2023年　第22週(令和5年5月29日から令和5年6月4日)：大阪府

更新日：2023年6月8日

今週の報告定点数
小児科定点（192）　　インフルエンザ定点（291）　　新型コロナウイルス感染症定点（291）
眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「ヘルパンギーナ　増加続く」

　第22週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は3,131例であり、前週比4.6%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.57、3.34、2.95、2.74、0.75である。
　感染性胃腸炎は前週比8%減の1,070例で、南河内9.69、三島9.06、中河内7.06、堺市5.53、北河内5.13であった。
　RSウイルス感染症は13%減の642例で、大阪市北部7.93、南河内7.50、大阪市東部3.87である。
　ヘルパンギーナは110%増の566例で、泉州4.30、大阪市南部4.22、大阪市北部3.79であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は11%増の526例で、北河内5.50、南河内4.44、中河内4.22である。
　咽頭結膜熱は17%減の144例で、南河内1.44、大阪市東部1.27、泉州1.15であった。
　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は前週比21%増の968例で、定点あたり報告数は3.33である。
　堺市4.03、南河内4.00、北河内3.68、大阪市東部3.59、泉州3.26であった。
　5類感染症に位置づけられて以降、3週連続で増加した。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第22週(令和5年5月29日から令和5年6月4日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	33	14	17	36	20	26	4	13	16	16	17	212
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	107	71	140	72	96	117	101	63	48	79	74	968
小児科	RSウイルス感染症	50	33	76	36	120	55	41	111	24	58	38	642
	咽頭結膜熱	7	2	24	12	23	6	23	8	9	19	11	144
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	25	13	132	76	71	57	12	29	7	38	66	526
	感染性胃腸炎	97	145	123	127	155	105	102	63	49	27	77	1070
	水痘	0	0	0	3	0	1	5	2	0	0	1	12
	手足口病	15	2	11	3	10	19	6	5	1	15	5	92
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	1	1	0	0	0	1	4
	突発性発しん	6	6	10	4	6	3	8	3	2	1	3	52
	ヘルパンギーナ	52	45	49	59	28	68	86	53	23	27	76	566
	流行性耳下腺炎	3	1	3	1	4	1	3	0	2	0	1	19
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	2	4
合計		256	247	428	321	419	316	287	274	117	185	281	3131
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0