2023年　第42週(令和5年10月16日から令和5年10月22日)：大阪府

更新日：2023年10月26日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（305）　　新型コロナウイルス感染症定点（305）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　注意報レベルを超える」

　第42週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,239例であり、前週比20.1%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.58、3.31、3.14、0.77、0.44である。
　咽頭結膜熱は前週比17%増の705例で、中河内6.30、北河内6.16、南河内4.19、堺市3.05、大阪市北部2.79であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は41%増の653例で、北河内4.84、三島4.25、中河内3.75である。
　感染性胃腸炎は13%増の619例で、堺市4.79、南河内4.13、大阪市南部4.11であった。
　流行性角結膜炎は3%増の40例で、大阪市西部2.00、中河内1.20、北河内1.00である。
　手足口病は18%増の87例で、三島1.19、大阪市北部0.86、南河内0.75であった。
　インフルエンザは36%増の3,438例で、定点あたり報告数は11.27となり、注意報レベルである10を超えた。ブロック別では、泉州22.79、堺市16.17、中河内12.45、大阪市北部12.21、南河内9.25である。
　新型コロナウイルス感染症は9％減の771例で、定点あたり報告数は2.53であった。泉州3.65、南河内3.63、大阪市北部3.26、堺市3.10、大阪市南部2.67である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第42週(令和5年10月16日から令和5年10月22日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	291	222	347	386	222	469	775	232	136	135	223	3438
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	59	47	87	60	87	90	124	62	38	45	72	771
小児科	RSウイルス感染症	0	0	6	8	3	0	2	3	1	1	2	26
	咽頭結膜熱	60	44	154	126	67	58	53	39	26	38	40	705
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	44	68	121	75	51	67	61	24	35	41	66	653
	感染性胃腸炎	77	59	49	60	66	91	70	32	24	17	74	619
	水痘	5	2	4	4	2	1	5	0	3	1	2	29
	手足口病	9	19	5	10	12	2	6	12	0	6	6	87
	伝染性紅斑	0	0	1	0	1	0	0	0	0	0	0	2
	突発性発しん	3	1	7	7	1	1	1	3	1	1	3	29
	ヘルパンギーナ	4	1	3	6	6	3	2	6	0	0	5	36
	流行性耳下腺炎	0	2	2	2	0	1	2	0	0	3	1	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	3	2	6	6	3	4	2	2	4	5	3	40
合計		205	198	358	304	212	228	204	121	94	113	202	2239
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0