2022年　第4週(令和4年1月24日から令和4年1月30日)：大阪府

更新日：2022年2月4日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　増加の兆し」

　第4週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,340例であり、前週比22%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、流行性角結膜炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.63、0.37、0.26、0.15、0.13である。
　感染性胃腸炎は前週比25%減の1,109例で、南河内9.31、泉州8.30、堺市6.58、中河内6.00、大阪市北部5.86であった。
　RSウイルス感染症は24%増の72例で、南河内1.19、大阪市北部1.00、大阪市南部0.53である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は9％減の51例で、大阪市南部0.79、泉州0.70、北河内0.31であった。
　流行性角結膜炎は75%増の7例で、泉州・大阪市東部0.33、大阪市南部0.25である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2022年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2022年　第4週(令和4年1月24日から令和4年1月30日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	1	1	0	0	2	0	0	0	0	0	0	4
小児科	RSウイルス感染症	1	0	7	2	19	9	1	14	4	5	10	72
	咽頭結膜熱	1	0	1	3	3	2	1	3	0	1	3	18
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	3	8	6	2	1	14	0	0	1	15	51
	感染性胃腸炎	108	62	151	120	149	125	166	82	37	21	88	1109
	水痘	0	0	0	1	1	1	1	13	0	0	0	17
	手足口病	2	3	1	1	11	0	3	0	0	1	0	22
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
	突発性発しん	1	3	4	6	6	0	3	2	0	1	5	31
	ヘルパンギーナ	1	4	0	0	0	0	0	0	0	1	0	6
	流行性耳下腺炎	0	1	3	0	1	0	0	0	1	0	0	6
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	0	0	0	1	0	0	2	1	0	2	1	7
合計		115	76	175	141	192	138	191	116	42	33	122	1341
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	1	0	0				1