子どもの歯みがき
更新日:2022年7月12日
口はとても敏感なところです。歯みがきに慣れないうちは、泣いたりあばれたり、そう簡単に磨かせてくれないことが多いです。しかし、幼いうちは自分ではきれいに磨けませんので、「嫌がるから磨かない」ではなく、毎日歯を磨いてあげましょう。
★動画 「どーすればいいの?はじめてのお口のケア」(You Tube)
お口のケアについて、スタート時期や仕上げ磨きのポイント等を紹介しています。
歯みがきのポイント
ポイント(1) 歯ブラシ
歯ブラシは子ども専用の歯ブラシと、保護者の方が使う仕上げみがき用の歯ブラシの2種類用意し、使い分けるようにしましょう。
自分みがき用
・ヘッドは小さめでナイロン製
・ハンドルは短めでにぎりやすいもの
・初めはのど突き防止仕様のものが安全
仕上げみがき用
・ヘッドは小さめで毛足は短め・ナイロン製
・ハンドルは長めのもの
ポイント(2) 歯みがきの姿勢
ひざの上に子どもを仰向けに寝かせて磨く「寝かせみがき」が口の中が見やすく、頭が固定されるのでおすすめです。
あばれて磨かせてくれないときは、子どもの体を両足でおさえ、手早く磨きましょう。嫌がっても磨き終わった後は、しっかりほめてあげましょう!
ポイント(3) 歯ブラシの動かし方
歯ブラシは鉛筆を持つように持ち、歯に対して直角にあてます。
軽い力で小さく横に動かして1本ずつ磨きましょう。
ポイント(4) みがき残しの多いところ
歯と歯ぐきのさかいめに歯ブラシの毛先をあてて軽い力で小さく横みがきします。
かみ合わせの溝に歯ブラシの毛先をあてて歯垢をかき出すようにして磨きましょう。
歯と歯の間に隙間がない時は、デンタルフロス(糸つきようじ)を使ってください。
糸つきようじの使い方
1) 歯と歯の間を前後にすべらしながら、糸をゆっくりと入れます。
歯肉にいきなりあたらないように注意!
2) 歯と歯の間、歯肉のところまで糸が入ったら、歯にあてながら前後に動かし、歯垢をとります。
3) 歯と歯の間から前後にすべらしながら、糸をゆっくりとりだします。
● いつ磨いていますか?
寝る前の歯みがきが効果的です。
眠くなって機嫌が悪くなる前に歯みがきしましょう。
● 必死になりすぎて、こわい顔になっていませんか?
歌を歌いながら、好きなおもちゃで遊びながらなど、楽しい雰囲気で歯みがきしましょう。
★歯みがき中ののど突き事故に要注意!~子どもを事故から守るために~(PDF:3,675KB)
危険な事故例や、歯みがきをするときの注意ポイント等を紹介しています。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
堺保健福祉総合センター 堺保健センター
電話番号:072-238-0123
ファクス:072-227-1593
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺保健センター
このページの作成担当にメールを送る