北区役所

■区民に最も身近な行政機関として、「利便性の高い区役所」を実現するため、

○　区民生活に密着した行政サービスや情報を正確・丁寧・迅速に発信、届けます。
○　区民の声やニーズを的確に把握します。また、そのニーズを踏まえ、関係部局や機関と連携してその解決に努めます。
○　地域の課題に向き合い、区民との協働のもと、安全・安心な地域づくり、快適で住みよい生活環境の確保に取り組みます。
○　区民協働での地域共創の方向性を示す「北区みんなのまちビジョン」に基づき、北区の魅力発信の強化、安全・安心の街、子育ての街の実現をめざして重点的に取り組みます。
○　区をはじめ様々な関係機関が区民の複雑化・複合化した課題や支援ニーズを包括的に受け止め、整理（支援の見通しをたて、関係機関の役割分担を決定）するために重層的支援体制を構築し、みんなが安心してたのしく暮らせる街の実現をめざします。
■加えて、
○ 新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として区役所における感染予防の徹底と堺スタイルの実践に取り組みます。
○　「財政危機宣言」の主旨を踏まえ、これまで以上に行財政改革の視点やICTの活用で事務事業の見直しや効率化に取り組みます。
○　ワーク・ライフ・バランスを尊重し、風通しの良い明るい職場環境づくりに努めます。

○区所有施設を活用して収入を確保
・自動販売機・証明写真機設置貸付使用料収入
・エントランスホールや市民課でのデジタルサイネージ広告等の活用

・今後も可能な限り、区所有施設の有効活用を検討
○業務の見直しや効率化の推進
・ICTを活用した区役所業務の見直しや効率化、ペーパーレス化を推進
・ESCO事業の推進（平成31年4月～15年間：約430万円/年）　　など

子育て世帯が最も多い区の特色に鑑み、子育て支援のモデルとなる仕組みを構築し、子どもの成長段階に応じたきめ細かな支援を行うことによって、子どもの健やかな育ちを促進します。また、地域での子育て支援活動も盛んな北区の特色を活かして区民協働のもと、地域の子育て力を高め、子育て世帯が住みやすい環境が整った街・北区を創出します。
【NEST（ネスト：North Education Support Team）事業の推進】
区役所と学校、教育委員会との連携を強化し、気になる児童・生徒の発見、見守り、支援につなぐ仕組みを構築。「北区気づきのチェックシート」を導入し、気になる児童・生徒の早期発見、早期支援につなぐ取組をモデル実施します。また、学校連携支援担当に福祉職員を配置し、支援が必要な児童・生徒やその家族に寄り添い、適切な支援につなぎます。
【ようきた（北）ね！子育て三ツ星プランの推進】
みんなで関わる子育ての街を実現するため、「ようきた（北）ね！子育て三ツ星プラン」に基づき、地域や民間企業との協働の視点を踏まえて、地域社会全体で子どもの健やかな育ちを支える取組を充実します。また、子ども家庭総合支援拠点として、子どもや家庭への支援を強化し、虐待の早期発見、未然防止に取り組みます。

北区ビジョンの将来像「いろんな『たのしい』でつながる街　北区」の実現に向けて、北区の区民意識の醸成や協働意識を高めるため、北区の魅力や地域の特色ある取組などの情報を積極的に発信します。
令和3年度の北区政策会議でいただいた意見を踏まえ、北区公式インスタグラムや地域SNS「ピアッザ」の効果的な活用や、区民との協働や民間事業者との連携などにより、北区の魅力発掘・発信を強化します。また、区広報紙やHPを活用し、北区の魅力や地域に根差した情報を効果的かつインパクト強く発信します。加えて、区民の北区の魅力に関する認知度を測るアンケートも実施します。

区民生活の安全・安心の確保は区役所の根幹的な使命であり、地域の防災力、防犯力の向上に取り組みます。災害に強い地域を実現するため、自助、共助、公助の観点を踏まえて、各校区の地区防災計画の策定を促進します。また、地域会館の防災拠点機能の強化、中学生を中心としたジュニア防災リーダーの育成、マンション防災の普及、子育て世帯等を対象にした防災講座、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた実践的な避難所開設訓練に取り組みます。
地域における犯罪抑止効果を向上させるため、公共空間への防犯カメラの設置を戦略的に進めます。また、地域における自主的な防犯活動を支援します。

ICTイノベーション推進室と連携し、区役所業務の見直しや効率化に向けて、ICTを活用しての区役所業務の改善に取り組みます。区役所業務の現状分析による最新のICTソリューションを含む業務改善方策の整理に基づき、令和3年度に引き続き、AI-OCR、RPAの活用により業務の効率化を進めます。電子申請システムの活用などにより、窓口業務のデジタル化に努めます。