特定外来生物「オオバナミズキンバイ」にご注意ください!
更新日:2025年11月25日
■ オオバナミズキンバイ(学名:Ludwigia grandiflora)とは?

オオバナミズキンバイは、南米原産の黄色い花が特徴的な水草です。
観賞用として持ち込まれましたが、現在では全国各地の河川や池で急速に繁殖しており、生態系や農業・漁業への深刻な影響が懸念されており、特定外来生物に指定されています。
堺市域においてもため池等において繁茂が確認されています。
■どんな問題があるの?
- 🌱 在来植物を駆逐:繁殖力が非常に強く、水面を覆い尽くすほど繁茂し、光を遮って他の水草が生育できなくなります。
- 🐟 水生生物の生息環境を破壊:他の水草が光合成できなくなることで、水中の酸素が減少し、魚や水生昆虫がすめなくなります。
- 🚜 農業・治水への影響:用水路や排水路を詰まらせ、農業用水の供給や排水機能に支障をきたします。また、田畑に侵入すると作物の成長を阻害し、収量の低下を引き起こす場合があります。
■ 市民の皆さまへのお願い
見つけても絶対に持ち帰ったり、他の地域に放したりしないでください。
※特定外来生物を許可なく運搬・飼養(飼育)・保管・輸入・販売・譲り渡し・野外へ放出することは禁止されています(違反すると罰則の対象となる場合があります)。
■見分け方・駆除方法について(農地・ため池等の管理者の方へ)
オオバナミズキンバイの見分け方・駆除方法については、農林水産省が「外来種が農業水利施設に及ぼす影響と対策」というページを作成していますので、参考にしてください。
(URL:https://www.maff.go.jp/j/nousin/kankyo/kankyo_hozen/gairai.html)
オオバナミズキンバイは茎の断片からも再生するほどの繁殖力を持ちます。重機等を用いた駆除を行う場合は断片を残さないようにする必要があります。
このページの作成担当
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