2024年　第14週(令和6年4月1日から令和6年4月7日)：大阪府

更新日：2024年4月17日

報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（304）　　新型コロナウイルス感染症定点（304）　　眼科定点（51）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症増加続く」

　第14週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,210例であり、前週比0.2%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.09、3.39、2.52、0.48、0.34である。
　感染性胃腸炎は前週比14%減の802例で、中河内6.45、南河内5.31、三島5.06、大阪市北部4.64、豊能4.55であった。
　RSウイルス感染症は28%増の665例で、大阪市北部7.36、中河内5.35、南河内4.63であり、9週連続で増加している。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%減の494例で、堺市4.89、大阪市南部3.83、北河内3.12であった。
　手足口病は14%減の94例で、泉州1.10、中河内0.80、大阪市南部0.72である。
　咽頭結膜熱は25%増の66例で、南河内1.19、泉州0.48、中河内0.45であった。
　
　インフルエンザは54%減の578例で、定点あたり報告数は1.90である。大阪市西部2.87、堺市2.79、南河内2.67、中河内2.29、泉州1.91であり、9週連続で減少している。
　
　新型コロナウイルス感染症は10％減の992例で、定点あたり報告数は3.26であった。大阪市北部3.80、北河内3.78、大阪市東部3.77、泉州3.74、堺市3.72である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第14週(令和6年4月1日から令和6年4月7日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	52	27	56	71	64	81	65	37	43	34	48	578
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	101	60	151	97	79	108	127	76	40	83	70	992
小児科	RSウイルス感染症	37	22	107	107	74	69	46	103	30	29	41	665
	咽頭結膜熱	3	3	3	9	19	4	10	4	0	6	5	66
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	34	12	78	57	42	93	55	24	15	15	69	494
	感染性胃腸炎	100	81	111	129	85	75	51	65	25	20	60	802
	水痘	2	1	3	0	3	1	0	1	1	0	0	12
	手足口病	3	2	5	16	8	9	23	4	4	7	13	94
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	2	1	11	7	7	1	6	5	0	2	3	45
	ヘルパンギーナ	0	1	0	2	0	2	0	1	0	2	1	9
	流行性耳下腺炎	1	1	1	1	0	0	0	0	0	0	1	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	2	2	1	0	1	0	0	3	0	4	4	17
合計		184	126	320	329	239	254	191	210	75	85	197	2210
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	1	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	1	0	0	1	4	1	0				7
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	1	0	0	0	0	0				1