西区役所
更新日:2023年8月1日
西区長 大谷 龍雄
このような考え方で組織を運営します
区民に最も身近な行政組織として、区民ニーズの的確な把握、情報共有・情報発信や多様な主体との連携を民間公募区長の視点からさらに進めながら、次のとおり区を運営することで、「住みたい・住み続けたい西区」をめざします。
- 区民が安全で安心して健康で暮らすことができる取組を充実させます。
- 利便性が高く、区民にとって身近で頼りとなる区役所の実現に向けた取組を推進します。
- 区内外に区の魅力が伝わるように情報発信の取組を強化し、西区に愛着を持つ「西区ファン」の拡大を図ります。
- 堺市職員ワーク・ライフ・バランス計画の達成に向け、管理職員のマネジメントを強化し、職員が働きがいのある職場の実現を図ります。
このように行政改革に取り組みます
区役所業務の効率化及び収入の確保の推進
- ICTの活用による区役所業務の見直しを関係部局と連携して進め、ペーパーレスの取組の拡充、業務効率の向上に取り組みます。
- マイナンバーカード利用による各種証明書のコンビニ交付拡大のため区内コンビニ店舗への啓発ポスター掲示等の実施や、転入転出手続き等の休日窓口への誘導のためターゲットを絞った効果的な広報の実施等により、窓口利用の適正化を図ります。
- 公民連携による民間事業者の資源を活用した効果的・効率的な情報発信を進めます。
- 自動販売機の設置やキッチンカーの誘致など、区役所庁舎スペースの活用による収入の確保を進めます。
今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます
交流人口・関係人口、ひいては定住人口の創出をめざし、地域コミュニティの希薄化という課題に対し、主に子どもや子育て世代をターゲットとして新旧住民の交流促進の取組を進め、安心して暮らせる環境整備を行います。また、健康福祉、防災・防犯等様々なテーマの既存事業についても、ターゲット層の参加を促す取組へリニューアルを図ります。
特にブランド戦略によって、歴史や文化、暮らし、行事など西区が誇る多様な魅力を区内外に発信することで、西区のプレゼンスの向上を図り、区内外の人に西区への関心、愛着を持ってもらいます。
事業実施にあたり、地域コミュニティの活性化が図られるよう多様な主体の参画を促進し、SNSを通じた緩やかな連携からネットワークの形成や担い手づくりにつなげていきます。
(1)「浜寺公園設立150周年」を活かしたプレゼンスの向上
公園は、子育てや地域コミュニティ活動の場など日常生活に欠かせない重要な要素です。日本最古の公営公園である「浜寺公園」を有する西区は、早くから公園がもたらす良好な住環境のもと発展してきた区であると言えます。
その「浜寺公園」が、令和5年に開設150周年を迎えることを契機に、大阪府をはじめ関係機関や地域住民と連携し、西区が誇る歴史や文化、祭り、暮らし、行事、催しなど「西区の魅力の全て」をイベント化・情報化し、区内外に発信することで「西区に住みたい・住み続けたい」機運を醸成します。
実現に向けた2年目である令和4年度は、若手職員で構成する「ニッシーズプロジェクト(略称ニシプロ)」や区政策会議メンバー等と連携し、浜寺公園やその周辺の歴史文化資源等を浜寺エリアの一体的な魅力として効果的な発信に取り組みます。また、大阪府をはじめ関係機関や地域住民と連携し、令和5年度を見据えた浜寺公園の魅力発信に向けた検討を進めます。
(2)歴史文化を活かした賑わいの創出
西区の玄関口ともいえるJR鳳駅周辺地域において、豊かな歴史文化を誇る大鳥大社の鳥居町をイメージした賑わい創出として、地域住民や大学、企業等と連携した魅力イベントを開催します。また、西文化会館や西図書館等と連携し奈良時代に家原寺で生まれた高僧・行基や作家・山崎豊子など西区が持つ歴史文化資源を「西区の魅力」として発信することで西区全体の活性化を図ります。
区民が安全安心に暮らせる地域とするために、近年頻発する風水害や近い将来発生が予測されている「南海トラフ地震」など自然災害に備えて地域防災力の向上に取り組みます。具体的には、地域コミュニティにおける共助の推進を図るための地区防災計画の策定や見直し、校区自主防災組織への支援、新型コロナウイルス感染症の対策を踏まえた避難所運営体制の充実、防災情報の発信力の強化を進めます。
区災害対策本部を設置する区役所庁舎について、想定最大規模の大雨による石津川氾濫時に浸水するおそれが示されたことを踏まえ、区災害対策本部機能の維持など、必要となる業務を継続させるため、浸水対策をはじめ、関係部局と協議し浸水した場合の対策について整理するなど、区役所災害対応力の強化に取り組みます。
また、犯罪発生の抑止を図るため、西堺警察署と連携し、公設防犯カメラの設置を推進します。
複合的な課題を抱えている市民が適切な支援につながるように、西保健福祉総合センターが中心となり、困窮、高齢、障害、子ども等の相談機関が分野横断的に支援する仕組みの構築に取り組みます。
また、虫歯や衣服の汚れがある等予防的な支援が必要な子どもを発見し相談支援につなげる仕組みの構築を目標として、堺市社会福祉協議会と連携し、西区の子ども食堂等地域活動実践者との連携・協働に向けた取組を進めます。
そのほか、SDGsの理念のもと子ども食堂の活動を活性化するため、大学や堺市社会福祉協議会等と連携し、食や健康等に関する活動支援を行います。
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