あわててロードサービスを頼んだら…。
更新日:2024年7月1日
相談事例
出先で自動車のエンジンが掛からなくなり、あわててスマホでロードサービス(車故障時の応急処置対応)の業者を探した。「バッテリー上がり2千円から。最短5分で駆け付け」という広告を見つけて業者に来てもらった。
到着した業者から「やはりバッテリーが原因だが、充電してみてエンジンがかからなかったら交換が必要だ。その場合には充電作業代と交換作業代として費用が二重にかかる」との説明があり、どうしようもないので言われるまま、直ちにバッテリーを交換することになった。作業後、代金として10万円を請求され支払った。しかし、後で調べたら非常に高額だったことが分かった。
アドバイス
20~30歳代を中心に、自動車メンテナンスに慣れていない人たちの間で、タイヤのパンクやバッテリートラブルなどの修理費用に関連した相談が急増しています。人のパニック状態や相場知識の欠如に付け込む悪質商法が存在しているのです。
そこで、
- 自動車の故障等があれば、まずは契約している自動車保険の会社にロードサービスが利用できるか確認しましょう
- インターネット広告などに表示されている金額が格安でも、実際には高額請求される場合があります。説明を求め、納得できない場合はきっぱり断りましょう
- 現場に来てもらう時は、キャンセル時にキャンセル料が発生するのか等についても、あらかじめ確認しましょう
広告等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、クーリング・オフができる可能性があります。困ったときは、早めに消費生活センター等にご相談ください
このページの作成担当
市民人権局 市民生活部 消費生活センター
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