとしております。市では、プラスチック、古紙、ペットボトルの正しい分別をターゲットとしまして市民向け、事業者向けの施策等を行うことにより、年間3,500トンの削減をめざします。
 次に、取組の方向性の2つ目の戦略としまして、従来から本市で推進しておりますごみの4R運動を改めて強力に推進していきます。市民の方、事業者の方それぞれに対して、4Rに基づいて実践してほしい具体的行動内容を発信します。また、ICTを活用するなど対象者に応じた媒体を選択して情報発信を行います。
 3つ目としまして、市民の行動変容を促すため新しい手法を導入します。ナッジ、企業連携、見える化の3つの手法を取り入れた取組を推進いたします。まず、ナッジについてご説明いたします。ナッジとは、行動科学の知見により、人々が自分自身や社会にとってよりよい選択を自発的に取れるように手助けする政策手法のことです。本市では、2021年8月に結成しました環境局の職員によるプロジェクトチームである堺市環境行動デザインチーム(SEEDs)と連携して取組を進めてまいります。また、デジタルの手法としましては、11月から実施します堺エコライフポイント事業と連携してナッジの働きかけを行います。次に、企業連携につきましては、使い捨てプラスチック削減に関する協定締結事業者をはじめとした協定締結事業者と連携した取組をより推進していきます。また、リユース事業者や製造・販売事業者など、他分野の企業と連携しまして新たな取組を実施します。最後に、見える化についてですが、ごみ排出状況等のデータの見える化を図ります。具体的には、市ホームページ上で大作戦の専用ページを設けまして、ごみのダッシュボードを公開しております。月ごとのごみ排出状況について、市民、事業者の皆様と情報共有し目標を共有していくため、数値を毎月更新し、環境局のツイッターでも更新状況をお知らせしております。
 最後に、令和4年度の主な施策について、抜粋してご説明させていただきます。まず、本年6月に、株式会社ジモティーとリユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定を締結しました。地域情報サイトジモティーでは、不要品の売買や譲渡を掲載しており、ジモティーの取組を市のホームページや広報媒体等で紹介するなど情報発信で連携するなど、市内のリユース活動を促進していきます。9月には、SDGsのイベントであるSAKAI SDGs fest.で、プラスチックの資源循環とリサイクルの意識向上に寄与する取組として、製造業者と連携したプラスチックの分別回収を実施しました。品目としましては、気泡緩衝材のプチプチとコンタクトケースを回収し、プチプチにつきましては水平リサイクルを行っております。今後のイベントでも定期的に実施を予定しております。10月の食品ロス削減月間に併せまして、現在、食品ロスのキャンペーンを実施しております。具体的には、家庭で食べずに捨ててしまった食べ物の種類や量を記録する食品ロスダイアリーや、食品ロス削減のオンライン講座も開催を行っております。また、企業と連携した事業としまして、スーパーで残り期限の短い値引き商品に貼られた割引シールを集めてノベルティーの抽選に応募できる「順番に連れてって!プロジェクト」や、市内のコンビニ、スーパーで手前取りのポップを掲示するなど、食品ロス削減に向けた取組を実施しております。11月からは堺エコライフポイント事業を実施予定です。具体的には、スマートフォンアプリの機能を活用して、登録者に対してナッジの手法を用いた働きかけを実施いたします。登録者が対象の行動を実践した場合に、アプリを利用してプレゼントの抽選に利用可能な堺市独自のポイントを付与するものです。対象となる環境行動には、マイボトルの利用や服のリユース、フードシェアリングなどごみの減量につながるものが複数設定されており、本作戦でも連携しております。このほかにも、8月には市内の一部地域においてプラスチック製品の回収実証事業を行いました。プラスチックの資源循環を促進するため、生活ごみとして収集しているプラスチック製品とプラスチック製容器包装を一括回収し、回収したプラスチック製品等の排出状況を調査分析し再商品化するものです。今後も、新規施策を検討、実施していく予定となっております。説明は以上です。

○花田会長 どうもありがとうございました。ただいまのご説明につきましてご意見、ご質問ありましたらよろしくお願いいたします。特に2022年、2023年度、ごみ減量に集中的に取り組む期間ということで、この大作戦をやりますというお話でございました。いかがでございましょうか。
 松本委員、お願いします。

○松本委員 令和4年度の主な施策を聞かせていただいて、これが成功すればいいなというふうにお聞きしておりました。若者にも興味深く、アプリですとかを活用して実行していくということですけれども、これは前半でもありましたように、実施することがどれだけ市民の皆さんに情報としてお伝えできるのかということがポイントになってくると思いますので、そのあたりの工夫といいますか、どのように広報していくか、また自治会さんのお力もお借りするのかもしれませんが、どのようにお考えなのかお聞きしたいと思っています。
 また、付け加えましてフードロスのダイアリー、既に取り組まれているということでしたけれども、私が前半のほうで申し上げました各項目、例えば問題が大きくなっております分別のまちがいということも、家庭に持ち帰るときに、私どもの組織のところでもリサイクルの分別、リサイクルできるもの、できないものというものを年に1度や2度広報しているんですけれども、それでもやはり組合員さんのところで、分かりにくいとか、関心を持って見られている方と見られていない方とではすごく差が出てきておりますし、あれっ、これできるようになったかなというのはいつもいつも日常的に発生する案件ですので、そのようなことも考えていましたら、小学校のほうにそういったチャレンジしてもらえるツールを渡して、家庭で確認しながら分別するというようなこともまた考えていかなければいけないなと思いました。そのあたりを付け加えさせていただきます。以上です。

○花田会長 ありがとうございました。ただいまのご意見いかがでしょうか、2点ございましたが。

○環境事業管理課長 環境事業管理課です。おっしゃられたとおり、施策を実施して満足するのではく、結果を求めていくためにこの大作戦を実施しておりますので、あらゆる手段と手法を使って18グラムを2年間で削減する、この目標達成に向けてやっていくという意気込みでこの大作戦を立てましたので、その辺はしっかりやっていきたいと思っております。

○花田会長 ありがとうございます。

○資源循環推進課長 2点目につきまして、ありました食品ロスダイアリーのようなということですけれども、今のご意見をお伺いして、例えばごみ分別ダイアリーなんかも面白いなと感じました。ぜひ、食品ロスダイアリーだけじゃなくて、これにヒントを受けた同じような何かを展開できないかという形を検討させていただきたいと思います。

○花田会長 ありがとうございます。そういう意味では、見える化というところではダッシュボード形式にし、ホームページで公開、毎月更新するということなんですけれども、そのホームページにいっていただく、そこを見ていただくというのがまず一山かと思うんです。面白そうと思ったら多分クリックしてもらえると思うんです。それで思ったのは、どうすれば減るかというゲームみたいなのを作って、堺市版の。これをやるとこれだけ減りますよとか、これだけお得ですよとか、何かそういうのが分かるような、そういうのはもう作っていらっしゃるの。すみません、私は知らないだけかな。

○資源循環推進課長 資源循環推進課です。今まさにごみの分別アプリゲームというのを検討しておりまして、イメージ的には画面上からごみが下りてきたものを、これが生活ごみ、これは小型金属というふうな形で、レベルもだんだん難しくなっていったりスコアが出るような形で、お年を召した方には脳トレのような感じであったり、若い学生、中・高の方にはちょっとゲーム感覚で、そういった形でごみの出し方というのを答えながら覚えていただければというのを今進めているところです。

○花田会長 ぜひ、最後にイベントが出ますけれども、楽しく、それから堺市らしく、いろいろキャラクターもお持ちですし、ムーやんはじめ彼らに頑張ってもらうような内容にしていただくとうれしいかもしれません。ありがとうございます。
 ほかにいかがでしょうか。若林委員、お願いします。

○若林委員 若林です。今回、新しく2022年度から大作戦を展開するということで、これまでも堺市さんは非常にごみ減量に頑張っておられますので、ホップ・ステップ・ジャンプじゃないですけれども、今回は特に大作戦というキャッチーなネーミングを付けていただいていますので、これをうまく使ってさらに市民さんを巻き込めないかなと思いながらご説明を聞かせていただきました。今回、いろいろと新しい施策を出していただいていますけれども、今年度の進捗状況と絡めましても、やはり今までやっていただいてきたことをこの大作戦の中でさらに盛り上げるというところが大事だと思っています。
 そうした点では、一つ、先ほどから学校、子どもへの環境教育の取組のお話が出ています。これまでも堺市さんでは環境教育としていろいろな体験や出前授業、食品ロスダイアリーもやっていただいていましたし、先ほど松本委員から何々チャレンジという形のプロジェクトを組んだらどうでしょうかというご提案もありましたが、例えば「堺ごみマイスター制度」のようなものをつくって、これまで個々の重点施策としてごみはごみ、食品ロスは食品ロス、そして分別は分別というように個別に働きかけていたものをひとつにまとめるような取り組みについても検討されてはいかがかと思いました。例えば「マイスターチャレンジ」キットのようなものをつくって、そこに食品ロスのダイアリーや雑がみの回収袋、ごみの分別大辞典や小学生に配られている「ごみのことがよく分かるガイドブック」等を一式まとめて、学校単位でごみの減量への取り組みをやっていただけるといいと思いました。こうした取組は子どもたちに家庭に持ち帰って実際に実践してもらうという側面が一つ、子どもに種まきをしてもらうという点でも大事です。もし本当に教育委員会さんとうまく連携がでるようであれば、学校単位でごみの減量に取り組み、自分たちの学校でどれだけのごみが出ていてどういう分別ができているかを把握してデータをまとめれば、学校単位でごみの量が減ってくるのが見えると思います。さらにそれを堺市のホームページに掲載されている市全体のごみ削減のデータと重ねて見れば、堺市全体としてもごみの減量を頑張っていることや市全体のごみもこの月は減っているよねといったことが子どもたちの中でつながって見えてきますので、そのような形になるとよりよい大作戦になるではないかと思いました。
 あともう一つは、今回、大作戦の中でターゲットを市民と事業者、市という形で3つに分けられていますが、できるならば、市民さんのところをさらに世代や世帯の在り方で分けて、例えば単身世帯、それから2人ご夫婦と4人のファミリー層など、世代や世帯の在り方、ライフスタイルに合わせた重点課題を出してご提案いただくと、市民さんとしてもより取り組みやすくなると思いました。ごみを減らすというのは生活の最後のところになってくるものなので、若い世代の方には着手しづらい面もあるかもしれませんが、先ほどお話に出ていた食品ロスとごみ減量を兼ね合わせた取組として、ちょっとおしゃれなエコクッキングなどもあります。そうしたエコクッキングとか、あるいはいろんなお気に入りの服の交換会とか、SDGsじゃないですけれども、そういう形でもっと若い世代も楽しくポップな形でごみ減量の取組に参加できるようなことも大作戦の中でさらにできていくといいと思っています。
 大作戦をこの2年間でどこまで大々的にやるかということに期待を込めて言えば、1日当たり1人18グラムごみを減らすという目標も、何となく数字で聞いても分かりませんので、例えば、じゃこれ4人家族であれば1週間に何リットルのごみ袋、例えば30リットル1つとか45リットル1つに収めるということなのかというように、市民の皆さまが日常的に使っているごみ袋の大きさでサイズ感を示すなどの働きかけの工夫も必要だと思います。また、できるのであればモデル地区のような形で、今、週に2回ごみの回収をしていただいているところを、大作戦なので、ある月は週1の回収に制限するというようなモデル実験をやってみてもいいとも思っています。あまり生活に混乱をきたしてはいけないですけれども、ごみは出せると思うと制限なく出してしまい量も減らないので、出せないとなったら知恵を絞ってどのようにごみを減らしていくのか、大作戦ということで大規模なチャレンジができるのであれば、そういったことをやってみるのもいいのではないかと思いました。その他にも、令和4年度の主な施策で月別にいろいろなキャンペーンを打っておられますけれども、先ほどの古紙回収に関しては、雑がみの回収袋のほかにも、もし可能であれば、ある月に関しては古紙回収のコンテナみたいなものを設置していただいて、そこにざっと出せるようになると回収率が上がるかなとも思います。例えば8月や12月の夏休み・冬休みで学校の学期終わりの時期や、皆さんが暮らしの中で今年の大掃除をしたいなと思う時期に合わせてそういったキャンペーンを打っていただくと、そこに皆さんが古紙を出しに行くというようなこともできていいのかと思っています。
 すみません。ちょっと雑多な提案ばかりで申し訳ないですけれども、せっかく大作戦をやるのであればということでお話しさせていただきました。以上です。

○花田会長 ありがとうございました。今のご意見いかがでしょうか。お願いします。

○池﨑委員 私、年寄りですけれども、若い世代が何もごみ減量に後ろ向きではないと思っています。自治会も若いメンバーは非常に多いですけれども、一生懸命取り組んでいる方が多い。お年寄りも一緒ですよ、若いメンバーも差はないと思っています。また、私は収集の回数を減らすのは反対です。減量とそれとは別問題です。行政は住民、市民の私らの安全と安心を構築するため一生懸命やっていただいているし、ごみ減量に本気で取り組もうという方針で共に取り組むということが私は大事なことではないかなと。2年でどれだけ効果があるのかなではなくて、やっぱりこれは継続しながら訴え続けていくことによって、みんなが共に取り組めるという形にしていっていただけたらというふうに思います。以上です。

○花田会長 ありがとうございました。こういう意見も含んで、何か事務局でございますか。ごめんなさい、その前に、若林委員。

○若林委員 すみません。若い世代がごみの減量をやっていないであったり、収集回数を減らして減量を進める方がいいんじゃないかというようなニュアンスでは全然ないんです。むしろ若い世代には若い世代なりの働きかけ方というのがあるんじゃないかというご提案と、あとは世帯人数やライフスタイルに合わせて、シングルの人にはシングルの方の生活をふまえたごみの減量・分別の課題というように、ターゲットに合った施策を打っていく必要があるんじゃないかという意見です。もう一つは、もし今回の大作戦でごみの減量に向けたキャンペーンを大々的に行うのであれば、そういった大胆なことも検討してはどうだろうかということです。

○花田会長 というわけで、事務局いかがでしょうか。

○環境事業管理課長 すみません。たくさんご意見いただいたので何から言えばいいのかちょっと分からないんですけれども、まず、ごみマイスターの話ですが、堺市でも現在4Rアドバイザーというのがありますので、そちらのほうを通じて委員おっしゃるとおり情報発信、どうやっていくのか、ここには出ていませんけれども、アプリの活用なども考えていきたいと思います。
 それから、18グラムが分かりづらいという話なんですけれども、一応情報発信する中では、ミニトマト1個分という形で市民の皆様にお伝えして、毎日ミニトマト1個分減量しましょうと、これでも分かりにくいかもしれませんが、そういった表現を使っています。

○花田会長 ミニトマト1個は18グラムなんですか。

○環境事業管理課長 一般的なミニトマトは約18グラムということになります。

○花田会長 それはちょっとびっくりしました。ありがとうございます。

○環境事業管理課長 ホームページに載せているダッシュボードにも、情報発信するときにはミニトマト1個分頑張りましょうみたいな、そういう表現で情報発信しているところでございます。それから、先ほどのごみの収集の回数なんですけれども、こちらのほうはおっしゃるとおり、生ごみですのでなかなか減らすというのは難しいと思います。逆に集団回収とか雑がみのお話も出ましたが、こちらのほうは、団体の皆様に回数を増やしていただくだとか、また、コンテナボックスを設置して頂いている拠点回収事業者もたくさんおられますので、そういった情報発信も積極的に行い、市民の皆様がいつでも雑がみや新聞、雑誌、段ボールを分けられるような情報発信をしていきたいと思っております。以上でございます。

○花田会長 ありがとうございました。今コンテナ回収の話があったんですが、例えばうちの近くですと、マックスバリュでペットボトルと、それから紙、段ボールは回収をしてくださっていて、それがWAONポイントがつく感じになっています。多分、セブン-イレブンさんというかイトーヨーカドーさんもされているところもあると思いますが、別にそういうところがやっていただいてもいいのかなというふうに思います。いつでも出せるとちょっと楽ですよね、1カ月ためると大変ですけど。それから、私は以前、専門の方にお聞きしたことがあるんですが、三、四日に一度の回収が大概ですよね。三、四日か、だから週に2回か3回、これ実は意味があって、例えば生ごみはどうしても虫が湧いたりしますね、コバエとか。あれがふ化するのがやっぱり3日とか4日はかかるんですって。だから、その間隔にしておけば虫が湧いたりしないということなので、ちょっと意味があるようでございました、週2回以上ということには。
 それから、若い方が意識が高いか低いかという話なんですが、これはもう人によると言ってしまったらそれまでなんですが、若い人は、これも一説なんですが、結構エシカル的な、例えば牛肉じゃなくて大豆ミートにするとか、それから何かそういうのに結構意識が向いているそうなんです。だから、そういう方向で若い方には呼びかけるというのはすごくいいんじゃないかなと思うんです。ごみを減らすことがちょっとおしゃれな感じに。
 また、学期終わりの話があったんですけれども、学期終わり、例えば学用品とか洋服もそうかもしれませんけれども、お子さんの洋服とか、あと大学生になると下宿を引き払うのでというのもあるんです。そういうところで一回何か交換会みたいなのをやると随分リユースが進むのかなと思いながらお聞きしておりました。
 一つ私、今お聞きしていて思ったんですけれども、マイボトルを持ちましょうとあるじゃないですか。以前、堺市はさすがだなと思いました、審議会にリユース瓶のお茶が出ていたんです。ただ、その業者さんがこっちに来なくなったのでリユース瓶のお茶はなくなったんですけれども、今日もグラスコップが出ています。こういうことですね。これを進めるためにマイボトルを持ちましょうというのがあるわけなんですけれども、そのためには給水スポットというのをぜひ増やしていただきたいと。それで、そのときにはちょっと冷やすとか、おいしいお水にしてください。我慢じゃなくてこれがおしゃれという、えっ何、ペットボトル持ってんの、ダサいなと。いやいや、これ水筒代わりにリユースしてるんです、まあそれならいいわみたいな、そういう取り組みはぜひというふうに思います。また、先ほど連携の話がありましたが、環境局がやる以外のイベントなどでぜひ1か所給水スポットを造っていただいたらいいかなと思うんです。今、簡単な、水道と繋いでちょっと冷やしておいしくして出すようなのもありますので、全然そんなレンタルは高くなかったと思うので、そうやって環境局さんだけがやっているんじゃなくて、庁内のいろんな部署がやっているイベントにすべからくこれを持ち込むという、ごみを減らす、リユース食器を使う、給水スポットを造るというのをやると、もうそれが当たり前になってくると思うんですよ、堺市の中で。だから、ぜひそういうふうにお願いしたいなと思いながらお聞きしておりました。
ほかにご意見いかがでしょうか。青谷委員、お願いします。

○青谷委員 青谷です。先ほど、ご質問がありました若い人が意識が高いか低いかという点と、今若い人でやはり一番気になるのが、SDGsの話なんですけれども、持続可能な開発目標というところではごみの件も関係すると思います。若い人はネット社会の中で、世界のいろんな情報が一瞬で入ってきます。ごみの問題では人口の多い中国などがごみを大量に出している。世界的な、地球環境を守る、CO2、二酸化炭素排出を削減するなど、環境問題の解決に向けて目標を達成するためには、とどのつまりは、中国などの大国がごみや二酸化酸素をどうするのか。こういうことは根本的にこつこつとやっていかないといけないんだけど、最後の最後に人口の多い国の取組みというところにぶち当たってしまって、そこで何か遠慮をしているという感じが受け取れる。若い子は特にネットで情報を入手しているので、一生懸命やったって最後は、やっても一緒だよねという意見が結構多いように思います。それについてはどうなんでしょうか。これはぜひ学識の先生方にちょっとお聞きしたいんですけど。

○花田会長 では、お答えというと変ですけれども、まずペットボトルにしろ紙にしろ、昔は一応リサイクルをしているとなっている中の多くの部分をよその国に輸出していたんですね、日本から。その輸出先として一番大きかったのが中国でした。それが中国のほうでもうこれ受け取らないということになり、大慌てで先進国は東南アジアに今度、輸出先を変えるんですけれども、東南アジアも一瞬にしてあふれるんですね。それで、今度はもっと先の南アジアとか中東とかに行くことになりながら、いやこれはあかんと、国で出たものをよその国に押しつけるんじゃなくて、国の中で3R、リニューアルで減らしていかなきゃいけないなというふうになっているんです。それが今の現状なんですね。だから、サーキュラーエコノミーとかいうのが出てきたのも、リサイクルとは言いながら結局よその国に行っちゃっていたというのはあまりよろしくないなというのが、ごみと中国に関しては、今一番大きく言われているのはそこなんです。
 あと、例えば対馬みたいなところでありとあらゆる国からのペットボトルが流れ着くそうです。もう本当にびっくりするぐらいいろんな国からのが流れて、だからおっしゃるようにグローバル、地球全体の話とすると、自分のところだけきれいになればということではないというのは確かなんです。それで、海をきれいにするのも、海に関係するだけじゃない、もっと奥の内陸からもそうですけれども、川で流れてきますから、日本なんかでも閉鎖性海域の水質の基準を上げたんですけれども、そのとき、例えば奈良県とかは海が一つもないんですけれども川の基準を上げましたよね。厳しくする。そうやらないと達成できないのでという、みんなでやらなきゃいけないというのは絶対そうなんですよ。海洋プラスチックでも何でもそうなんだけれども、全体に影響が及んでしまうことなので、まず足元からというか、自分たちのところでやれることはやりましょうというのが今現状かなというふうに思っています。お答えになりますかね。

○青谷委員 すみません。ありがとうございます。足元からやっていくというのは物すごく大事なところであって、前に進んでいかないといけないんですけれども、若い子は、やらないといけないよねと。でも、やってもやっても一緒だよねという感覚があるそうなんですよね。

○花田会長 多分、正しい知識が伝わっていない、今回廃棄物ですけれども、一番端的に出るのが温暖化なんですよね。どうしたらそんなことが考えられるのかと思いますけれども、いまだに例えば温暖化は陰謀論みたいなのがあるわけですよ。メディアとしては中立性ということが求められるので、幾らこっちが正しいと分かっていても両方を出さなきゃいけないということがあるので、何かあたかも科学的な根拠があるかのような口ぶりで間違ったことを言うと、それが昔だったらもう黙殺すればよかったんですが、今は誰でも発信できますから、それが大きな力となって広がっちゃうわけですよね。ですから、啓発はとても大切だと思います。こうなっているんだという事実を出して、大学の講義なんかもそうですけれども、こうやりなさいねと言うよりも考えてもらったほうがいいと思うので、その事実を出す、それでどう思うかということなんですね。だけど、その事実も知らないと、まず何か耳に入ったことがそうだと信じちゃうみたいなことがあるのかなと思うんです。だから困ったものですけれども、結構そうやって踊らされている若い方たちもいらっしゃるのは、そういうメディアが理由かなというふうに思います。だから、何かの答弁みたいですけれども、粘り強くその啓発を進めていく、続けていくということがやっぱり一つできることなのかなというふうに思います。あと、あんまりくだらないと相手にしたくなくなるんですよ。それがいけないんですね。だから、いくらくだらなくても、いや、あなたの言ってることは違いますと言っていかないといけないと思います。他の先生方。お願いします。

○野村委員 今の続きというわけではないかもしれないですけれども、若い人の意識が低いというのは多分、私が接している若い人は大学に来ている学生さんになるので、全体を代表しているかどうか分からないですけれども、それほど低いとは実は思っておりません。それはなぜかというと、やっぱりSDGsが最近注目されていて、小・中・高でかなり精力的に勉強しているんですね。だから、そもそも意識を高く持っているので、我々よりも実はよく知っていることもあるんです。だから、そういう意味では意識は多分高いと思います。大学ではごみの分別は厳格にやっていますので、それをいいかげんにすることはなかなかできません。私は、工学で環境系に近いところにいて、環境に関わる研究が学生さんに人気があるように感じます。科学で物を作るというよりも、作ったものをどうするか、環境のことを考えてどうやって作るかということに関心があり、全体を表しているかどうかは分からないですけれども、意識はそれなりに高いと思います。別の側面から言うと、今の若い世代というのは日本がGDPで世界第2位じゃなくて第3位になってからの世代なんです。ですので、最初から中国のほうがGDPも上で、技術的にも日本よりも高いというふうに思っている世代だと思います。なので、実は中国が何かそういうことをするからやっても無駄だよねと思っているのは、むしろ我々の世代かも知れないと私は思ったりしています。若者の代弁を私がさせてもらいました。

○青谷委員 若い人の意識が低いということではなく、むしろ、高いがゆえにネットでいろいろ調べてみて、ごみの件とかSDGsとか、エネルギーとか環境問題に対してきちんと日本で環境問題に関する取り組みを進めていても中国などでは石炭をたくさんたいているよね、というような諦めに近い意見が結構多いように感じます。

○野村委員 だからこそ、やっぱりきちんとやろうと思ってくれていると私は感じております。どうですかね。

○花田会長 ありがとうございます。今、SDGsの話が出たんですが、びっくりするのは幼稚園で環境教育をやらせていただく機会があるんですけれども、向こうからSDGsについてやってもらえませんかという、ちょっとまだレベルが高いぞと思ったんですが、学生が幼稚園向けの動画みたいな、コロナのときに実際に幼稚園には行けなかったので、じゃあ動画を作ろうと作ってくれたのがなかなか楽しくて、よくできていたりして。幼稚園からSDGsとは恐るべしと思いました。
 それから、SDGsで言えば堺市は第1期のSDGsのモデル都市、未来都市に認定されたということで、これも実はその当時ちょっと環境審議会で関わっていました。2016年とか7年ぐらいだったと思うんですけれども、当時はあまりSDGsは言われてなかったんです。計画を見直すんだかつくるんだかのときにこれからSDGsを入れたほうがいいんじゃないですかということになって、そしたら環境部局だけで収まらないということがだんだん分かってきて、結局、市長直轄みたいなああいうところがやってくださるようになって、じゃあちょっとSDGs未来都市に手を挙げてみようかとなったら認定を受けられた。先ほどもデザインについて申し上げましたけれども、私なんか今普通の丸いSDGsバッジをつけていますけれども、堺市では前方後円墳でSDGsになっているというあのデザインをおつくりになった。私、忘れられないのは、認定を受けた直後の審議会で、大きな会議室に戦国時代かと思うようなのぼりが全部で18本かしら、目標ごとの色と全体マークののぼりが1本ずつ立っているという、あの風景を忘れられないんです。
 というわけで、何を言いたいかというと、堺市にはみんなでやるという土壌がもうあるじゃないですか、SDGsで。だから、みんなでどの部署も一緒に、ごみのことは環境じゃなくて、ごみのことは結局、海洋プラスチックにもなりますし陸の豊かさを守ろうにもなるし、それから住みやすいまちづくりにもなるし、それからつくる責任、使う責任にもなるしということで、そういう意味ではSDGsの一つの大きなテーマなので、みんなで取り組むというのを進めていただけたらいいなと今、SDGsにちゃっかり乗って申し上げました。すみません。ほかにご意見。お願いします。

○嶋津委員 資料4の中でちょっと興味深いデータがあったのでお伺いしたいんですが、1ページ目の左、一番下に2021年度のペットボトルの組成調査というのがあって、残渣42.7%ということで、この残渣の中でキャップやラベルつきのペットボトルが8割以上ということで非常に驚いたんですけれども、残渣というのはどのようになるんでしょうか。やっぱり焼却とかになるんでしょうか。キャップとかラベルがついてるペットボトルです。

○環境事業管理課長 環境事業管理課です。ペットボトルにつきましては、残渣としてキャップとラベルとごみ袋が市のほうに返ってきまして、清掃工場で焼却されています。

○嶋津委員 焼却されるんですね。返ってきたペットボトルは分別するんですか。

○環境事業管理課長 返却されたペットボトルは残渣として焼却になります。

○嶋津委員 だから、これちょっとやっぱりちゃんと取るようにするといいかなと思いますね。
 それで、これを見ていると、やっぱりうちの学生とかは大体そういったキャップ、ラベルを取らずに捨てているんです。学生がどうか、悪いとかいうわけじゃないんですけども、学生というのは、私は50代ですけれども、私の世代よりはもうはるかに意識は高いです。私なんかは当時、環境系の学科に進学するときは何でそんなところへ行くのというふうな感じで言われましたけれども、今の学生は自然に選んでますので意識は高いんですけれども、やっぱり行動がまだ伴ってない学生が大分いるというところで、ちょっと授業であるとかそういうところで話をしようかなというデータになったんです。実際これ4割割るので、ちゃんとキャップやラベルつきのペットボトルがどこから出ているかというのを把握して、何か対策を取ると大分ここは変わるんじゃないかなという気がしているんです。個人的には、想像するには多分、外での自動販売機、特にごみ箱がそういうふうなラベルを取るような分別になっていないので、そこをちょっと工夫していくと変わるのかなと個人的には思っているんです。

○環境事業管理課長 去年、調査させていただきまして、やはり一戸建ての住宅におきましては8割から9割外していただいています。一番多かったのがやはり単身向け住宅、こちらのほうが8割ぐらいは剝がれてなかったという実態もございましたので、今年度はそこをターゲットにしましてピンポイントに周知していきたいなというふうに考えております。

○嶋津委員 分かりました。ありがとうございます。

○花田会長 ちなみになんですけれども、キャップ用のごみ箱を置いておくと分けますね。置いてないとわざわざキャップを外しても両方そこに入れるというのが何か変な感じがしますね。昔は駅のごみ箱でも一つぽんと置いてあって、みんなそこに放り込んでいたんですけれども、今はもう丸いところには瓶・缶、ペットボトルとみんな思いますよね。だから、まず分別のためのハード面を整備するというのが一つあると思うんです。それから、今ビニール袋が返ってくるという話があったんですけれども、要するに今の法律上はこれ、処理が別なんですよ。だから、そういう袋に入れて出したりしたら、ペットボトルと袋は別に処理しないといけないんですけれども。それで東京都は、区によるかもしれませんけれども、例えば瓶の日というと瓶というのをぱたぱたと組み立て式になっているコンテナのような箱に、袋とか何にも入れないで出すんです。そうすると瓶だってペットボトルだってみんなきれいにして出しますよね。だから、あれも一つ方法かなというふうに思っておりました。あとは、もしキャップを別にリサイクルできるんだったら、分けていただいたらこういうふうにリサイクルできるんですよということを伝えるだけでも随分協力してくださるのかなと思いながら今、お聞きしておりました。どうもありがとうございました。
 ちょっとペットボトルについてはいろいろ工夫の余地がありそうでございますので、それから若い方の意識、ただ、私たちやっぱり相手にしているのが、私もそうなんですけれども、環境系にくる学生ということなんですね。だから、今どきの若い者というそれと一緒に考えるのはちょっと難しいところがあるので、それは皆さんご容赦いただけたらというふうに思います。
 あとご質問、ご意見ございますでしょうか。すみません、12時のチャイム鳴ってしまったので、皆さんきっと配慮していただいているんだと思います。申し訳ございません。もし何か後でお気づきの点とかご質問とかありましたら、ぜひ事務局のほうにメールでも電話でも何でもいいのでご連絡いただけたらと勝手に言っておりますが、よろしゅうございますね。ありがとうございます。
 では、最後に議題3、その他とございますが、何かございますでしょうか。

○事務局 その他についてはございません。

○花田会長 それでは、本日の議事はこれで終了させていただきます。進行を事務局にお返しします。申し訳ありませんでした。

○司会 ありがとうございました。それでは、会議終了に当たりまして、まず傍聴者の方はご退席いただきますようお願い申し上げます。

○花田会長 傍聴していただいてありがとうございました。またご協力をよろしくお願いします。

○司会 それでは、以上をもちまして令和4年度第1回堺市廃棄物減量等推進審議会を終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

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