美原ふる里公園(みはらふるさとこうえん)
更新日:2023年1月6日
概要
平成10年4月1日に開設した本公園は、緑豊かな安らぎと潤いを感じる市民の憩いの場としてだけでなく、鋳物を素材に加えたモニュメントなどを用いて、歴史・文化の香る空間づくりを目指しています。
また、中世には「河内鋳物師」と呼ばれる鋳造技術者集団がこの地を中心に活躍しており、美原町は、「河内鋳物師発祥の地」と伝えられています。
本公園は、これらの貴重な文化財を後世に伝えていく役割も担っています。
なお、公園の隣接地には堺市立みはら歴史博物館(M・Cみはら)があります。
施設紹介
1.エントランスゲート
「鋳物のレリーフ」を用いたゲートを配置し、来園者を迎え入れることによって、公園の顔としての入口らしさを強調しています。
ゲートの形は「炎」をイメージしています。
2.時の丘
時の流れ(=歴史)を象徴的に表現するため、築山の中心に刻のモニュメント(日時計)を設置し、その周囲には時計盤をモチーフに自然石を配置しました。
刻のモニュメントの「鋳物のレリーフ」と「赤色」は炎をイメージしています。
3.美はらの噴水
噴水池中央にある噴霧噴水と赤御影石のモニュメントは、水蒸気と炎を表し、鋳物が生成されていくイメージを表現しています。
また、4つの赤御影石の組み合わせは、東西南北の基本方位を示しており、噴水池を中心に四方へ向かって広がることを意味し、鋳物師の全国への広がりを表現しています。
さらに、その広がりを水の波紋に喩え、同心円上に広がるレンガ舗装パターンでも表現しています。
4.堺市立みはら歴史博物館(M・Cみはら)
美原区域内から出土した遺物等の展示を観覧することができます。
詳しくはこちら。
アクセス
所在地
美原区大保27
(『みはら歴史博物館』のすぐ北にあります)
交通案内
- バス
南海バス 大保下車すぐ
- 自動車
美原JCTから南西へ650メートル
駐車場
駐車場名 |
利用期間及び利用時間 | 収容台数 |
---|---|---|
美原ふる里公園駐車場 |
1月4日から12月28日 |
普通車 17台 |
- 料金
無料