堺市建設現場における遠隔臨場の試行要領について

　堺市が発注する工事において、現地での確認を必要とする作業に、モバイル端末等（タブレット、スマートフォン、ウェアラブルカメラ、パソコン等）による映像と音声の双方向通信を用いた監督員の臨場（以下、「遠隔臨場」という。）の適用を試行し、受発注者の業務効率化と円滑な施工の確保を図ります。

＜試行対象＞
　・遠隔臨場の効果が期待できるとして堺市が発注する工事（原則、予定価格250万円以上（税込）の全ての建設工事）のうち、受注者が希望するもの。
　※　発注者は、受注者希望型の試行対象であることを「特記仕様書」に明示し、契約後、受注者から希望があり、必要とする機器の準備と運用が可能な場合において、試行の実施を受発注者間で協議し決定する。
＜適用範囲＞
　・「堺市土木工事共通仕様書」に定める施工状況の確認等（「段階確認」、「材料確認」、「立会い」等）
　・「標準仕様書等」に定める「監督員の立会い」等
　※ 本試行を実施可能な通信環境を確保できる現場ならびに映像確認できる工種