このページの先頭です

本文ここから

無炎燃焼の再現

たばこ火災の再現

 たばこや線香の火種を起因とする火災では炎が無い状態でくすぶり続ける事から、消防の世界ではその燃焼形態を「無炎燃焼」といいます。たばこ等の火種が落ちた所がコンクリート上であったり、鉄板の上であれば火災には至りませんが、燃えやすい物の上、特に綿製の座布団等の上に落ちると、たばこ等の火種が座布団に燃え移り、時間をかけて無炎燃焼を継続し、風の吹き込みや他の可燃物に接触するなど有炎になる機会を待っているのです。
 年間の火災件数のうち、たばこが原因となる火災は過去10年において毎年1割程度占めているのが現状です。
 火災にならないために、下記の注意事項を守りましょう。
  【注意事項】
  (1)寝たばこはもちろん、歩きたばこやポイ捨てはやめましょう
  (2)灰皿には水を入れ、吸殻は水に浸けて完全に消してから捨てましょう
  (3)ベランダ等で喫煙する際は、周囲に可燃物がないか確認しましょう

本文ここまで