2023年　第48週(令和5年11月27日から令和5年12月3日)：大阪府

更新日：2023年12月7日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（306）　　新型コロナウイルス感染症定点（306）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎今後も注意を」

　第48週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は 2,758例であり、前週比 3.7％増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.20、4.69、2.86、0.52、0.50である。
　感染性胃腸炎は前週比3%増の1,024例で、南河内7.69、大阪市南部6.44、大阪市北部6.07、中河内5.85、三島5.63であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は11%増の923例で、大阪市西部8.00、大阪市南部6.11、泉州6.00である。
　咽頭結膜熱は5%減の563例で、北河内4.76、中河内4.40、三島4.06であった。
　手足口病は15%減の102例で、三島1.38、南河内0.81、堺市0.79である。
　流行性角結膜炎は13%増の26例で、南河内2.00、三島0.75、泉州0.67であった。
　インフルエンザは10％減の5,366例で、定点あたり報告数は17.54である。中河内21.39、北河内21.24、南河内21.13、大阪市北部20.80、大阪市西部20.13であった。
　新型コロナウイルス感染症は13％増の558例で、定点あたり報告数は1.82である。堺市2.59、大阪市北部2.20、泉州・大阪市東部1.91、大阪市南部1.78であった。第46週から3週続いて増加した。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第48週(令和5年11月27日から令和5年12月3日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	538	351	871	663	507	531	417	416	302	266	504	5366
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	53	45	71	48	41	75	65	44	26	42	48	558
小児科	RSウイルス感染症	0	4	6	1	2	4	3	2	0	0	0	22
	咽頭結膜熱	61	65	119	88	47	45	50	30	6	20	32	563
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	47	67	133	83	62	105	126	49	80	61	110	923
	感染性胃腸炎	125	90	115	117	123	79	71	85	52	51	116	1024
	水痘	3	3	4	3	0	1	2	0	0	5	4	25
	手足口病	9	22	12	7	13	15	12	3	1	4	4	102
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
	突発性発しん	6	1	10	8	2	3	1	4	2	1	3	41
	ヘルパンギーナ	3	3	1	4	2	1	5	2	0	1	2	24
	流行性耳下腺炎	1	0	0	0	2	1	1	0	1	1	0	7
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	3	3	2	3	8	0	4	0	0	3	0	26
合計		258	258	402	314	261	254	276	175	142	147	271	2758
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	1	2	0	1				4
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0