庁議議事要旨　平成28年4月19日

・総務局長　案件説明

市長
　区政推進表彰は、昨年度、各区役所が取り組んだ区の魅力向上や協働のまちづくりなどの特色ある取組を対象としており、プレゼンテーションでは、その取組内容をしっかりとアピールしてもらいたい。

・市長公室長　案件説明

市長
　なぜ甲南大学との連携なのかという点について私から補足する。甲南大学は、「海から生まれたまち堺」と海でつながる神戸に位置している。堺市の強みである中小企業やものづくりの振興、歴史・文化について、非常に高い関心を持っておられる。様々な分野で、堺と連携していきたいとの熱意ある働きかけがあったことから、具体的な連携事業がスタートし、今回の連携協定に至った。
　大学は、これから「地域連携」がキーワードになっていく。実際、甲南大学の学生を堺市でインターンシップとして受け入れたり、フィールドワークを実施したりしている。今回の連携によってこれからの大学のあり方の方向性が見えてくるのではないかと思う。
　今後は、その他の大学とも連携を深めていく必要があると考えており、間口を広くしておいてもらいたい。

堺区長
　区教育・健全育成会議審議依頼項目について報告する。
　初年度の平成27年度は、「家庭・地域における教育・健全育成に向けた取組について」審議いただき、中間報告を経て、今年度の予算化につなげるとともに、2月に提言をいただいたところ。
　二年目となる今年度は、各区における教育・健全育成のさらなる充実を図るため、昨年度の提言内容を踏まえ、さらに掘り下げた議論を進めていきたい。
　また、提言いただいたものついては、教育委員会事務局と協議して、実現に向けた取組につなげていきたい。そのために、子ども青少年局をはじめ、関係部局との連携が不可欠なので、ご協力をお願いする。
　なお協議事項について関連する情報があれば、いつでも当該区長にご連絡いただきたい。

教育次長（管理担当）
　今年度は、区教育・健全育成会議でより掘り下げた議論を行い、昨年度いただいた提言を予算化した事業に取り組むことになる。
　教育委員会も、家庭・地域における教育・健全育成として、基本的な生活習慣の確立のための「7つのやくそく」を示しているが、今年度の取組の中で、これを市民・保護者・地域の方々にとって、より具体的にわかりやすく実践できるものになるよう、それぞれの区とともに進めて行きたい。

文化観光局長
　堺市民芸術文化ホールの本体工事の入札について、4月14日に開札が行われ、大成建設株式会社が、約89億5千万円の予定価格に対して、87億6千9百万円で応札した。現在、入札参加資格の事後調査を行っており、本日中に落札決定を行う予定である。
　今後とも平成30年秋の開館に向け、しっかりと準備をしていくので、関係部局には引き続きご協力をお願いする。