特定外来生物「アルゼンチンアリ」について
更新日:2026年9月17日
■アルゼンチンアリ(学名:Linepithema humile)とは?

南米原産の小型のアリで、輸入される資材等に付着し国内に侵入したと考えられています。
日本では、1993年に広島県で初めて定着が確認され、その後も各地で確認されています。
多数の働きアリが家屋内へ侵入し、不快感を与えるほか、在来のアリとの競合など生態系への影響が懸念されています。
アルゼンチンアリは、1つのコロニーに複数の女王アリが存在する「多女王性」が特徴です。女王アリが働きアリを伴って近くに新たなコロニーを形成するため、生息域が広がりやすく、一部の女王アリを駆除しただけでは根絶が難しいとされています。
環境省により特定外来生物に指定されています。
アルゼンチンアリの参考資料
アルゼンチンアリのリーフレット(環境省)(PDF:2,804KB)
■どんな問題があるの?
農業への被害:アブラムシ類、カイガラムシ類など農業害虫を保護することで病害を広げます。
生活環境への被害:住宅や建造物に大量に侵入し、食品に群がったり電気製品に侵入して不具合を生じさせたりするなど、日常生活に著しい障害をもたらします。
生態系への影響:在来種(もともと⽇本にいる⽣き物)のアリとの競合による⽣態系の影響も懸念されています。
■アルゼンチンアリの被害にあわないためにできること
国内のアリへの対策と大きな違いはありません。
・敷地内に侵入されていない場合は、侵入を防ぐための防御対策を行ってください。
・敷地内への侵入が確認された場合や、そのことで実際に被害にあわれた場合は、駆除対策と併せて再侵入による被害の防止対策を行ってください。
■アルゼンチンアリの被害を広げないために
アルゼンチンアリに限らず、アリは広範囲にわたって生息している生きものです。
個々がばらばらに防除を実施するのではなく、ご近所の方々と協力したり、町会など地域でいっせいに防除を行うことが効果的です。
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