2023年　第4週(令和5年1月23日から令和5年1月29日)：大阪府

更新日：2023年3月28日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ注意報レベル超え続く」

　第4週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,523例であり、前週比2.2%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、それぞれ6.56、0.57、0.15、0.14、0.13である。
　感染性胃腸炎は前週比1%増の1,272例で、南河内10.69、大阪市北部9.64、中河内7.15、泉州6.47、北河内6.28であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は48%増の111例で、大阪市南部1.61、北河内0.92、南河内0.81である。
　咽頭結膜熱は13%減の28例で、南河内0.44、大阪市南部0.33、大阪市東部0.29であった。
　RSウイルス感染症は73%増の26例で、南河内0.50、北河内0.28、大阪市東部0.14である。
　流行性角結膜炎は 14％減の6例で、堺市0.40、南河内・大阪市南部0.25であった。
　インフルエンザは19%増の7,254例で、定点あたり報告数は24.34である。南河内41.04、大阪市北部35.35、堺市33.86、大阪市西部33.53、府内4ブロックで警報レベルを超えた。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第4週(令和5年1月23日から令和5年1月29日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	440	365	1004	715	985	948	815	707	503	311	461	7254
小児科	RSウイルス感染症	3	1	7	1	8	2	0	2	0	2	0	26
	咽頭結膜熱	4	0	2	1	7	0	2	1	1	4	6	28
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	7	23	11	13	9	11	3	1	1	29	111
	感染性胃腸炎	141	100	157	143	171	110	123	135	42	42	108	1272
	水痘	2	0	2	6	1	2	2	0	0	0	1	16
	手足口病	2	2	6	2	5	0	1	0	0	1	0	19
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
	突発性発しん	4	0	5	4	3	0	3	4	2	1	3	29
	ヘルパンギーナ	0	0	2	0	1	2	3	0	0	0	1	9
	流行性耳下腺炎	1	1	1	1	0	0	0	1	0	0	1	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	0	0	0	1	1	2	0	0	0	1	1	6
合計		160	111	205	170	210	127	145	146	46	52	151	1523
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0