2021年　第27週(令和3年7月5日から令和3年7月11日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　再び増加」

　第27週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,479例であり、前週比0.7％増であった。
　定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.98、2.94、0.44、0.41、0.34である。
　RSウイルス感染症は前週比8％増の588例で、大阪市西部4.80、北河内4.73、南河内4.63、大阪市北部3.57、泉州3.26であった。
　感染性胃腸炎は5%減の580例で、中河内4.45、南河内4.25、泉州3.95である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は4％増の87例で、三島0.82、中河内0.80、大阪市南部0.72であった。
　咽頭結膜熱は23％減の66例で、中河内0.70、大阪市北部0.50、豊能0.48である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第27週(令和3年7月5日から令和3年7月11日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1
小児科	RSウイルス感染症	56	30	123	43	74	56	62	50	48	12	34	588
	咽頭結膜熱	11	7	3	14	4	4	7	7	3	0	6	66
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	14	11	16	11	6	9	3	2	1	13	87
	感染性胃腸炎	32	38	90	89	68	39	75	55	25	16	53	580
	水痘	3	1	4	1	0	2	1	1	0	2	1	16
	手足口病	5	0	4	0	3	2	2	1	0	0	2	19
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	0	2
	突発性発しん	21	1	9	14	6	9	4	5	3	0	9	81
	ヘルパンギーナ	3	0	2	0	3	2	1	2	3	0	1	17
	流行性耳下腺炎	2	3	2	4	1	3	2	0	2	1	1	21
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	0	2
合計		134	94	248	182	171	123	165	124	86	32	120	1479
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	1	0	0	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	1				1