災害廃棄物処理担当者研修(令和6年度)
更新日:2024年12月17日
堺市では、「堺市災害廃棄物処理計画(平成29年3月)」の内容について、平常時から市職員・事業者等に周知するとともに、発災時に本計画が有効に活用されるよう、市職員に加えて関係者・専門家等も交えた研修・訓練を実施することとしています。
令和6年度研修実施概要
研修の目的
平成29年3月に策定した堺市災害廃棄物処理計画に基づき、発災時の災害廃棄物処理に係る災害対応能力の向上等のため、本市職員を対象として研修を実施した。
研修の実施概要
開催8年目となる令和6年度は、堺市災害廃棄物処理計画の理解の促進を図り、災害廃棄物に対する的確な対応や処理を可能にするべく、「1.2.基礎研修」と「3.座学・ワークショップ研修」を行った。
1.基礎研修(第1回)
- 期間:令和6年10月7日(月曜)~10月25日(金曜)
- 方法:庁内システムを活用したクイズ形式
- 受講者:市職員(環境局のみ)
- 内容:災害廃棄物に関する基礎知識全般、堺市災害廃棄物処理計画の内容に基づいた3択式のクイズ20問
2.基礎研修(第2回)
- 期間:令和6年11月5日(火曜)~11月22日(金曜)
- 方法:庁内システムを活用したクイズ形式
- 受講者:市職員(環境局のみ)
- 内容:災害廃棄物に関する基礎知識全般、堺市災害廃棄物処理計画の内容に基づいた3択式のクイズ20問
3.座学・ワークショップ研修
- 日時:令和6年12月4日(水曜) 午後1時30分から午後5時00分まで
- 場所:堺市役所本館3階 大会議室1
- 参加者:市職員(環境局以外も含む)、堺市社会福祉協議会職員
- 内容:
- 講義「災害時の広報と事前の住民啓発」 環境省 近畿地方環境事務所 資源循環課 課長補佐 林 篤嗣 氏
- ワークショップ「災害時の市民向け広報チラシを作成しよう」
受講者の感想
- 今回のワークショップのテーマは、平時のうちに備えておくことができるもので非常に有用だと感じた。有事の際は検討時間が少ないことから、災害時の市民向け広報チラシは、ある程度のひな形まで作成しておくべきものだと感じた。
- 今回作成した災害時の市民向け広報チラシについては、研修だけでなく実際の業務でも事前に準備しておくべきものであるし、災害対応の事前準備ですべきことももっとあると思う。なかなか通常業務の中で課を超えた災害対応業務の事前準備をするのは難しいので、災害研修をもっと時間をかけて規模を大きく実施し、その中で準備していくのもよいと思う。
- 災害派遣等には赴いたことはないが、前半の講義で具体的な事例を踏まえながらの講義であったため、グループワークに取り組みやすかった上、知識も取り入れることができた。いざ災害が起きた時では遅いため、災害時に向けて日頃からチラシ等の市民案内を作成しておく必要があると強く感じた。重要なのはこのワークショップを自身の課内に広め、災害時に備えた取り組みに反映することだと痛感した。
- 今回の講義では「命を守る行動(防災)が、ごみを減らす行動につながる」とのレクチャーがあった。発災時にはじめて取り組むのではなく、今後、危機管理室と連携して平時から自主防で災害時のごみのことを意識してもらえる仕組みが必要と感じた。
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