2023年　第46週(令和5年11月13日から令和5年11月19日)：大阪府

更新日：2023年11月24日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（305）　　新型コロナウイルス感染症定点（305）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎　増加続く」

　第46週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,749例であり、前週比6.1%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.97、4.33、3.26、0.62、0.48である。
　感染性胃腸炎は前週比26%増の979例で、南河内6.75、三島5.94、大阪市南部5.83、大阪市北部5.64、中河内5.40であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は3%増の853例で、大阪市西部7.50、泉州6.86、大阪市南部6.00である。
　咽頭結膜熱は11%減の643例で、北河内5.80、中河内4.70、南河内3.88であった。
　手足口病は13%増の122例で、三島1.38、南河内1.13、北河内1.08である。
　流行性角結膜炎は26%減の25例で、南河内1.25、北河内1.17、大阪市西部1.00であった。
　インフルエンザは23%増の4,774例で、定点あたり報告数は15.65である。南河内24.13、北河内20.17、堺市18.83、大阪市西部17.33、中河内17.00であった。
　新型コロナウイルス感染症は4％増の429例で、定点あたり報告数は1.41である。堺市2.52、南河内2.00、大阪市東部1.68、豊能1.54、中河内1.29であった。第36週以降初めて増加に転じている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第46週(令和5年11月13日から令和5年11月19日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	536	273	827	527	579	546	387	317	260	232	290	4774
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	57	29	52	40	48	73	33	22	13	37	25	429
小児科	RSウイルス感染症	0	4	2	0	3	0	0	5	1	0	1	16
	咽頭結膜熱	66	58	145	94	62	39	74	23	14	31	37	643
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	35	58	116	89	86	71	144	24	75	47	108	853
	感染性胃腸炎	124	95	103	108	108	74	83	79	43	57	105	979
	水痘	4	1	9	2	6	3	1	0	0	1	0	27
	手足口病	7	22	27	14	18	10	4	3	5	7	5	122
	伝染性紅斑	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	2
	突発性発しん	7	4	6	6	4	2	5	2	1	2	6	45
	ヘルパンギーナ	0	4	10	6	2	0	3	2	2	2	0	31
	流行性耳下腺炎	1	1	1	0	2	0	0	0	1	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	3	0	7	1	5	1	0	3	2	3	0	25
合計		247	247	427	320	296	200	314	141	144	150	263	2749
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	1				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0