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2023年 第14週(令和5年4月3日から令和5年4月9日):大阪府

更新日:2024年8月13日

今週の報告定点数
小児科定点(195)  インフルエンザ定点(297)  眼科定点(51)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 今後の動向に注意」

 第14週の小児科定点疾患・眼科定点疾患の報告数の総計は1,356例であり、前週比10.5%増であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.44、1.18、0.63、0.28、0.22である。
 感染性胃腸炎は前週比11%増の865例で、南河内7.88、泉州5.65、中河内5.10、大阪市西部4.80、三島4.53であった。
 RSウイルス感染症は5%増の231例で、大阪市北部3.29、北河内1.52、大阪市西部1.50である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は11%増の123例で、中河内1.00、大阪市南部0.94、北河内0.88であった。
 咽頭結膜熱は57%増の55例で、大阪市北部0.50、堺市・南河内0.44である。
 インフルエンザは32%減の342例で、定点あたり報告数は1.15であった。
 南河内2.67、大阪市北部1.65、豊能1.63、大阪市南部1.12、堺市1.07である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2023年 第14週(令和5年4月3日から令和5年4月9日):大阪府
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 57 14 37 28 64 30 18 33 10 22 29 342
小児科 RSウイルス感染症 14 11 38 25 8 12 17 46 15 20 25 231
咽頭結膜熱 5 5 5 4 7 8 5 7 2 4 3 55
A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
5 4 22 20 8 15 12 11 1 8 17 123
感染性胃腸炎 74 77 104 102 126 67 113 56 48 31 67 865
水痘 3 0 1 3 0 1 1 0 0 2 2 13
手足口病 1 0 0 1 1 2 0 0 0 0 1 6
伝染性紅斑 0 0 0 0 2 1 0 0 0 0 0 3
突発性発しん 10 2 7 5 5 0 1 3 5 1 4 43
ヘルパンギーナ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 4
流行性耳下腺炎 0 0 2 0 1 2 0 1 0 0 0 6
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
流行性角結膜炎 4 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 7
合計 117 99 179 163 158 108 149 125 71 66 121 1356
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 1 1
マイコプラズマ肺炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 0 0 0 1 0 0 1

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