災害廃棄物処理担当者研修(令和3年度)
更新日:2021年10月15日
堺市では、堺市災害廃棄物処理計画の内容について、平常時から市職員・事業者等に周知するとともに、発災時に本計画が有効に活用されるよう、市職員に加えて関係者・専門家等も交えた研修・訓練を実施することとしています。
令和3年度研修実施概要
研修の目的
堺市災害廃棄物処理計画に基づき、発災時の災害廃棄物処理に係る災害対応能力の向上等のため、本市職員を対象として研修を実施した。
研修の実施概要
開催5年目となる令和3年度は、昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている状況を鑑み、災害廃棄物に関する動画教材を用いて、個々に能力向上を図る形式とした。
1. 対象者
市環境局職員
2. 受講期間
令和3年8月10日~令和3年9月30日
3. 使用動画教材
国立研究開発法人 国立環境研究所 災害廃棄物情報プラットフォーム ライブラリ内
I. 新規採用職員、環境局配属1年目の職員対象
i. 災害廃棄物処理への導入 災害廃棄物の適正処理に向けて(約16分)
ii. 災害廃棄物処理への導入(2) 仮置場の基本(約24分)
iii. 災害廃棄物処理への導入(3) 全庁的対応による災害廃棄物処理(約10分30秒)
II. 環境局配属2年目以上の職員対象
2次仮置場での災害廃棄物処理 東日本大震災時における宮城県石巻ブロックでの処理記録(約22分)
受講者の感想
・今回の研修で、廃棄物処理の概要や災害廃棄物の処理方法について学んだ。環境局職員として災害廃棄物処理についてさらに熟知していきたい。
・仮置場の管理が適切にできないことで、多くの損害や悪影響を生んでしまうため、適切な対応や平時における計画の策定が大切であることを学んだ。
・昨今の異常気象と災害の多発を目の当たりにしている中、平時のうちに学べるものを学んでおかないと、いざという時に動けないという緊張感が得られてよかったです。
・石巻市ごみ排出量50年分の廃棄物を選別・リサイクルをして3年で処理するという技術力の高さに驚きました。また、津波堆積物の処理方法を知ることができました。
・あれだけのごみをわずか3年で処理をするのは、本当にすごいことだと思いました。設備も大事ですが、やはりたくさんの人や組織の連携により成し得た結果だと感じました。
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