2023年　第51週(令和5年12月18日から令和5年12月24日)：大阪府

更新日：2023年12月28日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「新型コロナウイルス感染症　増加続く」

　第51週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,655例であり、前週比9.0%減であった。
　定点あたり報告数の第1位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で以下、感染性胃腸炎、咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.98、4.95、2.08、0.60、0.52である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比10%減の981例で、泉州7.52、大阪市南部6.33、大阪市西部6.10、北河内6.00、南河内5.63であった。
　感染性胃腸炎は10%減の976例で、南河内7.88、中河内7.75、大阪市西部5.90である。
　咽頭結膜熱は15%減の409例で、北河内3.80、中河内3.10、南河内2.81であった。
　手足口病は8%減の119例で、南河内1.19、堺市1.05、大阪市西部0.90である。
　流行性角結膜炎は4%減の27例で、大阪市東部1.33、南河内1.25、中河内0.80であった。
　インフルエンザは20%減の4,827例で、定点あたり報告数は15.77である。堺市20.72、大阪市西部19.93、南河内19.42、北河内18.34、大阪市北部16.45である。
　新型コロナウイルス感染症は17％増の893例で、定点あたり報告数は2.92であった。堺市3.31、南河内3.29、泉州3.26、北河内3.24、大阪市南部3.22である。第46週以降増加が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第51週(令和5年12月18日から令和5年12月24日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	430	312	752	475	466	601	494	329	299	267	402	4827
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	86	65	133	79	79	96	111	50	48	59	87	893
小児科	RSウイルス感染症	1	0	1	4	3	2	4	2	0	0	0	17
	咽頭結膜熱	39	19	95	62	45	41	37	27	5	19	20	409
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	74	71	150	78	90	95	158	54	61	36	114	981
	感染性胃腸炎	86	89	124	155	126	65	69	79	59	29	95	976
	水痘	3	2	2	4	2	4	16	10	2	2	3	50
	手足口病	5	3	14	17	19	20	10	4	9	6	12	119
	伝染性紅斑	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
	突発性発しん	3	2	9	7	6	3	2	3	1	0	2	38
	ヘルパンギーナ	1	5	3	1	2	4	0	3	0	0	5	24
	流行性耳下腺炎	1	0	2	0	4	0	3	1	0	1	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	3	1	1	4	5	0	2	0	1	8	2	27
合計		216	192	401	333	302	235	301	183	138	101	253	2655
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	2	1	3				6
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0