【報告・発表】《ウェブ募集企画》2023年ベスト本!【北図書館】
更新日:2024年3月1日
投票結果を発表します!
令和5年12月22日から令和6年2月5日(月曜)まで実施しておりました「《ウェブ募集企画》2023年ベスト本!」の結果を一部紹介します。たくさんのご応募ありがとうございました!
おすすめコメントの一部を紹介します!
作品名 | 著者名 | おすすめコメント(原文そのまま) |
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政治は、ケンカだ!明石市長の12年 | 泉 房穂/著 | 小学生の時から「明石市長になる」ことを目標に生きてきた泉房穂氏。政党や組織力に頼らず、市長選挙に挑み、市民からの支持を得てきた理由がわかる。 子育て世代や障害者に目を向け、やさしい社会を実現しようと奔走してきた泉氏のような考えが全国に広がってほしいと思う。 |
神去なあなあ日常 | 三浦 しをん/著 | 主人公 勇気の成長していく様子がとてもワクワクした。林業の様子、村社会の様子が個性豊かな登場人物を通して瑞々しく伝わってきた。オープンで明け透けな一面に拒絶反応もありつつ、その良さに頷かされたり、とっても興味深く、しをんワールドにどっぷり浸れて幸せでした。 |
絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか | 矢野 智司/著 | 絵本を読んでいて動物が並んでいる絵が多いなと思っていた疑問に答えてくれました。なるほど!と膝を打つ本。絵本の好きな方にお勧めします。 |
はちじゅうなな歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし | 多良 美智子/著 | 高齢になってもひとり暮らしを楽しんでいて、子供や友達との距離感も絶妙で老後はこうでありたいと共感するところがたくさんありました! |
兇人邸の殺人 | 今村 昌弘/著 | ミステリーと謎解きの両方が気になり、一気に読んでしまいました。密室のトリックは複雑でとても面白く、文章と館の見取り図を何回も見比べながら読みました。まるで自分も参加してるような(怖すぎますが・・)臨場感でした。図書館のミステリーコーナーで前作の魔眼の匣の殺人を手に取ったのがきっかけですが、この本に出会えて良かったです。ありがとうございました。 |
チャレンジミッケ!4サンタクロース | ウォルター・ウィック/作 | 2歳の子と一緒に何回も読みました。子供が分かる動物を言ってミッケしたり、シーモアを探すのが楽しい。 |
ロバのスーコと旅をする | 高田 晃太郎/著 | 日本人がロバを徒歩旅の道連れとして、イランやトルコ、モロッコを巡った旅行記。危ない人もいる反面、出会った人々の大半は親切で、その中でもロバとの「対話」が面白い。日本での続きを読んでみたい。 |
自転しながら公転する | 山本 文緒/著 | キャッチーなタイトルと表紙に惹かれ、思わずパケ借りしてしまった本です。作者の名前を見た時に恋愛小説かなと身構え、読み始めるとその通りだったので最初はやや後悔したのですが、読み進めていくうちに一気に引き込まれました。主人公の心の狭さや心境がとてもリアルで、若干身につまされながらもハラハラドキドキ楽しめた一冊です。よくよく思い返すと一番面白かった本や好きな本は他にあるのですが、2023年のベスト本と言われて真っ先に思い浮かんだのがこちらの本だったので、この作品に一票です。 |
キャラ絵で学ぶ!徳川家康図鑑 |
千羽 ひとみ/文 | これまで歴史に全く興味がなく、戦国武将の名前もよく知らなかったので、小学生向けの簡単なのがいいと思って読んでみた。歴史の流れとそれぞれの思惑やエピソードがわかりやすく、とてもよかった。シリーズで読めば違った視点からも学べると思うので、続けて読んでみたい。 |
存在のすべてを | 塩田 武士/著 | 前半のミステリー、その「なぜ、誘拐された子供が無事に3年後、きちんと育てられて帰って来られたか?」の謎を徐々に明らかにしていく、後半の人間ドラマが両立している素晴らしい小説だと思います。 |
エヴァーグリーン・ゲーム | 石井 仁蔵/著 | 我が国ではマイナーなチェス、世界ではメジャー、ポプラ社小説新人賞受賞作品です。チェスとの出合いで様々な苦悩から救われ、人生を賭ける少年少女の物語。 |
ツバキ文具店 | 小川 糸/著 | 代書屋の主人公が様々な依頼人の代書の葛藤や、街の人々との交流のお話です。手紙を書くことが少なくなった昨今、気持ちを伝えることの難しさや大切さ、また小さな子が主人公に書く素直な手紙が可愛くてほのぼのしてて、読んだ後、誰かに手紙を書きたくなりました |
トットちゃんの15つぶのだいず | 黒柳 徹子/原案 | 世界各地で戦争や紛争が絶えません。こんな時だからこそ、平和の大切さや食べ物のありがたみを噛みしめたいですね。日本のテレビ放送黎明期から現在に至るまで、お茶の間を楽しませてきた黒柳徹子さん。ユニセフ親善大使として、世界の子ども達の幸せを願ってこられた黒柳さんの体験をもとに絵本という形で、平和について考える時間をいただきました。 |
死は存在しない | 田坂 広志/著 | これまで自分の中で考えていた死生観が大きく揺れ動かされました |
黒い海 | 伊澤 理江/著 | 2022年12月に発行された本です。このような海難事故があったとは全く知りませんでした。これだけ時間と手間をかけて調査した著者の粘り強さに驚きました。そして、事故の顛末にも。ジャーナリズムの原点だと思います。 |
AIリスク教本 攻めのディフェンスで危機回避&ビジネス加速 | 日本IBM AI倫理チーム/著 | AIと流行の生成AIについて、簡単な仮想事例から今までの技術的との違いとそこから発生する従来のITリスクに加えて考慮しなければならないことを図表を交えて簡潔に述べていること。 |
他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論 | 宇田川 元一/著 | 組織マネジメントで必要な「対話」の解像度があがります。 |
心を整える | 長谷部 誠/著 | 長谷部選手の物事に対する考え方がとても素晴らしく、仕事とプライベートのどちらにも参考になりました。多くの人に読んでもらって、心を整えて欲しいです。 |
プロジェクト・ヘイル・メアリー | アンディ・ウィアー/著 | 主人公が目を覚ますと、宇宙船の中でひとりきり。何もわからない状況の中で、主人公に課された「ミッション」の内容が徐々に明らかになります。ぜひ、書籍の内容紹介もできるだけ見ずに読んでみてほしい作品です。 |
柳橋物語 | 山本 周五郎/著 | (1)何回読み返しても感動する(2)登場人物に悪者がいない(3)主人公「おせん」の純真さ、運命にほんろうされてもつつましく生きてゆく姿に感動する(4)時代背景がよくわかる |
日本の心(堺市立図書館未所蔵) | クラレンス・ルドロウ ブラウネル/著 | (1)エピソードや印象記であるが短編にしては内容が充実している。しめくくりの後味が良い。(2)明治(富山県福井県)の生活状況を知る(3)外国(アメリカ)の人の見方もおもしろい |
おでん屋春子婆さんの偏屈異世界珍道中(堺市立図書館未所蔵) | 紺染 幸/著 | 群像劇ですが、一人一人にドラマがあり、青春だったり恋愛だったり人生の振り返りだったり、すごく心に刺さりました。ラストの話では今までの登場人物がすべて同じ目的に向かって動いており伏線回収も素晴らしかったと思います。 |
関連ブックフェアを実施します
令和6年3月20日から4月19日まで、応募いただいた作品を集めた関連ブックフェアを実施します。
ご来館の際はぜひご利用ください。