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2018年度 幼児教育研究事業について

更新日:2020年12月28日

 本市では、平成29年度及び平成30年度「幼児教育評価指標及び評価分析に関する調査研究」を神戸大学に委託し、実施しました。
 この調査研究では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を具体化して子どもの姿を的確にとらえるため、「幼児教育評価指標」として「子どもの育ちや学びの姿 振り返りアンケート」を作成し、市内の就学前教育・保育施設28か所の協力を得て調査を行いました。
 この調査により、参加園の5歳児およそ760人の姿をとらえ、個々の子どもの育ちを確認するとともに、園・クラス・保育者が保育の振り返りをすることができました。

調査後のアンケート結果から明らかになったこと

  • 保育者が子ども一人ひとりの育ちをより個別に見取ろうとするようになった。そして、そのような「集団から個への視点の転換」は、保育者自身にとってポジティブなものとして認識されている。
  • 保育者は、調査で用いた評価表を参照しながら評価したことで「10の姿」をより具体的に理解できるようになった。
  • 保育者は「社会生活とのかかわり」に関する育ちの姿を育むような経験をこれまで提供していなかったことに気が付いた。
  • 子どもの育ちを保護者に伝える際の保育者の説明や語彙が専門化した。

「子どもの育ちや学びの姿 振り返りアンケート」の活用等について

 子どもを個別にとらえるための振り返り資料として、また保護者や小学校等に子どもの姿を具体的にわかりやすく伝える上での資料として、就学前の教育や保育に携わる方々に広く活用いただければ幸いです。
 なお、子どもの到達度を相対評価するための資料ではないことを十分ご理解の上、ご活用ください。

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このページの作成担当

子ども青少年局 子育て支援部 幼保支援課

電話番号:072-228-0283

ファクス:072-222-6997

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館8階

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