農業委員会事務局
更新日:2025年6月12日
農業委員会事務局長 小走 伸吾
このような考え方で組織を運営します
農業委員会は、農地を守り、農業の健全な発展に寄与すべく、市長部局と一定の独立を保ち、公平で公正な事務を執行する行政委員会です。
必須かつ重点項目として法定されている事務は、農地法等に基づく許可事務等や農地等利用の最適化推進に関する事務であり、農業委員及び農地利用最適化推進委員が連携し、業務を遂行しています。
堺市の都市農地としての特性と、農業を取り巻く情勢を鑑みつつ、当事務局は会長の指揮のもと、農業委員会の使命を果たすべく、委員と連携し、市民及び農業者の方々の窓口として、適正かつスピーディーな事務運営に努めます。
このように行財政・構造改革に取り組みます
農業委員会活動や総会等の会議が効率的、効果的に運営できるよう検討します。また、農政業務に関連するDX実行計画と連携を図り業務改善に取り組みます。
農業委員や事務局職員の農地確認業務においては、衛星システム等を活用した農地状況の把握が可能となるICT化の検討を行い、現地調査時の安全確保や業務の効率化につなげます。
このように適正な事務執行の確保に向けて取り組みます
過去に発生した個人情報に係る事務処理誤りを教訓とし、事務処理のルール、手順等の確認を徹底します。また、他部局の事務処理誤り事例を活用した研修等を行い再発防止に努めます。
今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます
農業の生産性を高め、良好な農地を将来へつなぐため、担い手への農地等の集積・集約、遊休農地の発生防止・解消、農業への新規参入者の促進の三項目が、農地等の利用の最適化の推進事務として、農業委員会活動の必須かつ重点項目です。
委員による最適化推進の実地活動の支援・補助を行い、また、市長部局の上位計画や堺市農業振興ビジョンと連動しつつ、広報紙発行やパネル展示、農業祭等のイベントでの活動を通じて、市民や農業者の方への情報提供や意識醸成を図ります。また、策定された地域農業経営基盤強化促進計画(地域計画)については、市長部局や関係機関と協力し、計画の推進に寄与します。
農業委員会の総会については、女性委員をはじめ多様な委員が参加しやすいようWeb会議システムの環境を整え、円滑な会議開催に努めています。また許可事務等において、市民生活等へ影響を及ぼさないよう、遅滞なく確実な委員会運営を行います。
女性農業委員の比率が増加することで、本市の農政や農業委員会活動がより多様な視点が活かされ、誰もが働きやすい農業の環境整備や新たな人材の呼び込みなどにつながり、ひいては地域農業の発展に寄与するものと考えます。そのため、性別・年齢にかかわりなく幅広い人材で委員会を構成するための取組を継続します。
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