2023年　第3週(令和5年1月16日から令和5年1月22日)：大阪府

更新日：2023年3月28日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　流行拡大」

　第3週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,490例であり、前週比33.9%増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.49、0.39、0.24、0.16、0.13である。
　感染性胃腸炎は前週比38%増の1,260例で、南河内9.81、大阪市北部8.36、堺市7.11、大阪市西部7.00、豊能6.78であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は47%増の75例で、大阪市南部0.94、大阪市北部0.57、中河内0.50である。
　咽頭結膜熱は60%増の32例で、大阪市東部0.36、大阪市南部0.33、北河内0.32であった。
　流行性角結膜炎は40%増の7例で、三島0.75、泉州0.33、中河内0.20である。
　インフルエンザは67%増の6,097例で、定点あたり報告数は20.46である。
　大阪市西部39.20、南河内31.33、大阪市北部29.35、泉州23.50、堺市23.29であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2023年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2023年　第3週(令和5年1月16日から令和5年1月22日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	228	298	834	649	752	652	752	587	588	334	423	6097
小児科	RSウイルス感染症	1	1	2	1	3	5	0	2	0	0	0	15
	咽頭結膜熱	4	0	8	0	2	5	2	0	0	5	6	32
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	8	12	10	5	5	4	8	3	2	17	75
	感染性胃腸炎	156	97	158	113	157	128	97	117	70	60	107	1260
	水痘	1	2	4	4	2	1	1	0	2	0	0	17
	手足口病	8	0	6	5	4	2	0	0	0	0	1	26
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1
	突発性発しん	10	4	9	6	4	2	6	1	0	3	1	46
	ヘルパンギーナ	1	1	0	2	1	1	2	0	0	0	0	8
	流行性耳下腺炎	0	0	1	0	1	0	0	0	0	0	0	2
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	0	3	1	1	0	0	2	0	0	0	0	7
合計		182	116	201	142	179	149	115	128	75	71	132	1490
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	1	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0