堺市バリアフリー道路特定事業計画
更新日:2024年5月23日
堺市では、平成28年3月に「だれもが移動しやすく安全・快適で活力のあるまちづくり」を基本理念とした「堺市バリアフリー基本構想」を策定しています。
この基本構想に基づき、具体的な道路のバリアフリー化の計画を示した「堺市バリアフリー道路特定事業計画」を策定しました。
堺市バリアフリー道路特定事業計画(概要版)(PDF:1,272KB)
これまでの道路におけるバリアフリー化への取り組み
堺市では、だれもが移動しやすく安全・快適で活力のあるまちづくりをめざして、総合的・一体的な都市基盤整備の一つとして、歩道の段差・勾配・舗装面の改良、溝蓋の改良、駅前広場等におけるバス停の整備など、歩道のバリアフリー化及び快適な歩行空間の整備を進めています。
また、歩道等の施設整備に加えて、道路上の不法駐車車両の撤去、道路の適切な利用のための市民への啓発、PR活動などを行っています。
このような取り組みの中で、平成12年の(通称)交通バリアフリー法の施行に基づき、14地区について堺市交通バリアフリー基本構想を策定しました。これを受けてそれぞれの地区についての「堺市交通バリアフリー道路特定事業計画」を策定し、道路のバリアフリー化に取り組んできました。
また、平成18年の(通称)バリアフリー新法の施行に基づき、平成28年3月には堺市バリアフリー基本構想を策定し、道路のバリアフリー化に取り組んでいます。
堺市バリアフリー道路特定事業計画の策定内容
バリアフリー新法における道路特定事業計画の位置づけ
バリアフリー新法は、従来のハートビル法が対象としていた建築物及び交通バリアフリー法が対象としていた公共交通機関の旅客施設や車両、駅前広場、道路、通路に加えて、福祉タクシーや路外駐車場、都市公園についてもバリアフリー化の対象とされ、より一体的なバリアフリー化を推進する目的で平成18年に施行されました。
この法律に基づき市町村は基本構想を策定し、一定の地区においてバリアフリー化を一体的に進めることとされています。
道路特定事業計画は、基本構想に沿って、道路管理者が事業計画を作成し、実施する事業内容を定めるものです。
計画策定の目的
本事業計画は、「堺市バリアフリー基本構想」に基づき、対象となる重点整備地区内の生活関連経路のうち堺市の管理する市道及び府道部分を対象とした具体的なバリアフリー化の計画を示したものです。
計画対象地区
本事業計画では、平成28年3月に策定した基本構想において選定された「JR津久野駅周辺地区」及び「泉北高速鉄道栂・美木多駅周辺地区」の2地区が計画対象地区です。
整備計画策定の基本的な考え方
1 事業計画が対象とする道路
本事業計画において対象とする道路は、基本構想に示された生活関連経路のうち、堺市の管理する市道及び府道です。
2 整備項目
各地区における整備項目は、基本構想に示された整備項目のうち、現況調査に基づき改良が必要な項目または現在整備中の項目です。
道路特定事業計画における整備項目
1 既設道路の改良
・段差の改善
・舗装面の改善
・横断勾配の改善
・道路照明灯・車止め等の移設・撤去
・交通島の改良
2 視覚障害者誘導用ブロックの新設・改良
3 側溝蓋・グレーチングの設置・改良
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