歳末火災予防運動
更新日:2025年12月17日
無事故で新年を迎えましょう!
12月24日から31日まで、「歳末火災予防運動」を実施します。
この運動は、年の瀬を迎えるにあたり、住民の皆様の火災予防意識の高揚を図り、火災の発生を防止し、火災による死者及び財産の損失を防ぎ、無事故で越年することを目的に毎年実施しています。
期間中、当局では以下の項目に重点を置き、火災予防の徹底を図ります。
重点推進項目
1. 住宅火災対策の推進
ストーブ火災の予防広報
2. 特定防火対象物等における防火安全策の徹底
(1)防火管理体制の再確認
(2)避難通路等及び防火戸周辺の物件存置に対する指導の徹底
死者が発生した火災及び全焼火災の原因は?
消防局管内(令和2年度以前は大阪狭山市管内を除く)では、過去10年間の年末年始(12月及び1月)に死者が発生した住宅火災の出火原因は、 ストーブが5件と最も多く、次いで電灯・電話等の配線、こんろ、コンセント・プラグ等の配線器具及びたばこが各1件となっています。
また、全焼火災における出火原因も、ストーブが5件と最も多く、次いで放火(放火の疑いを含む)、コンセント・プラグ等の配線器具、たき火及びこんろが各2件、火遊びが1件となっています。
住宅火災について、死者及び全焼火災の発生状況の主な原因がストーブによるものとなっています。


ストーブによる火災に気を付けて
⽕災を防ぐには、普段からの⼼がけが⼤切です。
冬はストーブの中でも、特に電気ストーブが原因の⽕災により、死者が多数発⽣しております。
無事故で新年を迎えるため、今⼀度、家庭内の⽕災予防について確認しましょう。
建物における防火安全策の徹底をお願いします
年の瀬を迎え、百貨店やスーパーマーケット、飲食店などでは例年より多くの人出が予想されます。火災が発生した場合、大惨事に発展する危険性があるため、防火管理体制の再確認をお願いします。
避難経路や防火戸周辺に物を置いてしまうと、もしも⽕災が発⽣した際に、廊下や階段に置かれた物品が障害物となり、避難を妨げるだけでなく、火災の拡大を招く恐れがあります。
過去の火災でも「階段に物が置かれていた」、「防火戸が閉鎖しなかった」、「避難経路に物が置かれていた」ことが原因で被害が拡大し、尊い命が失われています。日頃から整理整頓を心掛け、防火管理体制を再確認し、階段や避難経路、防火戸周辺には物品を置かないよう徹底しましょう。
火災から命を守るために
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