2023年　第44週(令和5年10月30日から令和5年11月5日)：大阪府

更新日：2023年11月9日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（305）　　新型コロナウイルス感染症定点（305）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　増加続く」

　第44週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,210例であり、前週比8.7%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.41、3.37、3.31、0.62、0.38である。
　感染性胃腸炎は前週比1%減の672例で、堺市4.63、南河内4.44、三島4.31、泉州3.90、豊能3.78であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は10%減の664例で、大阪市西部6.20、北河内4.60、大阪市南部3.94である。
　咽頭結膜熱は14%減の653例で、中河内6.05、北河内5.40、南河内4.50であった。第35週以降、10週連続で警報レベル3以上が続いている。
　流行性角結膜炎は14%減の32例で、南河内2.00、中河内1.20、大阪市北部1.00である。
　手足口病は23%減の75例で、南河内1.25、大阪市北部0.50、北河内0.40であった。
　インフルエンザは5%増の4,046例で、定点あたり報告数は13.27である。南河内21.21、大阪市西部19.47、大阪市北部17.00、堺市14.55、三島14.54で、大阪市東部と大阪市南部を除いて注意報レベルを超えている状態が続いている。
　新型コロナウイルス感染症は15％減の471例で、定点あたり報告数は1.54であった。大阪市北部2.53、堺市2.00、大阪市南部1.85、北河内1.76、南河内1.58である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第44週(令和5年10月30日から令和5年11月5日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	452	378	468	382	509	422	413	323	292	189	218	4046
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	39	36	72	30	38	58	53	48	21	26	50	471
小児科	RSウイルス感染症	0	1	2	2	1	0	2	1	2	0	0	11
	咽頭結膜熱	44	52	135	121	72	52	49	33	21	38	36	653
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	36	49	115	75	52	71	65	18	62	50	71	664
	感染性胃腸炎	87	69	69	74	71	88	82	39	19	25	49	672
	水痘	2	4	4	0	2	2	2	0	0	2	1	19
	手足口病	6	6	10	7	20	5	3	7	2	4	5	75
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	3	2	12	5	6	3	3	4	1	2	2	43
	ヘルパンギーナ	0	1	3	1	10	0	6	4	0	2	1	28
	流行性耳下腺炎	2	1	2	1	4	1	0	0	1	0	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
眼科	流行性角結膜炎	1	3	2	6	8	2	2	5	1	0	2	32
合計		181	188	354	292	246	224	214	111	109	123	168	2210
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0