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文化観光局

更新日:2020年7月31日

文化観光局長の写真文化観光局長  宮前 誠

このような考え方で組織を運営します

 古代から現代まで続く悠久の歴史の中で育まれてきた堺の伝統・文化や国内外の様々な地域との交流をしっかり継承・発展させ後世に引き継ぐことで、全国有数の歴史・文化的都市に相応しい風格あるまちをめざします。
 そのため、「世界遺産 百舌鳥・古市古墳群」や「中世に繁栄した環濠都市」をはじめとした堺が誇る魅力を最大限活用し、来訪者の増加による経済の活性化や堺に暮らす方々の誇りの醸成に繋げます。
 特に今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の抑制を図りつつ、インバウンドに頼るのではなく、市民や近隣の住民をメインターゲットにした観光・スポーツ・文化芸術活動を通じて、社会経済活動を自粛前の賑わいに戻す取組に注力します。
 具体的には、まず、堺グランドデザイン2020や堺・世界遺産魅力創造ロードマップを踏まえ、大仙公園周辺エリアにおいては、来訪者に古墳群の魅力を体感でき、快適に周遊し、寛げる環境づくりを進めるとともに、環濠エリアにおいては、夜間の賑わい創出や伝統産業を活かした新たな誘客の取組などを進めます。
 さらに、「フェニーチェ堺」や今年4月にオープンした「くら寿司スタジアム堺」などを活用し、新型コロナウイルスの影響により中止となった大会の代替となる大会を開催するなど、市民、そして堺を訪れる皆さんが、ウイルスの影響からの回復を実感できるような取組を進めていきます。
その他、茶の湯文化の醸成や文化・芸術に触れる機会の創出などの取組については、局内はもとより庁内関係部局の連携を密に図りながら実施することで、堺が誇る歴史的・文化的な資産を次世代にしっかりと継承していきます。また、世界各都市との都市交流については、新型コロナウイルス拡大に注意しながら段階的に進めていきます。

今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます

 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けた地域経済や住民生活の回復を図るため、中止となった市内で開催予定であった大規模イベントや、スポーツ、文化・芸術に関する大規模な大会の代替となるイベント等を開催します。あわせて、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えた誘客促進に向けた情報発信や環濠エリアの観光資源を活かした取組を進めます。

 世界遺産 百舌鳥・古市古墳群の保全と両立するよう配慮しつつ、大仙公園エリアの魅力向上を図るため、分かりやすく古墳群の普遍的価値や魅力を伝える百舌鳥古墳群ビジターセンターを整備します。また、民間の力を活用した、ガス気球の設置や大仙公園における物販・飲食施設等の整備・運営を進めます。

 全国に約16万基ある古墳の代表として「世界遺産 百舌鳥・古市古墳群」の価値や魅力をイベントの開催等を通して発信するとともに、世界遺産の構成資産はもとより、堺市内にある古墳を後世に継承するため、それぞれの古墳の保全状況を踏まえた適切な管理を行います。

 文化芸術の振興を通じて、自由で心豊かな市民生活の実現及び都市魅力の創造に寄与するため、堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)の効果的な運営の強化を図るとともに、堺版アーツカウンシルの設立と公募型補助金制度の創設による文化芸術活動への支援、先導的モデル事業の実施等に取り組みます。

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このページの作成担当

文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

堺市役所本館2階(郵便番号590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号)

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