家での7つのやくそく
更新日:2023年9月6日
「家での7つのやくそく」とは
「家での7つのやくそく」は、平成19年度の全国学力・学習状況調査の結果から、課題の見られた生活・学習習慣の7項目について、改善するよう継続して家庭へ啓発を行っているものです。
教育委員会では、毎月7のつく日を「家での7つのやくそくデー」としています。また、小中学校で「家での7つのやくそくチェックリスト(長期休業前)」を活用しているほか、教育委員会のHPで情報発信を行っています。
規則正しい生活習慣を身に付け、自分の行動を自分で律する力をつけることが、学力向上にもつながります。
毎月7のつく日の「家での7つのやくそくデー」には、生活を見直す機会にしてみませんか。
「家での7つのやくそく」
1 早寝早起きの習慣をつけよう。
生活習慣の基本は睡眠です。質の良い睡眠は、心身の成長を支え、学力の向上にもつながります。早寝を心掛けるためには、帰宅後、すぐに宿題をするなど家庭での過ごし方が重要です。早寝早起きができるように、家での過ごし方について話し合うことが大切です。
2 朝ごはんを毎日食べよう。
本市の約85%の児童、約80%の生徒は、毎日朝ご飯を食べています(令和3年度 全国学力・学習状況調査より)。朝ご飯をよくかんで食べることで、体が目覚め体のリズムを整えることができます。朝、体が目覚めると14~16時間後に睡眠を促すメラトニンが生成され、夜の自然な睡眠につながります。早寝早起きとセットにして余裕のある朝を過ごしてみませんか。
3 家族との対話を大切にしよう。
子どもと日頃から意識的に話をすることで、子どもの変化や成長に気づくことができます。家族が声をかけることは、子どもの健やかな成長の支えとなります。「NoゲームTime」や「NoテレビTime」を決めて、家族で話をするなどの取組をしてみましょう。学校や友達の話を聞き、励ましたりほめたりして、子どもが明日も頑張ろうという気持ちになる時間を過ごしてみませんか。
4 学校に持って行くものを前日に確かめよう。
次の日の準備をすることは、社会に出た時に必要な習慣です。低学年のうちから子どもと一緒に翌日の予定を確認しながら準備をすることを習慣化することが大切です。
5 宿題など自分から進んで勉強しよう。
家庭学習は、児童の自律的に学ぶ力の育成に大きく関わります。毎日30分以上家庭学習をしている児童生徒と、まったくしていない児童生徒の平均正答率を比べると、児童では約13ポイントの差が、生徒では約17ポイントの差があります(令和3年度 全国学力・学習状況調査より)。家庭学習習慣の定着に向け、進んで勉強する姿を認め、励ますことが大切です。
6 テレビやゲームの時間を決めよう。
テレビやゲームの時間を自分で決めて守ることは、自律的な力の育成につながります。子どもと話し合いながらルールを決めて、学習時間や睡眠時間が少なくならないようにすることが大切です。
7 本を読む時間をつくろう。
本を読むことは、豊かな心や人間性、教養、創造力の育成につながります。毎日30分以上本を読んでいる本市の児童生徒は、小6で約31%、中3で約21%となっています(令和3年度 全国学力・学習状況調査より)。家族全員で本を読む「読書Day・読書Time」を決めたり、家族で市立図書館に行ったりするなど、積極的に本に触れる機会をつくってみませんか。
家での7つのやくそく
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